【小学算数のコツ】文章題を解くために必要な「イメージング」とは?

文章題になるとかけ算ばかりの答えを書く生徒  小学校の算数で、文章題を苦手に感じている生徒はかなりいると思います。 計算ドリルのような問題はスイスイと解いても、文章で聞かれるとまるっきりお手上げになってしまう生徒もいます。  これは本人に能力がないということではなく、最初にやり方をしっかり教えてもらっていないことによって、苦手意識が出来てしまった場合がとても多いです。 ... (続きを読む)

【学習のコツ】なかなか忘れない覚え方とは?

時間ばかりかかってなかなか覚えられない人は、やり方を誤解している  よく見かけますが、時間をかけ暗記をしようとして一生懸命ノートに書いて、それを繰り返している生徒がいます。 そんな生徒に、そこに書いてあることを覚えているか2、3聞いてみます。  驚いたことに半分も答えられません。  今書いていたところなのにです。 大変びっくりしますが、実はこれは特別な例では... (続きを読む)

【対策学習のコツ】対策の合理性を上げるために重要な「捨てる何か」とは?

合理的な対策が結果を生む  テスト対策・受験対策で直前期にどんな学習が重要かと聞かれれば、「合理的な学習」ということになります。  よくテストが近づいてきて、課題が終わった生徒が「やることが済んで、何をやったらいいかわからない」と言っていることがありますが、課題が終わっても、意識して自分の弱点を埋めるようなやり方をしなければ、それは対策をしたことにはなりません。  対策... (続きを読む)

紅葉の季節【四季を愛でる文化】

 紅葉のシーズンがやってきました。  最近は秋と言っても、10月くらいまでは結構暑い日もあるので、夏の次にいきなり晩秋というイメージになってしまっている気がしますが、紅葉を見ると「ああ、秋なんだな」と実感することができます。  今日私が見たのは山間部の紅葉で、まだまだ紅葉は始まったばかりの感がありますが、ついこの間までは緑一色であった山々が赤や黄色に色づき始めるのを... (続きを読む)

【すべての学習の原動力】子どもの学力を一番伸ばしてくれる「わかる喜び」とは?

「36627195 は3でわり切れますか」  こんな問題があります。中学受験以外では高校で少し出てくる程度の問題なのであまりなじみがないかも知れません。 とりあえずわり算をしてみる人が多数ではないでしょうか。 答えは「わり切れます」  でも計算では時間がかかりますね。 ご存じの方もいると思いますが、簡単な方法があります。 3+6+6+2+7+1+9+5=... (続きを読む)

【学ぶのは常に失敗から】いつでも成功が続く考え方とは?

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし 「甲子夜話」に出てくるこの言葉は、プロ野球の野村克也氏の座右の銘として有名です。  野球の勝ち負けでもそうでしょうが、この言葉は、うまくいっているときには、なぜうまくいっているかわからないことがありますが、失敗には必ず原因があるということを表したものです。  失敗をしたときには、人は必ずショックを受けます。  しかし... (続きを読む)

世界を創造しているのは自分【考え方を変えれば一瞬で世界が変わる】

自分の思っているところではウケないスピーチ  今日あるところでスピーチをしました。  スピーチをするときはいつも思うのですが、聴衆の心をつかむことは簡単ではありませんね。今日の出来は自分の中ではあまりよくありませんでした。  スピーチでは、自分が「ここで聴衆がウケるんじゃないか」と思って準備したところで全く反応がないことがある反面、まったく予想もしなかったところで大きな... (続きを読む)

【学習のコツ】差をつける「スッと学習に入る」習慣とは?

意気込むときほど取り掛かりが遅い  この時期は各学校でテストが行われるため、生徒たちはそのための対策をする時期を迎えています。しっかり計画をして結果を出していきたいところです。  しかし実際に勉強をするときに、いざ机の前に座ったらいろいろ雑多なことを初めてしまい、肝心の対策学習をほとんどできないで終わってしまったなんてことはありませんか?  実はこれはよく聞く話なんです... (続きを読む)

【教師に求められること】生徒にとって一番良い先生とは?

優秀な教師がその生徒にとって最適な教師とは限らない  教師に必要な能力というと、学力やわかりやすい説明をする力、コミュニケーション能力、リーダシップを発揮できること、巧みな話術など多岐にわたると思います。  では、そういった能力をすべて兼ね備えた教師が、常に生徒にとってベストな教師でしょうか?  実はそうではないのです。  ずいぶん昔の話ですが、私の知っているある... (続きを読む)

【成績上昇のコツ】自分で限界を作る「思考の壁」を破る方法とは?

成績が変動しなかったり頭打ちになる本当の理由とは  一生懸命勉強して学習習慣も悪くない生徒が、意外に順位が伸びてこないときまず疑うのは、以前も書いたようにアウトプットの際に何か理由がないかということですが、それ以外の要因として本人に「思考の壁」がある場合があります。  生徒の順位がずっとほぼ同じであることがあります。記録ミスでなく正確に同じ順位を複数回取る生徒は珍しくありませ... (続きを読む)