【学習効率】結果が出ない時考えるべきこととは?

学習量を増やしたら成績が落ちた

 「勉強は量をこなせば良い」

多くの人が割とそう考えています。

でも実際は、学習量と結果が比例するのは

学習のやり方がしっかり確立していて

アウトプットもストレートに実力発揮できる

ごく限られた人だけだと感じます。

 逆に

学習量をどんどん増やして

意気込んで結果を見たら

成績が落ちてしまった

というのは

実は、多く見かける事例なのです。

量と成績の反比例が起きる原因

学習の量を増やしているのだから

「できるようにならないとおかしい」と思うのが普通かと思いますが

二つの点で

このことにははっきりした原因があります。

1つ目は

暗記にせよ、理論をマスターする事にせよ

一気に大量にやる場合には、それまでと量が変われば変わるほど

雑なやり方になったり、取りこぼしが多く出ます。

そして更に

量に目を奪われると、実際に定着しているかどうかに意識が行きにくくなるのです。

これが1つ目の理由です。

結果を出すための意識

2つ目は、

実はこれが一番大きいと思われるのですが

「たくさんやったから大丈夫」という意識です。

そういう意識は

本当に緻密に仕上げをした際には自信をつける元になってプラスに働きますが

雑にやって

学習量ばかり意識してしまう生徒の場合

完全に逆効果になる場合があります。

たとえば

あまり学習量がなかった生徒が

急に量を増やして

自分の目標の学習量を達成した時に

そのことに満足して

テスト会場では、もうできるのが当然という気持ちになり

問題をろくに読まないで解答をして

すべて×になるといったことは、実に多くあります。

簡単に言うと

「勢いで勉強の成果は出せない」

ということだと思います。

間違いを繰り返さないという科学的な分析

成績向上を果たす方法はいろいろありますが

どの場合にも共通しているのは

何か結果が出なかった場合に

「間違いを繰り返さないためにはどうしたらいいのか」

しっかり考えて

その対策を1つずつしていくという

科学的なアプローチです。

勉強時間ではなく

解いた問題数でもなく

具体的に改善できた点がどれだけあるかということが

結果を出すにはまず重要なことであるというのを

意識することが大切だと思います。

今後も皆さんのお役にたつ情報をアップしていきます。

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