【役に立つ発想術】終わりにしよう。ステレオタイプ思考

知らない間に他人の思考に依存  私たちは何かについて考える時に 自分の考えをしっかり持って結論を出せることもありますが、 そうでなく漫然と他人の考えに依拠してしまうこともあります。  そんなとき多くの人が気づかずに頼っているのが実はステレオタイプの思考です。  ステレオタイプというのは、多くの人が抱いている固定観念や先入観や思い込みで物事を1つの方向で判断し... (続きを読む)

実は存在しない「普通」というもの

格差社会化はわりと最近始まった  ここ10年くらいいろいろなメディアで、格差社会のことが取り上げられることが多くなりました。  格差社会は、収入や財産による階層化がされてしまっていて階層間での移動が難しくなってしまった社会ですが、  格差社会は本当にいつの間にか我が国に広がってしまったように感じます。  まだ昭和であった頃には、少なくとも今のような格差の感覚は全く... (続きを読む)

【勘違いの地理】二期作・二毛作・輪作。そして栽培漁業・養殖漁業

類似用語はばらばらに出現する  地理の勉強をしていると、よく似ているが意味が違う類似用語がよく出てきます。  でもそれらが一度にまとめて出てくることはむしろ少なく、だいたい別のところでばらばらに出てきます。  それで勉強してるときに 「あれ?似たような内容の用語があったぞ」 と気づくことが多いと思います。  しかしそこで立ち止まって、前にやったことを見... (続きを読む)

【英語学習】学校英語は日本の英語

変わらない、形を重視する学校英語  英語の学習については、ずいぶん以前とは様変わりしています。 ずっと昔は This is a pen. You are a boy. などから始まる英文からスタートしたものです。 でも、 「You are a boy.(あなたは少年です) 」 と相手に話す状況が存在するの? などと、いろいろなところ... (続きを読む)

【発想の転換】菩薩像はなぜ微笑んでいるのか

微笑んでいる仏像とモナリザ  日本に住む私たちは、いろんな機会に仏像を目にします。  私は仏像の専門家ではないので、詳しいことはわかりませんが、  ほどんどの仏像はやさしく微笑んでいます。  一説によると仏像の笑顔は、古代ギリシャのアルカイク美術に由来するものらしいですが、その独特の笑顔(アルカイックスマイル)はとても印象的です。  顔の表情を極力抑えながら... (続きを読む)

【迫力の巨木】生命力を感じさせる白山神社のクス

クスノキ  クスノキは古来から防虫効果のある樟脳(しょうのう)をその枝葉から採ることができる木として有名で、別名をクスまたはナンジャモンジャと呼ぶ。概して大木になりやすい木であるとされている。  クスの巨樹というのは結構有名で、日本一の巨樹は鹿児島県の蒲生町の「蒲生の大クス」という木だというのを、前に何かで読んだことがありました。  ドライブの途中でふと立ち寄った静岡県浜北の岩水寺の... (続きを読む)

【謎の巨石】誰もが気になる立岩

 愛知県豊橋市雲谷町の巨大な岩場「立岩」に行ってきました。  立岩は湖西市新所原と豊橋市の県境近くにある岩場なんですが、 初めてこのあたりを通過する人は必ず 「あの大きな岩は何だろう」 と思わずにはいられない大変目立った大きな岩です。  私もずっと気になり、一度行ってみたいなと思っていましたが、今回ついに行ってきました。  登り口の案内などはな... (続きを読む)

【イノベーション】すでにやってきている指数関数的進歩の時代

驚くべき科学技術の進歩  科学の発展が急激に進んでいることは、今や誰の目にも明らかです。  現代の人が聞くと大昔の気がするかもしれませんが、1970年(50年前)の大阪万博で当時の電電公社(NTTの前身)がワイヤレスホンを出展しました。  当時は未来の通信手段と言ったらトランシーバーしか考えられなかった私たちは、未来の電話というのはこういうものなのかと漠然と思ったものです。 ... (続きを読む)

【発想の転換】悩みは頭の中にしか存在しない

心配事が事実になったとき、心配は消える  何か心配事があるとき、人はそのことがはっきりする日まで悶々とした日を過ごします。 「こうなったらどうしよう」 「きっと上手くいかないに違いない」  でも、それを悩んだところで結果は一つも変わりません。 結果を変えることができるのは行動でしかありません。結果を変えたいならすぐ行動をすべきです。 もしも行動をしない... (続きを読む)

【教師の勘違い】生徒と違う自分の尺度

1問に時間がかかることが問題ではない  教師が指導をしていて、やってしまいがちなミスがあります。 それは、自分の尺度で生徒の勉強量を測ってしまうというミスです。  たとえば数学が極端に苦手な生徒がいたとします。 連立方程式を解こうとしますが、 まず方程式のやり方をすっかり忘れてしまっているので、そこから教え直します。 方程式ができたら今度は加減法を教え... (続きを読む)