【量子の世界】知っていますか?私たちの世界が「ほどんど何も実在がない世界」であること。そしてブッダの悟りとは?

ミクロの世界

 昔「ミクロの決死圏」という映画作品がありました。

大変印象的な映画でかなり人気を博したので記憶に強く残っていますが、瀕死の重傷を負った人を助けるため、科学者たちがミクロ化して人体を探検していくストーリーです。

「科学が進むとこんなこともきっと可能になるんだろう」と思って見ていたのを覚えています。

事実現在ではナノテクノロジーを使ったナノボット(極小のロボット)が人体の悪い箇所を直す技術が開発されようとしています。*ナノは(10億分の1を表す)

ただ映画と違って人間は乗っては行きませんが・・・。

 科学は宇宙のような大きなサイズの方向へ向かって発展していくのかと思っていましたが、どういうわけかその後アポロ計画以降有人探査ロケットの開発がそんなに進まず

むしろこういう極小サイズへの研究が進んできている感があります。

量子力学と超弦理論

 最近著しく台頭してきた量子力学の分野の研究も、このようなミクロの世界の学問です。

 量子は普通は物質を形作っている最小単位のことを指しますが、古典物理学で説明できない現象を説明するために考えられた数学モデルの単位だと言えます。波と粒子という二つの性質を持ち、連続した値でなくとびとびの値で現れるために考えられている特別な概念です。

ただこちら側から話を進めると専門性がありすぎて、ちょっとわかりにくくなりますので、

そういう量子と呼ばれるレベルのサイズのもの、つまり、物質を形作っている原子や、その原子を形作っているさらに小さな電子・中性子・陽子といったものや、クォークやレプトンのような素粒子について話を進めます。

 これまでの科学では、ミクロの世界について、単に物質は原子によって構成されていて、その原子においては原子核を中心に電子がその周りを回っていて、その原子核には陽子と中性子があるという理解がされてきました。

そして最近では、これらの陽子や中性子や電子などを構成する更に小さい素粒子としてクォークやレプトンなどがあることが分かってきました。

素粒子は光子(光が波でなく粒子の場合の呼び名)やヒッグス粒子(質量の元らしい)など17種類見つかっているようです。

さらに最近ではこれらの最小単位である素粒子は粒子のような点のイメージのものではなくひも(弦)状のもので(超弦理論

最終的にはこれらがこの世界にあると言われる4つの力「電磁気力」「弱い力」「強い力」「重力」を生み出す最小の世界での源になっているようです。

スカスカの空間?

 このような話は、日々新しい発見がされていくため学習をするものだけでなく誰にとっても、この世界の秘密が解き明かされていくようで

本当に胸を躍らせる研究だと言って良いと思います。大変興味深いです。

 しかしこの話を聞くと誰もが「おやっ」と思うかもしれません。

それはこれらのサイズと相互の距離に関係しています。

原子が東京ドームの大きさと仮定すれば、原子核はわずかに1つのパチンコ玉くらいのサイズになるというのです。

原子の構造は原子核に対して電子がその周りに決まった数存在する形になっているので、この話を聞くと間に大変スカスカの空間があるというイメージになります。

ただし、ここで電子が「存在する」と書いたのは、古典物理学と異なり電子は今や量子力学では波であり同時に粒子でもあるもので、どこにあるかは観測者によるという考え方に立った場合には

従来の原子のモデルのように原子核の周りを電子がぐるぐる回っているのではなく、原子核の周りのどこにでも電子は現れうる形で「存在している」可能性があるという考えになります。

このようなことから今は電子雲と言う形で確率的に存在する場所があるように表されるのが通例になっていますから、

もう少し正確に言うと、東京ドームと言う電子雲のサイズの場所があって、その中心にパチンコ玉の原子核があるということになります。

 しかし古典物理学的に電子が1個の粒として現れた瞬間をとらえれば、その瞬間にはスカスカの空間があるように思うのですが、そこは専門家ではないので断言できないところではあります。

 でもいずれにしても、中身がぎっしり(電子雲をもって「ぎっしり」と考えれば別ですが)ではないのは確かだと私は考えています。

色即是空空即是色

仏教の言葉で「色即是空(しきそくぜくう)空即是色(くうそくぜしき)」と言う言葉あります。般若心経の一節です。

これは「この世にあるすべては因と縁によって存在しているだけであり、その本質は空(何もないもの)である」という意味です。

私たちの身体や周りの物質、水、土、木、その他あらゆるものが原子からできていることは動かしようのない事実ですが

その実体がパチンコ玉の原子核と東京ドーム並みの原子というスカスカの中身だとすれば、まさにこの言葉は真実を言い当てているのではないでしょうか。

逆になぜ仏教の世界では、そんな量子の世界の真理をはるか昔に見抜くことができたのか不思議なくらいです。

固いガラスのテーブルもそれをミクロの世界に入って見ていけば、(電子雲があり確率的には何かがありますが)実質的には何もないに等しい空間が広がり、そのはるか彼方にぽつぽつとケイ素の原子核が浮かんでいる、それが現実だということになります。

 これを見て、私たちの世界が自然発生的にビックバンから偶然に出来てきたものであるという事は、むしろ考えるのに無理があるように思います。

誰かが作った仮想現実の世界だと考えれば、現実との整合性が得られるように思いますが、皆さんはどうお考えでしょうか。

 しかしそれにしても、ブッダはなぜそのことを知っていたのでしょうか?

この世界の仮想現実性については、今や多くの学者が主張しているところですが

はるか昔にそれに気づいたからこそ、人々にとって世界の真実に基づく教えを考えることができたのかも知れませんね。

ブッダの悟りって実はこういう事だったのかも・・・

今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。

 


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