【アウトプットでアウト!】書いてないのと変わらない「採点者が読めない解答」

読み間違いをされやすい字  テストでも普段の学習時においても 自分はそのつもりではないのに、添削者に誤解される字を書く生徒は多いです。  一番多いのが、2とZ、bと6です。 以前はほとんどの学校の数学の先生が zには真ん中に横線を入れる bについては筆記体で書く というやり方を、生徒に明示的に指示して 誤解されないように指導をするのが普通で... (続きを読む)

【読めない答案】「万能の神様が読んでくれる」という誤解を解く。

まぎらわしい文字を書かない  テストの答案では、誤解されやすい文字というものがあります。  2とZ、6とb、1とl、1と7などを以前ご紹介しましたが、 これ以外にも、本人の書き方でまぎらわしくなってしまう文字はまだまだあります。  たとえばアルファベットのhとnとrなどは本人の書き方によってはすべて同じ字に読めてしまうことがあります。 英語のアルファベットに... (続きを読む)

【合理性が全て】多くの人が取り違えている「勉強で努力する事」の意味

「努力することが一番大事」って本当ですか?  よく教訓として「何事も努力が大切」ということが言われます。 人生訓としては、とても良い言葉だと思いますが 「努力することが一番大事」というのは 一生懸命やった後で、結果がかなわなかった場合でも 「その過程は決して無駄にならない」というのが正しい意味ではないかと思います。  一生懸命努力したことは、人を必ず成... (続きを読む)

【渥美半島】「手つかずの自然」を目にすることができる楽園

 渥美半島は、大都市である名古屋からはかなり離れているためか 大型のリゾート施設やテーマパークなどはありません。 地元の人の中は「観光客誘致をもっとやってほしい」というような意見を持つ方もいるとも聞きますが むしろこの地方独自の魅力と色を出した観光やレジャー、あるいはアウトドアスポーツへのご招待があるのではないか そんな風に考える人も多いようです。... (続きを読む)

【単語が書けない本当の理由】早く気づきましょう。「漢字と単語の違い」

漢字を「何となく」で書けるのはなぜか?  日本では皆が小学校で漢字を習い始めます。 なかなか漢字を書けない生徒や苦手な生徒はいますが、 「じゃあ全然書けないのか」と言えば、そうでもありません。 英単語が書けないのとは比べ物にならない位、「ある程度」は書けるのです。 過去にも何回か記事を書きましたが、これには理由があります。  たとえば 「門」とい... (続きを読む)

【英単語が書けない本当の理由】音とつながっていない「アルファベットの組み合わせ」はほぼ無限。

何回書いても単語が書けない。  中学生にとって、最近では小学生にとっても、「単語を正しく書けない」という悩みは深刻なもので、 肌感覚では生徒の4割~5割程度が、この症状で悩んでいるように感じます。  ちょっとしたつづりミス以外ほぼかけるという生徒にとっては 「どうして書けないの?」と思われる反面 書けない生徒にとっては 「なぜ覚えられるの?」という... (続きを読む)

【変えられない習慣】実は「成績を上げたい」と思っていない生徒たち。

習慣を変えることが9割    この時期中学高校では、そろそろ中間テストの結果が出てきている学校も多いかと思いますが、今回テストへ向けての準備は十分にできていたのでしょうか? 保護者の方はテスト前の生徒の姿を見て、「がんばれ」と心の中で応援をしていたことでしょう。  その応援に応えて、やるべきことをきちんと済ませ万全の準備でテストを受ける、そんな生徒もいます。 ... (続きを読む)

【教師向け指導への考え方】生徒の才能をつぶす禁句「勉強は大変で当たり前」

勉強の面白さを伝える仕事が教師の仕事  いろんなところで色々な先生の発言の内容を聞く機会がありますが、 「勉強なんて大変に決まっている」 「つらいのが当たり前」 「みんな頑張ってきた」 というような言葉を耳にすることがあります。  単に勉強の量ややるべきことの量の話であれば頷ける部分もありますが、 勉強の内容の話と言うことになれば、 かなり... (続きを読む)

【テスト対策】わかっていますか?あなたの「対策すべき所」

成績が上がらない原因は「準備の悪さ」  テスト前の対策学習は合理的に進めることが非常に重要ですが、これを上手くできる生徒は実際には少ないと思います。  その一番大きな原因は、「すべてをやろうとする」ことにあります。  気持ちはわかります。今度のテストでは今までにない良い成績を取ってと考えるのが普通で、そうするとすべてのことを対策しなくてはと思ってしまうのが人情です。 ... (続きを読む)

【教師向け指導のコツ】気づいていますか?「あなたの今日の指導が生徒の人生を変える」かも知れないこと

何一つわからないという事の辛さ  ずいぶん昔の話になります。  私が高校に入って間もない頃、初めて化学の授業がありました。 その化学の担当のA先生の授業を受けて衝撃を受けました。  何を言っているのかがほぼわからないのです。 次々に式を書いて「これはこう、これはこう」というだけで 意味の説明がありません。 また、早口の京都弁で話すのと、何か自分で... (続きを読む)