普段はなかなか修正できない学習法と学習習慣 合理的な学習法がマスターできていなかったり、学習習慣が良くない生徒は、なかなか結果が出ないので、普段から漠然と何とかしなくてはいけないと自分では思っています。 しかし、そのやり方を変える方法もわからず、知っていても実行しないため実際には変化は起こりません。 勉強がうまくいかないのは、単に勉強不足であるためだと抽象的に思い... (続きを読む)
【対策学習のコツ】分割式対策法とは?
同じことを続けてやると効率が下がる テスト対策の勉強の様子を見ていると、生徒それぞれいろんなやり方をしますが、課題で出された教材が終わらないと言って、ずっと同じ内容を10ページ、20ページと延々やっている生徒を見かけるときがあります。 本当に提出日が直前の場合は仕方がないかもしれませんが、あまり良いやり方ではありません。 人間は同じことを単調に続けるとモチベーション... (続きを読む)
【対策学習のコツ】対策が必要な所を自分で気づく方法とは?
成績が上がらない原因は準備の悪さによるものが多い テスト前の対策学習は合理的に進めることが非常に重要ですが、これを上手くできる生徒は実際には少ないと思います。 その一番大きな原因は、「すべてをやろうとする」ことにあります。 気持ちはわかります。今度のテストでは今までにない良い成績を取ってと考えるのが普通で、そうするとすべてのことを対策しなくてはと思ってしまうのが人... (続きを読む)
【先生向け指導のコツ】あなたがプレゼントできる指導は何ですか?
指導はプレゼント 生徒にとって新しい学習をして未知のことを知ることは、知的好奇心を満たすと当時に、未来へ向けて夢を広げることのできる瞬間です。 そのワクワクした気持ちこそ、指導する者が学習する生徒たちに一番与えなくてはならないものだと思います。 指導とは、教師が生徒に新しいワクワクをプレゼントするものと言いかえてもよいでしょう。 教師が自分を披露する場ではあ... (続きを読む)
他人と違う未来を描いても大丈夫【多様性の認められた社会】
スタートレックの先進性 スターウォーズと並ぶヒーローたちの宇宙での活躍を描くSF映画としてスタートレックがあります。 最初テレビで放映されていたころの邦題は「宇宙大作戦」でした。 初めてスタートレックを見たとき私は衝撃を受けたことがありました。 それは、「ミスターカトウ」という登場人物が普通に他の白人たちと一緒にクルーとして大活躍していたからです。 アジア... (続きを読む)
【AIと未来の学習】自動翻訳によって語学の学習は終わるのか?
AIの進化のスピードが加速してくるとどうなるのか 最近、AIの話をよく耳にします。 もっぱらAIによってなくなってしまう仕事という形で話題になりますが、教育についてはどのような未来になるでしょうか。 今日はその中でも、学習の形がAIでどう変わっていくのかを私なりに予想してみたいと思います。 まずすぐ予測できるのが、単純に覚える学習というものの形が変わってくる... (続きを読む)
海と青い空に囲まれて
私が住んでいる地域は、近くに海があり自然に囲まれた場所です。 今でも自然は時に猛威を振るうことがあり、優しいばかりでもありませんが、時々海と青い空を見ることができ自然の美しさを日々堪能しています。 私は一時期東京で暮らしていた時期があります。都会には都会の良さがありますが、田舎には田舎の良さがあります。 最近はWEB環境が整ってきているので、都会... (続きを読む)
秋を知らせるススキ
最近一部の地域でススキが減少したという話を聞きました。 私の住む地域は比較的田舎なので、今でも結構ススキを見かけます。 秋を感じさせてくれる植物ですね。 ススキは秋の七草のひとつで、尾花という名称で呼ばれていました。枯れ尾花という言葉を聞けば「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざを思い出す人もいるかと思います。 秋の七草は万葉集で山上憶... (続きを読む)
四公六民。北条早雲の勇気とは?
北条早雲 最初の戦国大名とされる人物。室町時代後半、単身で全く地盤のない相模国、伊豆国において民衆の力を背景に支配を広げ、後北条氏5代の繁栄の元を築いた。応仁の乱で世が乱れ、民衆が悪政に苦しめられていたのを見続けてきた早雲は、たった一人で民衆を守り産業を育む領国を創り上げることに成功した。六公四民(年貢は収益の6割)が多い当時において、検地を初めて実施して四公六民(6割が民の取り分)や徳... (続きを読む)
「その考えって本当?」疑うことの効用とは?
先入観を持ちやすい日本人 日本人は以前から、勤勉で真面目な国民性があると言われて評価されてきました。 確かにその通りだと思います。けれどもその真面目さが協調性の高さと相まって、強い同調圧力のかかる社会になってしまっているというマイナスの面もあります。 だからでしょうか。私たちは何か物事について「疑い」を持つということが少ないのかも知れません。 以前こんな話... (続きを読む)