【解答のコツ】自分では正解と思った解答が×にならないための方法とは?

予想外に×になる解答

 テストの際に自分では「やった。これだ」と確信して答えたのに不正解になることがあります。

なぜそう言えるかというと、指導の際に×をつけるたびに首をかしげる生徒が時々いるからです。

そういう生徒は、記述の問題を自信満々に書いて間違いなく正解と思っているのに、私が×をつけるので、「そんなはずはない」という顔をします。

 しかし×になるには、もちろん理由があります。

一番多い理由は、問題文の指示に合わせた解答をしていないということです。

 たとえば、「三国干渉について、日本の置かれた状況に触れつつ簡単に説明しなさい」という問題があった場合に、「日本に対してフランス、ロシア、ドイツが○○という点で干渉した」というような解答をしても、「日本の置かれた状況」に触れていないため×になります。

 このような例でなくもっと簡単な例で言えば、「抜き出しなさい」と「まとめなさい」は違いますし、「一文をさがし」と「部分を書きなさい」では答えは違ってきます。

 こういう違いについて一向に注意せず答えてしまっているということです。

問題文の指示を読み飛ばす生徒の心情

 では、このようなタイプの生徒はどうして毎回問題文の指示を無視して、自分の書きたい答えを書き、間違っていると「なぜ?」という顔をするのでしょうか。

 それは問題文の要求水準を誤ってとらえているからだと思います。

 問題というものはクイズ大会と同じで、聞かれたことの答えを見つけてそれをすぐ知らせればよいと思っている可能性があります。

クイズの場合、正解を探す⇒答えを早く見つける⇒とにかく答えを言うという手順がとられますが、答えを言うとき「言い方」はあまり問題になりません。

だからクイズのように問題をとらえている生徒は、「解答の仕方」の部分はどうでもいいと考えてしまっているのです。

 要は問題文の要求は、正解箇所を探す、あるいは正解内容を大雑把に表現するというレベルまでだと勘違いしています。

 この意識がある限り、同様のミスはずっと続いてしまうことでしょう。

問題文の内容だけでなく形式をよく読むようにする

 この場合の対策としては、問題文の指示を隅々まで読んで正しい内容を答えるだけでなく、指示に形式的に合った答え方をするという当たり前のことを行うしかありません。

 具体的には特別指示の部分、上記の例で言えば「 日本の置かれた状況に触れつつ 」「抜き出しなさい」「まとめなさい」「一文をさがし」「部分を書きなさい」 などにアンダーラインを引いてミスを防ぐと良いと思います。

 ただ、一番重要なのは意識です。

「出題者はそんな大雑把なことを聞いているのではない」ということに気づくことが、実は圧倒的に重要です。そのことに気づきさえすれば、自然と注意をするようになるのです。

 このような間違いを繰り返している生徒は、変化球を投げる投手に対していつも直球が来ると思ってバットを振り回しているのと同じ状態です。ボールをよく見ているかどうか以前の問題であることが実際は多いように感じます。

 だから、まず相手が変化球を投げてくることがあると気づくのが、対策の第一歩となるのだと思います。それに気づけば思ったより早く改善できるのがこのタイプの間違いなのです。

 今後も皆様のお役にたつ情報をアップしていきます。


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