【時間がある時の好奇心】「ゴールデン」「ウィーク」と「ステイ」「ホーム」の品詞名って何?

英語の品詞は意外と簡単

 文法で品詞というと、国語の品詞や古典の品詞がまず頭に浮かびますが、得意であるという人は割と少ないかもしれません。

変形(活用)によって形が変わるところが理解を難しくしているのだと思います。

これに対して英語の文法では

品詞が何かということは問題として直接聞かれるようなことは少ないです。

 それよりもむしろ文の仕組みに絡んだ理論(仮定法や関係詞など)の学習の比率の方が大きくなります。

でもごく基本的な品詞については考え方を知っておくといろいろな場面でメリットがあります。

「この品詞はここにくるはずがない」ということで難易度の高い並び替えなどをうまくクリアできることもあるのです。

 今回は役に立つ品詞のポイントについてお伝えします。

 学校休校中で時間がある今、周りにあるちょっとした言葉にも意外な品詞の用法のポイントがあることを知っておくのも面白いですよ。

ゴールデンとゴールドはどう違う?

 新型ウィルス問題で、今年は「ゴールデンウィークでなくてステイホームウィークと呼ぶ」という話が巷で言われているようですが、

ゴールデンウィークの「golden(ゴールデン)」は「金色の・黄金の」という意味の言葉で形容詞です。

形容詞は英語の場合、名詞を修飾する形で登場する場合が多くあります。

たとえば、big(大きい・形容詞)は

a big bag のように、名詞(bag かばん)を修飾した形でまとまった句を作ります。

ゴールデンウィークもこれで、同じ言い回しで言えば a golden week (黄金週間)と言ったところでしょうか。

 ではゴールドというのはどういう位置づけになるのでしょう。

gold は形容詞として「金色の」として使われることもありますが、単に「金」という意味で名詞で使われることがある単語です。

 a gold watch (金色の時計)という場合はゴールデンと同じく形容詞ですが、

たとえば It is my gold 「それは私の金(きん)です」というように、名詞として使われることもあります。

 このように1つの単語が形容詞の場合もあれば名詞の場合もあるという所が品詞の学習で混乱をしやすくなる理由となっていることがあります。

もっともウィーク(week)は時を表す副詞句を作ることは多いですが、単独ではほぼ名詞のみとして使われます。言葉によりそれぞれ異なるところが大きいというのも語学の難しいところではありますね。

ステイは動詞?それとも…

 ステイホームの「ステイstay」も複数の品詞として使われることがある単語です。

I stay home.という場合にはstay は「留まる・滞在する・居る」という意味で動詞として使われていますが

Enjoy your stay .「あなたの滞在を楽しんで」という場合はstayは「滞在」の意味になり名詞として使われています。

これは国語でもよく出てくる動詞⇔名詞のパターン(転成名詞)と似ているので割と理解はしやすいかもしれません。

国語では「走る」という動詞を語尾を変えるだけで「走り」という名詞に、「踊る」という動詞を「踊り」という名詞に変えてしまうことができます(転成名詞)が、

 イメージとしては似ていますね。

ホームは副詞の場合もある

ホームというと多くの人が「家」と考えて名詞と思いがちですが、

実はhomeは、名詞・形容詞・副詞・動詞の4つの使い方がある単語です。

たとえば my home (私の家)なら名詞ですが

a home town (地元の町)ならtownという名詞を修飾しているので形容詞です。

またHe homes in the evening.「彼は夜帰宅します」というように「帰宅する」という動詞の場合もあります。

 そして意外に一番良く使われている感があるのは

副詞としてのhome です。

この場合homeは「家」ではなくて「家に・家へ」という意味となり動詞などを修飾します。

come home (家に帰る)のような場合です。

したがってステイホームのhome (ホーム・家に)も副詞です。

好奇心と学習のきっかけ

 今回は巷で話題になっている「ゴールデンウィーク」と「ステイホーム週間」という言葉から英文法の品詞を取り上げてみました。

こんな言葉も少し角度を変えて見ると学習の題材になります。

自分で調べて見ても面白いことはたくさん出てきます。

ちょっとしたことに意識を向けて「これは何だろう?」と考えると、世の中には興味を持てるものは無限にあることに気が付きます。

 勉強という堅苦しい枠の中ではなく、もっと気楽なことでもいいです。

時間があるこんなときには、周りをゆっくり見回して興味を持てる題材を探してみるのもいいと思います。

今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。

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