心のケア(全学年編)新学期の苦悩から自由になる方法とは?

あるデータによると青少年の自殺が最も多いのは今も昔も9月1日だとのこと。この日は、 (地域やカレンダーでズレたりしますが) 新学期が始まる日です。 大人でも長い休み明けはつらいもの、まして何らかの学校での悩みをかかえていれば、新学期の登校のつらさは容易に想像できます。 私たち大人はどうすれば良いのでしょうか? 専門的なことはわかりません。しかし、これしか道がない、... (続きを読む)

五公五民(現代の既得権益の話)

五公五民  意味 江戸時代の年貢を納める率について農民の取り分と農民が納める年貢とが5:5の割合であったことをいう。江戸初期は四公六民であったが、八代将軍徳川吉宗の享保年間の頃から五公五民となったといわれる。  歴史の勉強をすると、五公五民という言葉が出てきて、「半分も持っていかれるのか。ひどいな」と感じます。それに比べて現在は…。あれ?  日本では最近税負担はかなり大きくな... (続きを読む)

本当に適切な時期なんですか?夏の大会や試験

  そろそろ夏休みも終わりが近づいてきました。  従来からあった休み明けの課題テストや実力テストの他に、前後期制を用いている学校では、休み明けすぐに定期テストが行われることも多くなりました。  色々な考えがあってそういうスケジュールになっているのだと思いますが、昔と比べて今の中学生は大変そうです。 夏休みに入っても部活、大会、ようやくお盆休みで一休みとなったら、すぐに夏休... (続きを読む)

世界が仮想現実であるという仮説を考えてみることの価値とは?

 高校生を指導していると、物理でヤングの光の干渉性の実験というものを指導することがあります。光路差が光波の整数倍になるかどうかで明線・暗線を観察して考察するという問題でかなりポピュラーな問題です。 二重スリット実験  実は、このジャンルにごく近接した内容のものとして、皆さんもご存知かもしれませんが、有名な量子力学の二重スリット実験があります。ヤングの実験の光の代わりに電子を使って粒子... (続きを読む)

わかることへのものさし

 何かについて会話をしているときに、お互いに話していることへのイメージが食い違うことがあります。 「目印は大きな入口」とか「いつも来ている人」というような受け取り方の違うあいまいな言葉によって生ずることもありますが、それだけでなく、人が持つ主観が千差万別であることにもよると思います。  「わかり合う」ということは簡単そうに見える場合も意外に難しかったりします。そして、わからな... (続きを読む)

【日進月歩】ほんとに正しいの?「進化論」

日進月歩 意味:日に日に、絶えず進歩すること。とどまることなく急速に進歩すること。 進化論への疑問  ダーウィンの進化論については、これまで学校でもメディアでも間違いのない真実のように扱われてきました。  しかし、こんな疑問が挙げられていることを知りました。 「もし進化論が本当でサルが人間に進化したのなら、どうしてサルから人間になりかかっている生き物(中間種)が出現... (続きを読む)

【日進月歩】ご存じですか?「ガリ版印刷」

日進月歩 意味:日に日に、絶えず進歩すること。とどまることなく急速に進歩すること。  21世紀に入って世の中の変化のスピードはどんどん速くなり、科学技術も日進月歩の発展を見せています。  クラス会で、「そういえば文集をガリ版印刷で作ったなあ」という昔話が出ました。 ガリ版印刷なんて、今では大人でも知らない人が多いんじゃないでしょうか。 昭和50年頃私の卒業した小... (続きを読む)

台風こわい

台風の心配  台風が西日本を通過していますが、大雨についてはこの地域はまだのようです。今回学校がお休みで、かつ、お盆でもあるので、部活動なども含め登下校時の危険などが回避できたのは幸いでした。  自分が子供の頃は台風で学校がお休みになると、ただ単純にうれしかったですが、大人になるとそうもいきません。 自分の子供の安全、仕事をどうするのか、自宅の暴風対策は大丈夫か、次々に... (続きを読む)

夏休みの宿題を本当に役に立つものにするには?

昔も今も夏休みの宿題は生徒たちを悩ませる存在です。  大人になると、「冷えたクーラーの中勉強ができて何を甘えているのか」と思ったりしますが、当の本人は与えられたノルマをこなすのが大変で楽しくはありません。  楽しいイベントのことを考えてワクワクしていたほうがマシです。  宿題の内容は相変わらずです。小学生なら夏休みの日誌だったり、中学生なら5教科を復習する「夏の... (続きを読む)