【尊敬語と謙譲語】敬語の種類を一瞬で区別できる方法とは?

敬語の学習

 国語の学習では、日本独自のものとして日本の古典の学習がありますが、

それと同様に日本独自の語法である「敬語」の学習というものがあります。

 情報伝達手段が増えたために、以前よりずっと「敬語」を使う子どもは多くなってきていると思いますが

正しい「敬語」となると、やはり学校できちんと基礎を勉強しないと後から大変になってくるかもしれません。

もちろん以前も記事にしたように、実際には学校での「敬語」学習だけでは不十分で、これについては実社会に出てマスターしていくことが必須だとは思います。

しかし、基本の考え方である敬語の種類などくらいについては、しっかりわかるようにしておくべきでしょう。

尊敬語と謙譲語

 敬語には「です」「ます」語とも呼ばれる丁寧語や

最近学校でも詳しく教えるようになった美化語(「お掃除」とか)もありますが

やはり圧倒的に重要で、区別がわからないのは

尊敬語と謙譲語ではないかと思います。

 たとえば尊敬語は

「おっしゃる」「召し上がる」といったような言葉で

相手に対して尊敬の意を示す敬語です。

これに対して謙譲語は

「参ります」「いただきます」といったように

へりくだって一歩下がったような位置で使われる敬語です。

この二つの語の区別は

小学校の国語でも

中学校の国語でも

繰り返し問題として出題されるのですが

なかなかできる生徒というのは少ない気がします。

「尊敬語は相手を上げる↑」

「謙譲語は自分を下げる↓」というような教え方が

わりとポピュラーですが

じゃあ、それでわかるかというと、甚だ心元ないかと思います。

一発で区別できる方法

 この尊敬語と謙譲語の区別ですが、実は簡単に一発で区別できる方法があります。

もともと尊敬語は、先生や目上の人が何か動作をする際に

それを敬った形で表現するものですから

その行動主体は先生や目上の人になります。

 これに対して謙譲語は、自分や身内の人が何か動作をする際に

それをへりくだった形で表現するものですから

その行動主体は自分や身内の人になります。

だから、それによって区別をできるのです。

つまり「主語は何か。誰がやることなのか」を確認すれば判別ができます。

「今日山に行かれましたが、どんな様子でしたか」

といったような言い回しで

「行かれ」について「さあ尊敬語か謙譲語か」と聞かれても

なかなか判別は難しいでしょう。

でも「誰が」やることなのか考えると

話している相手(先生や目上の人)が行為主体で、その人が「山に行った」ことはすぐわかります。

そうすれば尊敬語だとわかります。

 謙譲語の場合は問題文にも主語がないことが多いので、さらに混乱しやすいのですが

「明日うかがうので、準備をよろしくお願いします」という場合に

「うかがう」のは誰か考えると

それは自分だとわかりますから

すぐ謙譲語だとわかります。

 こうやって書くと簡単そうに見えますが

実に多くの生徒が

「うかがう」「いただく」は謙譲語

といったように丸暗記をする傾向があります。

実際に敬語が言葉に出せるようにするにはそういう暗記も必要になりますが

学校のテストで尊敬語と謙譲語の区別(非常によく出題されます)をできるようにするには

このやり方だけで大丈夫です。

一度お試しください。

 今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。


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