【文章題のコツ】なぜいつも図をうまく書けないのか?

文章題を図に出来ない生徒  前回文章題の苦手な生徒は、問題のイメージを浮かべられないという話を記事にしました。https://wizzseiun.com/2021/01/20/step-2/ そこで、文章題を図に書けるようにするのが大切だということをお伝えしました。  でも実際には、 当然のことながら、文章題を最初から図に書ける生徒はほとんどいません。 一度... (続きを読む)

【小学算数のコツ】文章題を解くのにどうしても必要なモノとは?

「計算はできるのですが・・・」  小学校の算数について、保護者の方にお話を伺うと 大半の方が 「計算はなんとかできるのですが、文章題が・・・」ということをおっしゃります。 文章題が出来ない、あるいは苦手意識を持ってしまうというのは 小学生にとって超えなくてはならない大きなテーマなのだと思います。  しかし、文章題が苦手ということが克服できない場合 ... (続きを読む)

【高校受験の歴史学習法】「聖徳太子と日清戦争が書いてある年表問題」を見て、何か気がつきませんか?

受験シーズン到来  1月になり、高校受験の直前期がやってきました。  色々な形の受験がありますが、 この時期、「これからの最後の追い込みをどう進めていけば良いか」 不安になっている人がいるかも知れません。  これも生徒により色々ですが 他の科目と比較して社会は、得意苦手がはっきり分かれる科目だと思います。 中でも歴史は 「面白くて仕方がない... (続きを読む)

【情報リテラシー】自分に有利な情報は「まず疑う」べき 

人はどんなときに騙されやすいか  現代は、極めてたくさんの情報があふれかえっている時代です。 ネットを通して、世界の最新の情報を一瞬に得ることができるようになりましたが その分怪しげな情報や嘘の情報、故意に人を騙そうとする人間による偽りの情報など 私たちにとって危険な事も急速に増えてきました。  そんな中、どう私たちは危険を回避していけば良いのでしょうか。 ... (続きを読む)

【疑問を持つ力】知っていますか?「水と空気でできる食べ物」

なぜ当たり前の顔をする?  「光合成」という言葉を知らない人は、あまりいないと思います。 大人になると忘れてしまう人が多いと思いますが、 小学校でも、中学校でも学びますし、 高校でも生物を選択すれば、「光合成」が出てきます。  「光合成」は、緑色植物の場合簡単に言うと 植物が光を浴びることにより、その葉にある葉緑体で 水と二酸化炭素から、酸素を生... (続きを読む)

【外来語あれこれ】聞けば楽しくなる「言葉の由来」

外来語と和製英語  「言葉の由来」には色々なものがありますが わかり易いものとしては、外来語があるでしょう。  そして外来語と言うと、まず思い出すのが テーブルとかニュースなど、英語がカタカナ表記になった言葉です。  そのため小学校で外来語を学習する時に 多くの生徒が 「カタカナ語=外来語」と思い込んで テストのひっかけ問題に見事にひっかか... (続きを読む)

【日本語の奥深さ】「に」と「で」だけで変わる「伝えたいこと」

 わかるのに上手く説明できない「助詞のニュアンス」  中学校の国語の文法の学習で助詞や助動詞を学習しますが、 苦手意識を持つ生徒は実に多いです。  ただ、助詞や助動詞を使えないという訳でもありません。 たとえば、中学文法でも重要なものとして 「れる」「られる」という助動詞の用法を学習しますが 「僕はそのネコに引っかかれる」 というのが「受け身」の... (続きを読む)

【合っているのに…】テストで✖をつけられてしまう文字とは?

読み間違いをされやすい字を書いていませんか  テストでも普段の学習時でも、自分はそのつもりではないのに添削者に誤解される字を書く生徒は多いです。 今回はその話をしたいと思います。  一番多いのが、2とZ、bと6です。  以前はほとんどの学校の数学の先生が、zには真ん中に横線を入れるように指示したり bについては筆記体で書かせたりして、誤解されないように指導を... (続きを読む)

【小学生の読解のコツ】目の前の点数より3年後の実力を

なぜ全くピント外れの答えになってしまうのか?  小学生でときどき見かけるのですが、文章の読み取り問題に全くピント外れの答えを書いてしまう生徒がいます。  たとえばこうです。 「Aは、そのときBとCがこちらへやってくるのを見たので、 急いで家に帰ろうとしました。 まさかCが走って来て自分に声をかけてくれるとは思っていなかったからです。  『A君、今日いっ... (続きを読む)

【わかる作文】自分では気づかない「主語のない文」

「主語はわかっている」  気づいている方も多いと思いますが 日本語では、頻繁に主語を省略します。 特に会話では、一人称(私・私たち)二人称(あなた・あなたたち)の主語を言わない方が普通です。 次の会話文を見てください。 「やあ、おはよう」 「おはようございます」 「昨日のお客さんについて、何か聞いた?」 「いいえ、聞いていないです」 ... (続きを読む)