心を表す言葉 四字熟語というと学校で勉強してテストに出たり 漢字検定向けに覚えたり、あるいはクイズで豆知識のように知ったりするもので その中身についても、「単なる4つの文字の羅列に意味を与えたもの」という風に感じることも多いのですが 人の心について表す言葉も結構あります。 ことわざなどと同様に、人生への指針を示してくれる四字熟語を今回はご紹介します。 ... (続きを読む)
【四字熟語で和の風景を】「花鳥風月」「山紫水明」「雪月風花」
自然を表現する言葉 私たちはこの日本という、四季があり豊かな自然に囲まれた国で暮らしています。 そんな私たちの周りの自然や風景を 「わかりやすい言葉で、簡潔に表現できれば良いのに」と思う場面があります。 絵画や写真でなら、瞬時にその素晴らしさを表現できますが、「言葉では無理だろう」と思われるかも知れません。 「筆舌に尽くし難い」という言葉もありますから・・... (続きを読む)
【情報リテラシー】名宰相の范増さえ一瞬で失脚させた「間者の流言」偽情報を信じ切るその前にすべき事とは?
名宰相范増 中国の漢を興した人物は劉邦ですが、彼と天下を二分して争ったのが項羽です。 この二人の人物については、「項羽と劉邦」という物語が描かれ世界中で読まれているストーリーになっていますが、 その項羽には、前半の戦いにおいてはとても優秀な宰相がいました。 その宰相は「范増」と呼ばれる人物です。 その頃、どちらかというと勇猛さに任せて突き進んでいた項羽の... (続きを読む)
【割合が苦手】わかってますか?「問題文の意味」。数字の組み合わせで答えていると、いつまでも間違いは続きます。
問題の聞き方が違うだけで間違えてしまう生徒 問題文が決まった形で聞いてきているときにはスイスイ解答できるけれども、 聞き方が少し変わった途端に全く分からなくなってしまう生徒がいます。 真に理解しておらず字面のみで頭に入れているとこういうことが起こります。 例を挙げて説明をします。 10mに対する3mの割合を求めなさい。 この問題は、割合=比べる数÷も... (続きを読む)
【得意と苦手】どちらが良い?「得意を伸ばす」それとも「苦手を減らす」のか。
実生活では「得意を伸ばす」方がメリットが多いようです 何か自分に得意なものがあった場合に、よく言われるのが 「苦手なことをやるより、得意なものを伸ばすのが一番」 という言葉です。 私もこれは本当にそうだと思います。 特に最近、世の中で何か非常に大きな成功を収めている人は いろんなことを満遍なくできる人ではありません。 むしろできないことが多い... (続きを読む)
【「わからない」は学習の原点】「できるフリ」をする生徒の弱点とは?
教師に対して「できるフリ」をする生徒たち 生徒にはいろんなタイプの生徒がいますが、軌道修正しようと思ってアドバイスをするときに、一番困ってしまうのが「できるフリ」をする生徒です。 教師は生徒を見ることについてはプロですので、生徒の反応を見ればその生徒が学習内容を理解しているかどうか一瞬でわかってしまいます。 ところが、こういう生徒はわからないことやできないことを、... (続きを読む)
【尊敬語と謙譲語】敬語の種類を一瞬で区別できる方法とは?
敬語の学習 国語の学習では、日本独自のものとして日本の古典の学習がありますが、 それと同様に日本独自の語法である「敬語」の学習というものがあります。 情報伝達手段が増えたために、以前よりずっと「敬語」を使う子どもは多くなってきていると思いますが 正しい「敬語」となると、やはり学校できちんと基礎を勉強しないと後から大変になってくるかもしれません。 もちろん... (続きを読む)
【敬語のスピリット】「とんでもございません』の誤りの指摘って必要ですか?
敬語の難しさ 日本語の難しさを象徴するものに、敬語というものがあります。 外国人の方が日本語を学習する際に、とても悩まれるのはこれです。 また、学校で習ってもなかなかマスターしにくいものでもあります。 ただ実社会では、子どもたちが想像している以上に敬語は重要で 敬語が上手く使えないために、恥ずかしい思いをする事もあるのはもちろん、 接客や営業、ある... (続きを読む)
【中学国文法】意外に答えられない質問「ことばの単位って何?」
文法が苦手な生徒の多さに驚く 中学国語の文法の学習については、得意な生徒が珍しいくらいに、苦手にしている生徒が多いのが実感です。 このことについては「なぜなのだろう?」と長らく疑問に思っていました。 あるとき生徒と話していて、気づいたことがありました。 その生徒は品詞と文節が同一のものと誤解していたのですが 聞いて見ると「ことばの単位」という言葉を聞... (続きを読む)
【古典の魅力】なぜ学校の古典は面白くないのか?
古典の魅力 普通は、中学で古典について学び始めます。 古文と漢文の勉強を習い、古文であれば、だいたいは「竹取物語」や「枕草子」あたりから徐々に勉強していきます。 最初に古典を学習する際には、英語を初めて学習する生徒と同じで 皆新しい学習に胸を躍らせて学習をスタートします。 教える側もそんな生徒の気分を感じて、つい熱が入るものです。 ところが、高校... (続きを読む)