【ウラシマ効果】浦島太郎が目にしたものは宇宙文明だったのか?

浦島伝説

 浦島太郎と言えば日本を代表するおとぎ話ですが、そのあらすじには様々なバリエーションがあるようです。

 日本最古の『浦島伝説』は京都・伊根町の宇良神社(別名浦嶋神社)には、おとぎ話『浦島太郎』の原話である『浦嶋子伝説』が伝わっています。この神社の近くには龍宮城から戻って来たという小さな洞穴もあります。

この『浦嶋子伝説』は『日本書紀』や『丹後国風土記』にも記載があります。

また、全国各地にも複数の浦島太郎伝説が残っています。それぞれ話の内容は全く同じではないようです。

 一般に知られるあらすじは、現在の『浦島太郎』として伝わっている以下のような話が基本になっています。

 浦島太郎は、亀を助けたことの恩返しとして海中に連れて行かれます。そして彼は龍宮で乙姫たちの接待を受けて楽しい日々を送ります。やがて帰郷しようとした浦島太郎は乙姫から玉手箱をもらいますが、「決して開けてはならない」と念を押されます。

彼が故郷に帰り着いてみると、そこではすでに長い年月が経っていて、失意で玉手箱を開けてしまった浦島太郎は年老いてしまうのです。

 これは、室町時代に成立した短編物語『御伽草子』によるものとされ、これ以降はよく知られた昔話として一般に広く伝わっていったようです。亀の恩返し、乙姫、竜宮城、玉手箱などのアイテムが登場するのもこの時からのようです。

ウラシマ効果と相対性理論

 この浦島太郎の物語に関しては、単におとぎ話というだけではなく、「ウラシマ効果」という物理学の相対性理論が予言する現象として紹介がされています。

「ウラシマ効果」という言葉はSF同人誌で使われた言葉で物理学用語ではありませんが、宇宙飛行士が、宇宙船で光速に近い速度で宇宙の遠く離れた場所に行って戻ってきたら、地球では宇宙飛行士の経験した年数よりもずっと長い年月が経過していたという現象のことです。

 アインシュタインの特殊相対性理論によると、光の速度は観測者がどのような速度で進んでいても相対速度による影響を受けず、常に一定(秒速約30万km)だとされます(光速度不変の原則)

しかし観測者には様々な状況があり一定ではありません。そのため光速度不変の原則を貫くならば、「時間が観測者の状況によって遅れる」という「時間の遅れ」現象が予言されたのです。

*特殊相対性理論とは、慣性運動する観測者が電磁気学的現象や力学的現象を観測する場合の物理学上の理論。簡単に言うと、速度が一定(加速していない)で運動している物体に関しての理論です。

 特殊相対性理論で予言された「時間の遅れ」現象は、以下のようなものです。

 観測者から見ると、観測者に相対して移動している時計は、観測者側の静止している時計(移動していていない時計)よりも時間の進みが遅くなって観測されることになります。そして相対速度(光速とのスピード差)が大きいほど時間の差は大きくなるのです。

 これを実際の宇宙旅行に当てはめた話が「ウラシマ効果」の話で、光速に近い速度で進む宇宙船内では、地球での時間の進みよりずっと時間の進みが遅くなりますから、たとえば地球上で何百年も経過していても宇宙船内では「数年経過しただけ」ということが起こりうるのではないかとされたのです。

古代の宇宙旅行の話ではないのか?

 これらの話を総合した場合、こんな推論もできるのではないかと思います。

まず浦島伝説が各地に残っていて伝承されていることから考えると、浦島太郎の話は、ただのおとぎ話というよりは、実際にあった出来事が伝わったという可能性があります。

だから、浦島太郎の話は古代の宇宙旅行の話で、彼が助けたのは、地球に不時着した宇宙人だったのではないかと思うのです。

そう考えた場合には、浦島太郎の話の最後のオチがちょっと変な事も納得がいきます。

 乙姫たちは浦島太郎に恨みがあったわけではないのに、浦島太郎が土産でもらった玉手箱で老人になってしまうというオチは、どうも不自然ですよね。土産なのに開けてはいけないというのもよくわかりません。

でも、これが宇宙旅行から帰ったら時間が経過していて、自分の世代の人間はすでに皆老人になってしまっていたという事を示す表現だったら納得がいくのです。

あるいは地球の大気を浴びて地上時間の経過による身体のダメージがあったため体調を崩してしまったというような解釈もできると思います。

 そしてこれが古代の宇宙旅行だとしたら、亀は宇宙船、竜宮城は遥か彼方の宇宙にある進化した宇宙文明、玉手箱は何か時間のゆがみから浦島太郎の身体を守る電子機器(誤操作すると危険があるもの)だったという仮説も成り立つのです。

 いかがでしょうか?

おとぎ話をそのまま信じている人の夢を奪うような気もしますが、かえってこういう解釈も面白く、むしろロマンがあって良いのではないでしょうか?

 

 


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