【情報リテラシー】報道しない自由から身を守る方法

重要な事を報じない  近年マスメディアというものが大きく変わってしまい 私たちにとっても、情報を得る上での不都合が多々生じて来ています。  もっとも典型的な問題は 「報道しない自由」の問題です。 テレビにしても新聞にしても、報道に使用できる時間やスペースは有限なので 私人である報道機関には、報道すべき内容を取捨選択する自由があり たまたま報道され... (続きを読む)

【情報リテラシー】人々を動かして操る社会的権力というもの

任侠映画  私が子どもの頃は、戦後直後の荒廃期から高度経済成長へと時代が移り これから無限の夢が実現していくのではないかと、多くの人が感じていた時代でした。  その頃テレビでも映画館でも、大いに流行っていたのが任侠物の映画でした。 俗に言うやくざ映画ではありますが、「仁義を重んじる男の世界」を描いていると称して妙に暴力団の事をクローズアップする、そんな作品が連日流... (続きを読む)

【保護者懇談対策】個人懇談で「思わぬ事を言われた時」の対処法

想定しないことを言われるのが個人懇談  学校での保護者懇談の結果の相談を受けることがよくありますが 割と多いのが 「予想していなかったことを言われた」という内容の話です。  たとえば、国語のテストの点数が悪かったので 「何か言われるかな」と思って懇談に臨んだら 「合唱コンクールでは、大変張り切って活動をしていましたね」と言われて 子どもの話では、... (続きを読む)

【夏の渥美半島】「夏の訪れ」美しい季節に感謝します。

 梅雨がようやく明けて 太陽がまぶしい季節がやってきました。 本格的な夏が到来しました。  渥美半島は美しい自然に恵まれた半島ですが、とりわけ夏には見どころになるスポットが多くなります。 美しい花々もあちこちに咲き 夏というこの美しい季節に感謝したい気持ちです。  また、渥美の海はとても美しく、都会周辺の海とは一味違い手つかずの... (続きを読む)

【「模倣」から始まる「独創」】黒船を造ってしまった日本人の話

黒船を造ってしまった日本人  幕末(1853年)に浦賀に黒船が来航した話は誰もがご存知かと思いますが、 これを見て、黒船を日本人がすぐに造ってしまった話はご存じのない方も多いかも知れません。  薩摩藩では名君島津斉彬(なりあきら)の命で、早くから外国船の来訪を察知して蒸気船の製作に着手しており 何と書物の情報だけで黒船来航後まもなく黒船(自走できる蒸気船)を完成さ... (続きを読む)

【保護者懇談】成績向上の鍵は保護者懇談後の対応にあり。

保護者懇談で先生からのアドバイスがあったら  保護者懇談というと 「何を話そうか」 「これを聞かれたらどうしよう」 というような事を心配しがちですが  先生にアドバイスを何かもらえた場合、実はその後が重要となります。  年度替わりで先生が変わってしまう場合は別ですが たとえばこの時期(7月)であれば、次の学期へ向けて、保護者懇談でもらったアドバイ... (続きを読む)

【暗算のデメリット】ミスを多発させる「式を書かずに正解が出せる」という自信

時間短縮に役立つ暗算  理数系科目ではテストのときに時間が足りなくなることが多く、問題を解く時間の短縮は1つのテーマです。  暗算でこの問題解決しようとする生徒がいます。 確かに、暗算は時間を短縮することに役立つことがあります。  前に「計算のコツ」について何回か記事にしたことがありますが、 24×1000や400×0.5を筆算でやっているのを見ると「... (続きを読む)

【情報リテラシー】知っていますか?「多数決は真実を示さないこと」

何かを決定する方法  およそ人が複数いて、その中で何かを決めなくてはならないとき 意思決定をする方法には、実はさまざまな方法があります。 ①一人の人の意思をもって集団の意思とする方法 ②多数決による方法 ③全員一致を要求する方法 ④特別多数により判断する方法(特別多数には3分の2とか様々な基準があります) ⑤代表者を選びその決議をもって判断する方... (続きを読む)

【慣用読み】誰にでも勘違いはあります。でも「重複」は「ちょうふく」?それとも「じゅうふく」?

思いがけない勘違い  テストの際に、自分が思っていたのと異なる 「思いがけないミス」が出る時があります。 ケアレスミスと異なり、確信犯的なミスです。  たとえば「奥」という漢字がありますが 漢字の下にくる文字は「大」です。 ところがこれを上を突き出さないで書いてしまう人が、時々います。  たぶん最初に四角に「米」と覚えてしまっていて そうい... (続きを読む)

【やまと言葉の優しさ】「蒲公英が咲く田舎道。旅の土産を抱え、家路を急ぐお父さん」

熟字訓  漢字の熟語と言うと、 たとえば「帰国」という言葉であれば、「くにへかえる」というように それぞれの単字(1つの漢字)単位で、訓にして読む(意味を知る)ことができますが、 そういう読み方ができない熟語があります。  これは「熟字訓」というもので 熟語全体で読み方を当てるため、単字に分けても意味がわからないものです。  簡単に言うと、当て字... (続きを読む)