【古語の楽しさ】読めたら意外に簡単「てふてふまふみちをぬけきぐわんにむかふ」だって大丈夫

歴史的仮名遣い

 古典を学習する際に、初学者ほど構えてしまって完全な外国語を習うような気分で学習に向かうものです。

しかし言うまでもなく、古典は外国語ではありません。それは間違いなく日本語なのです。

だから「読み方」を聞けばある程度意味が感じ取れるものです。

もちろん今の用法とは異なるものも多く、そこが学習の醍醐味といえますが

「ある程度」は意味がはっきりわかります。

文によっては、ほとんど意味が取れてしまうものもあるので、必要以上に難解だと思わない方が良いでしょう。

難しいと思い込んでいるために、実際にもよくわからなくなるということもありうるのです。

「読み方」つまり仮名遣いの学習は、そういう意味でも大変重要なものと言えるでしょう。

仮名遣い

よく生徒がテストの際に誤るのは、仮名遣いと古語の意味の取違いです。

「次の古文で傍線部の仮名遣いについてひらがなで書け」という問題があり

たとえば「けふ」に傍線が引いてあったとします。

実に多くの生徒が答えとして

その意味である「今日」を書いたりしてしまいます。

これは仮名遣いということの意味をしっかり把握していない事から起こります。

いうまでもなく仮名遣いは「読み方」に関するものですから

答えは「きょう」でなくてはなりません。

読めればわかるものも多い

たとえばこんな文があるとします。

「てふてふまふみちをぬけきぐわんにむかふ」

これだけ見れば何かの暗号ですが

「てふてふ」が「ちょうちょ(う)(蝶々)」

「まふ」が「まう(舞う)」

「みち」は道

「ぬけ」は抜け

「むかふ」は「むかう(向かう)」

そして「きぐわん」ですが、文字を見ただけでは何かの怪獣の名前のようです。

実際授業で指導をした際には

「忍者が使っていた怪獣」というような面白い意見がでたこともあります。

これは「きがん」と読みます。

この読み方を聞き、古典だという事を考えるとおそらく多くの人は気が付きます。

それが「祈願」だということを…

 そうです。

「ちょうちょ舞う道を抜け祈願に向かう」

これがこの古文の読み方です。

意味は言わなくてもわかりますね。

このように仮名遣い(読み方)の学習は古文の学習の入り口でもあり

実は学習の中でしめる割合は意外に大きなものだといえます。

今回は触れませんでしたが、読み方の決まりはたいしてたくさんあるものではなく

また慣れてくれば自然にすぐ読めるようになるものです。

ぜひ仮名遣いの学習を早めに完了してしまって古文をより楽しく学んでいくようにしたいですね。

今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。


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