【高校化学の謎】一生懸命勉強するのに、それがどんな現象かみんな知らない「エステル結合の加水分解」って何?

エステル結合の加水分解  今も昔も高校の化学で非常によく登場してきて、化学を学ぶ高校生ならだれもがその名前を聞いたことがあるのが「エステル結合の加水分解」です。  加水分解(加水分解)というのは、文字通り「水を加えると分解する」という現象ですが、この学習をするときにはエステル結合(ーCOOーで表す)の学習をしていて、これが水(H₂O)と触れると結合が切れてしまって、酸とアルコ... (続きを読む)

【アウトプット対策】「解答に時間がかかる」は性格ではありません。単にやり方の問題です。

解答に時間がかかり過ぎる  テストを受験する場合にいつも問題になるのは、解答時間です。 出題者の出し方の問題もありますが、他の人よりずっと解答に時間がかかる、あるいはその時は時間がかかってしまったという事は誰でも経験があると思いますが いつも時間がかかるというのが自分の特性だと思い込んでいる人が結構いるようです。  しかしこれは性格の問題ではなく単に解法のテクニッ... (続きを読む)

【準備と段取り】なぜあなたは「定期テスト」が苦手なのか?

定期テストと実力テスト  中学校でも高校でもテストと言うと大きく分けて、実力をそのまま試すタイプの「実力テスト」「学力診断テスト」のようなものと、 テスト範囲があらかじめ決まっていて、テスト週間が設けられてテストが行われる「定期テスト」というものがあります。「定期テスト」には「中間テスト」や「期末テスト」などの名称がつけられていることが多いです。  どちらも生徒の実力を... (続きを読む)

【大学受験の英語】「英文法」ばかりやっていて大丈夫ですか?

英文法ばかりやっている生徒、そして学校の先生  大学受験の英語というと、やはりどうしてもまず心配になるのは英文法でしょう。 それで、夏ごろからずっと英文法にかかりきりになる生徒を多く見かけます。 また学校の授業でも、受験の過去問が並ぶ英文法の問題集を使って、英語のかなりの部分を英文法中心で対策する学校の先生も結構見かけます。  でも英語の出題は、英文法ばかりではあ... (続きを読む)

【世界を変えた全反射】知ってましたか?電気信号ではなく光信号で情報が伝えられている事

デジタル信号  おそらく皆さんは、スマホやコンピューターなどで使われるデジタルデータが「0」と「1」の2つの数の組み合わせ(2進数)で表されていることは聞かれたことがあるかと思います。 アナログとは異なり、このような仕組みがデータの一番基本にあるために、基本的にはデータが劣化することなく、データの移動や複写・保管・通信が非常に容易になったと言われています。  これは今量... (続きを読む)

【固定観念を捨てる】「ピラミッド型の社会」が生み出した実在しない「普通」というもの

普通じゃないね  一般的な話ですが、昔は何か人と違う事をすると、「あなた普通じゃないね」という批判をされることが多かったように思います。 これは「普通」であることが価値が高いと多くの人が感じていたからだと思います。事実「普通」と言う言葉にはわりと良いイメージがあった気がします。  でも逆に最近では、みんなと同じようなありふれたことをやってばかりいると「君は普通過ぎるね」... (続きを読む)

【間違いやすい助動詞】mustとhave toは全く同じじゃないの?

助動詞・疑似助動詞  英語学習の大きな単元として助動詞というものがあります。 中学英語では、can(~することができる)辺りから始まって未来を示すwillや許可を示すmay(してもよい)などへと続くのが通例です。 そして同時に助動詞の役割を果たす熟語も学びます。 be going to(未来を示します) have to (~しなくてはならない) be able t... (続きを読む)

【思考の柔軟性】「これ何に使うもの?宇宙船?」

目玉クリップ  皆さんは目玉クリップをご存じかと思います。 オーソドックスなのは金属製の銀色のクリップで取っ手の所が丸になっていて中に丸い穴がついているものです。 最近はプラスチック製の物やカラフルな色の物もあります。 ネーミングの由来を知っているわけではないですが、一目見て目玉のようなのでこういう名前になっているのではないかと思っています。  この目玉クリ... (続きを読む)

【予定を示す漢字】読めますか?「予め」「予て」

予定を示す漢字  「予定」という言葉は普段頻繁に書いたり読んだりしますが、「予」という漢字は他ではあまり見かけることがないかも知れません。 「予」の音読みは「ヨ」ということになりますが、訓読みと言われたらパッと答えられない人の方が多いでしょう。 「予」の旧字体は「豫」で、こちらの文字も見たことがある方も多いかも知れません。 音読みをする熟語としてよく使われるものは... (続きを読む)

【苦手の作り方】「勉強がわからなくなる仕組み」とは?

苦手がなくなれば勉強は楽しくなる  当たり前の事ではありますが、勉強について面倒くさいとか学習習慣がうまく行かないということもあるとしても、勉強の苦しみを感じているとすれば、その中心はやはり「苦手意識」というものにあると思います。 いくら疲れて学校から帰って勉強に手をつけたくないにしても、その勉強が大の得意で、解くのが楽しくて仕方がないという状態であれば、まあ普通に勉強を毎日... (続きを読む)