【合理的合格法】「毎日10時間勉強して合格」「毎日2時間で合格」 あなたはどちらを目指したいですか?

夏休みの勉強時間

 昔から、高校受験の受験予備校の先生の中には、ずいぶん無茶なことをいう先生がいました。

「この夏休みは毎日10時間勉強する必要がある」なんてことを平気で言うのです。

これは本当の話でよく耳にしました。

学校の先生でも極端な事をいう先生の中には、同様の事を言っている話を聞きました。

今でもそういう指導をしているところはあるかも知れません。

 たかだか高校受験、しかもまだ夏の時期にどうしてそんなに時間が必要なのか甚だ疑問ですが

「受験というのは大変なものだ」と思い込んでいる生徒や保護者には、そういう極端な言葉が響くのでしょう。

 受験というものを、何か高尚な修行のように考えている人が割といますが、得てしてそういう思考をしている人の方が失敗をしやすいものです。

 受験とは、単に「与えられている合格ラインをクリアできれば入学や資格取得が許され、クリアできなければ許されない」ただそれだけのものです。

受験は目的ではなく、単なる手段に過ぎません。

だとすれば、合理性がすべてです。

 「どうすれば勉強量を少なくして合格できるのかを考える」のが、むしろ受験の基本中の基本です。勉強は修行ではないのです。

「1日2時間で楽々合格できる方法はないか?」

まず最初に考えるのは、そう言う発想であり、最初から「1日10時間」なんて考える時点で、よほど無駄な学習へ突き進むんでしまうという事を気づくべきだと思います。

失敗へまっしぐらになってしまう危険さえあると思います。

四合五落。本気ですか?

 これもずっと昔の話で、今は半ば笑い話になっているかと思いますが

私が高校生の頃(昭和です)「四合五落」という言葉がよく言われました。

大学受験合格に必要な睡眠時間を表す言葉で、「4時間睡眠なら合格。5時間も寝ていると落ちる」という基準です。

東大受験などの難関大受験には、それくらい必要というような話だったのだと思いますが

当時実際には「三合四落」という言葉さえ聞きました。

 何かあるとすぐ「根性」とか「必勝」という言葉を言われる時代でしたので、まだ受験前の私には、根性論はそんなに違和感はありませんでしたが、

さすがに「これ本当か?」と思ったものです。

 これもテレビで何か特集か何かがあって、それから世間でよく言われるようになったように記憶しています。

今振り返って考えてみると、いつの時代もテレビは碌な事をやってないですね。

 いくら何でもみんなそんな事を本気にはしていないと思いますので、おそらく実際には、一部の人でそんなことを言っている人がいる程度だったのではないかと思っています。

 当然のことですが、1日24時間時間があるのに、睡眠を4時間にしないと合格できなくなるほど長時間勉強をする必要など全くないですし

また普通にやってそんなに時間が足りなくなるというのは、よほど時間を無駄にした、合理的でない学習法を取っているのではないかと思います。

 増してや受験まで何か月もそんなことを続けていたら、体調も崩すのは間違いありませんから、ショートスリーパーの方でない限り決してそんなことはやってはいけないと思います。

 勉強というのは、頭脳をフルに使うクリエイティブな行為ですから、睡眠が十分でなければ、そもそも集中度の高い良好な思考や記憶保持はできるはずもありませんね。

司法試験合格者の現実

 私は自分自身は旧司法試験に最終的に合格しませんでしたが、合格者の知り合いは結構います。

 まず私の長男がそうですが、彼はそんな無理な長時間学習などは全く行っていません

どちらかと言うと、のびのびと学習をして合格をしました。

 友人にも合格者が何人かいますが、基本的に勉強は楽しいというタイプが多く、睡眠を削ってガリガリと勉強するというイメージの人は皆無です。

 睡眠を削るようなやり方は、おそらく試験の難易度が高くなれば通用しなくなるのではないかと思います。

 特に若くして短期間で合格した人については、あくまでイメージになりますが、共通点があります。

それは「いつ勉強しているの?」というような感じさえあり、時間より勉強の質がとても高いということです。

 何か学習のことを相談するたびに「ええっこんな合理的なやり方やっているのか」と思うことがよくあって、聞いてみると

そういうやり方の工夫を自分で発案したり、あるいは他人から情報をもらってやっているというのをよく目にしました。

 重ねて強調したいと思いますが

「時間の長さではなく学習の合理性」それが合格へ向けての必需品だということです。

必要なことは何かをまず考えてみる

 受験生は試験が近づくにつれてこう考えます。

「時間があまりない」「だから時間を増やして追い込みをする」

 でも、これがスタート時点から間違っていることが多いのです。

 基本的に必要な学習時間さえ確保できていない場合は別ですが、ある程度勉強を進めている段階で、試験が近づいてきたら、

まず考えることは

「時間があまりない」「だから時間をうまく使って必要なことをやる」ということであるべきです。

追い込みで時間ばかり増やしても必要なことを行わなければ、結果は出ません。

やるべきことは「必要なこと」を考えて対策することです。

受験に向けて焦りがある方は、一度落ち着いて、今必要なことは何かを考えてみることをお勧めします。

 今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。


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