【内観する力】親鸞の言った「こころは蛇蝎のごとくなり」の本当の意味は?

心は蛇蝎のごとし 「悪性(あくしょう)さらにやめがたし こころは蛇蝎(じゃかつ)のごとくなり 修善(しゅぜん)も雑毒(ぞうどく)なるゆえに 虚仮(こけ)の行(ぎょう)とぞなづけたる」という親鸞の言葉が『正像末和讃』の中の『悲嘆述懐和讃』に記されています。 浄土真宗の祖・親鸞(しんらん)はこの言葉をどのような趣旨で述べたのでしょうか? 直訳すると、「人の心の本性は、欲や怒... (続きを読む)