考える楽しさ「この世界はやっぱり仮想現実?」

仮想現実(バーチャルリアリティー)

仮想的な世界を現実の世界のように見せる技術のこと。技術の進歩により、そこに実際に世界が広がっているように実感できるVR(バーチャルリアリティー)がすでにゲームや映像の世界で普及し始めている。たとえば家を建てる時に実際に完成した家に自分がいることを体験できるようなこともできるので、商業的にも非常に有益な技術である。

この世界が仮想現実である可能性

 私も以前に書きましたが、この世界が仮想現実であるかもしれないという話は、ユーチューブなどでも動画がたくさん出ているのでご存じの方もみえるかと思います。

 私は教師ですので、考えることという側面からこの話を取り上げてみたいと思います。

 おそらく大多数の方は過去に一度はこう思われたことがあるのではなないでしょうか。

「神様お願い。お守りください」

 私たちは自然に誰に言われるでもなく、この世界のすべてを司っている万能の力の存在を意識することがあるように思います。

少なくとも私は子どものころよく思いました。

そして、自分だけは守ってもらえると信じたりしていました。勝手な思い込みですが、これについてはたぶん多くの方が賛同してくれるのではないかと思います。みんな思ってますよね。

 なぜそう思うのかといえば、子どものころに受けた教育や、宗教を信じている方であればその宗教などがこの感覚をもたらしているのでしょう。

 しかしこの感覚の背後には、私たちの潜在意識の中にある、この世界が誰かによって作られた世界であるかもしれないという疑問がある気がします。

時間の遅れ

 物理学の相対性理論の内容で、①光の速度に近い速さで飛ぶロケットの中では時間の流れが遅くなるということ。②また、重力がとても大きいところでは時間の流れが遅くなるので、惑星の近くなどでは時間が遅れるということ。これら2つのことは最近実験で立証されて、GPSでも時間の遅れがあっても困らないように微調整されている。

なぜ自然に時間が遅くなるということが起こるのか

 私たちの感覚では、時間というものはどんなときも同じように時を刻んでいるものです。もちろん主観的な時間というのはありますが、時計で図る客観的な時間は不変というのが当たり前です。

 だから状況によって時間が遅くなるなどということは、実感が持てませんね。

 光の速度に近づくことで時間が遅れることについては映画「猿の惑星」でも描かれていて有名な話ですが、浦島太郎の話が実はこれと同じ話だったのではないかという説もあります。

 重力が大きい場所で時間が遅れるということについては、更に実感が持てませんが、科学的にそういうものだと言われると「なるほどそうか」と思ってしまっていました。

考える楽しさ

 どうでしょう? 重力が大きい場所だけ時空が歪むから時間が遅いなんてことが自然に起こるはずがないと感じる方が実は普通な気がしませんか。

私は重力と時間のこのような関係を聞いても何かしっくりきません。

 今はSF映画なども普通に見ることができるので、イメージでそういうものかと感じてしまいがちです。それにあのアインシュタインが言っているので疑いをはさむのは大変勇気がいりますが…。

 でも、これがゲームの中なら別です。ゲームの中の世界は計算ですべて構築されているため、重力という要素が、別の時間という要素に影響を与えることは十分にあり得るからです。

現に負荷が大きくかかると処理速度が遅くなって動作が遅くなるということをゲームをやったことのある方なら経験をしたことがあると思います。

 ではこの世界が仮想現実でゲームの中のような世界だったとしたらどうでしょうか。重力が時間に影響を及ぼすことは無理なく説明ができます。

 今、量子力学の世界でこの世界が仮想現実ではないかと考えられ始めているのは、このような考えからの主張です。

 さあ、みなさんはどちらが正しいと思いますか?

 アインシュタイン派ならば、この世界は自然にできたものということになりますが、ゲーム的な世界というならば、この世界は誰かが創った仮想現実の世界になります。未来のAIが創造主かもしれません。

 もし仮想現実だったからといって、今日の昼ごはんが偽物になるわけではありませんが、こういう日常とかけ離れたことをあれこれ考えていると時間を忘れてしまいます。

 みなさんも一度考えてみてください。考えるのは実に楽しいですね。 


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