宿題の意味 学校の学習でも大人になってからの何か専門的な学習でも、宿題と言うものが出されることがよくあります。 この宿題と言うもの、なぜそれが出されるか考えてみたことがあるでしょうか? もし学校や学びの場ですべて学習が完結できれば、それが一番簡単なのかもしれませんが、 実際には人間の記憶の仕組みでは、そんなに一度で情報をきれいにストック出来て、かつきちんと復元可... (続きを読む)
【心理的な壁】勉強ができるようにならない本当の理由とは?
限界を感じる心の動き 私たちは何か目標に向けて学習や仕事をするときに、ふと自分の限界を感じる時があります。 学習であれば 「こんなことをやっていて、全部憶えられるのには時間が全然足りない」 「いくらやっても正解の数が増えない」 「正解だと確信した問題が誤りにされる」 というような事態です。 こういう事態に陥ると、人はどうしてもマイナス思考をし... (続きを読む)
【不思議な数の世界】3の2乗は9、じゃあ3の2分の1乗はいくつ?
[mathjax] 平方根と累乗根 中3数学で平方根についての学習をします。 平方根と言うのは、次のようなものです。 たとえば2×2=4について、4は2を2回かけあわせたので「2の2乗」あるいは「2の平方」と言います。 平方根はこれと逆の考え方で、2回かけあわせると4になる数のことです。 2×2=4、そして(-2)×(-2)=4ですから 4の平... (続きを読む)
【学校でもっと万葉集を!】漢文ですか?「東野炎 立所見而 反見為者 月西渡」
万葉集 日本を代表する最古の和歌集「万葉集」にはおよそ4500首の歌が収められていますが、6 中学卒業までにその「万葉集」をしっかりと学習する機会はかなり少ないです。 普通は中3の学習単元と小学校で少し独立した単元で出てくる他、学校によっては百人一首の暗記などの中でその歌を知るというようなこともあると思いますが、それ以外にはあまり機会がないと思います。 日本... (続きを読む)
【複線的な人生観】「A弦が切れたら残りの3本の弦で演奏する。これが人生である」フォスディック
良い臣民、優秀な企業戦士 明治維新以来の我が国の学校教育は、誤解を恐れずに言えば、まず「良き臣民」を育成する教育から始まりました。 「末は博士か大臣か」という立身出世を目標とさせて、富国強兵の目標達成のためにより有益な人材を育成しようとしたのです。 その後敗戦を経て、経済成長をして我が国を立て直すため、世界に負けない技術立国を担う技術者や優秀なビジネスマンの育成が、... (続きを読む)
【合理的合格法】「毎日10時間勉強して合格」「毎日2時間で合格」 あなたはどちらを目指したいですか?
夏休みの勉強時間 昔から、高校受験の受験予備校の先生の中には、ずいぶん無茶なことをいう先生がいました。 「この夏休みは毎日10時間勉強する必要がある」なんてことを平気で言うのです。 これは本当の話でよく耳にしました。 学校の先生でも極端な事をいう先生の中には、同様の事を言っている話を聞きました。 今でもそういう指導をしているところはあるかも知れません。 ... (続きを読む)
【さあ夏休み】遊んで何が悪い!小学生の「夏休みの敵」を早く終わらすコツとは?
夏休みの友 小学生にとって、夏休みの宿題は一つの大きなテーマです。 作文や自由研究や漢字ドリルなどの宿題も出されますが、多くの学校でメインとなるのは 「夏休みの友」、県によっては「夏休み」というタイトルの日誌、あるいは「夏の友」とネーミングされた色んな教科の内容がミックスされた宿題の冊子だと思います。 地域によっては、「夏休みの生活」というような名前や「サ... (続きを読む)
【標準語?方言?俗語?】「めちゃくちゃ」「しっちゃかめっちゃか」「わやくちゃ」「わちゃわちゃ」
混乱を表す言葉 私たちは普段辞書に出ているような標準語だけ話しているわけではありません。 さまざまな方言や、自分たちだけで通じる俗語、あるいは業界だけで通用する業界用語など、いろいろな言葉を使っています。 意外に身近なところで、それがいわゆる標準語なのかどうかわからない言葉というのは多いものです。 今回は「混乱を表す言葉」として使われる様々な言葉について、それが... (続きを読む)
【情報リテラシー】「自分の持っている常識感覚」を信じてみることの重要性。
情報化社会の罠 インターネットやSNSが発達してかなりの時間が経過しました。 高度に大量の情報が飛び交う世界が実現して、人々は皆「あらゆる正しい情報を、自分は享受できるようになった」と思っています。 でも果たしてそうでしょうか。 マスメディアは故意か過失かはわかりませんが、以前に比べて誤った情報や偽りの情報を次々に流すようになりました。 またSNSでも... (続きを読む)
【不協和音が言葉に】「とんてんかん」と「とんちんかん」
頓珍漢(とんちんかん) よく質問に対して的外れな返事をされたときに「とんちんかんな返事をして」と批判したりしますが、 「頓珍漢(とんちんかん)」は言動が的外れであったり、辻褄の合わない事を言ったりすることを言います。漢字は単に当て字のようです。 品詞的に言うと「漢」と言う言葉は「おとこ」とも読み「~のような人物」という意味を示す場合もあるため、「彼はまるで頓珍漢」と言... (続きを読む)