試験を前にして緊張しない人はいない 受験の厄介な所は前日までの準備というインプットの他に、当日力を出し切らなくてはならないというアウトプット面も考えなくてはいけないという点にあります。 とくに大きな試験である入試や国家試験では、人生がかかっているという思いから、普通ほとんどの人が緊張して、かなり前からメンタル面で苦しむことが多いでしょう。 これは当たり前のことです。 ... (続きを読む)
【英語の数の仕組み】知ってますか?million(100万),billion(10億),trillion(1兆)は1000倍刻みということ。
英語の大きな数 学校の学習で英語の数が登場して来た時に、まず覚えるのはhundred(ハンドレッド:」百)やthousand(サウザンド:千)ですが、英語の数の仕組みについては、あまり詳しく勉強する機会がないかもしれません。 その後million(ミリオン:100万)やbillion(ビリオン:10億)が登場してきて、何だか変な区切りになっているなと漠然と感じる人も多かった... (続きを読む)
【受験のメンタル】受験当日知らない事を正解するのは無理なのです。スポーツとは違います。
試験に対する誤解 受験というものは、初めてそれを体験する者にとっては、何か特別な人生の大イベントのように感じられるものです。 もちろん実際に進路がそれで決まってしまうという点ではその通りではあるのですが、単なるペーパーテストであることを忘れてしまってはいけません。 自分の持っている解答能力を示すこと以上にできることはないのですから、試験会場で「勝負する」という意識を持... (続きを読む)
【英語の発想】なぜa decade「10年間」は ten years と別に言葉があるの?
decade 英語を学習していると日本語と発想が違う言葉があることに気が付くときがあります。 たとえばdecade (ディケード)という言葉があります。これは10年をひとまとまりとした言葉で、a decade なら「10年間」 three decads なら「30年間」という風に使います。 a year が「1年」 three years が「3年」と言うのとイメー... (続きを読む)
【単語と漢字の違い】知っていますか?「なぜ単語は覚えられないのか」
間違いだらけの単語練習 よく生徒が単語の宿題をやっているのを見かけます。 一生懸命単語を書いています。同じ単語を10個も20個も書きます。 私が横で見ていて「こんなので覚えられるのかな?」と思って、3~4個前に書いていた単語を書かせます。 案の定書けません。単語が書けないというより、そもそも最初のアルファベットが出てこなかったりします。 こんな練習は本当... (続きを読む)
【高校入試の英語】「長文問題だらけ!?」どうすればいいの?でも得点源はあります!
高校入試の英語 高校入試の英語というと、生徒たちは何を準備したらいいか迷います。 数学であれば色々なパターンの問題を順に解いていくという事がやりやすい面があります。 難易度についても、違いが割と目で見てわかるので、苦手であれば「文章題を捨てて」「複雑そうな関数問題を捨てて」などど対策も立てやすいのですが、英語の場合は「はっきり易しそう」と言う問題が見つけにくいかも... (続きを読む)
【和風月名 睦月(むつき)】なぜ1月を「睦月」と呼ぶのか?
月の異名 皆さんは弥生とか師走などという言葉を聞いたことがあるかと思います。 弥生は3月、師走は12月は別名です。一般には月の異名(異称)と言われているものです。 最近は小中学校でも学習するようになりました。和風のイメージがあり最近は割と多くの人に浸透してきていて知っている人も多くなったように思います。 一つにはおしゃれなカレンダーなどにはこういう月の名称が書... (続きを読む)
【受験の鉄則】常にあなたが目指す点数は「満点」ではなく「合格点」です。難問に関わるほど不合格は近づきます。
受験に対する勘違い 私がすでに受験指導を始めて30年以上の年月が経過していますが、長い受験指導経験で一番確かな事として言えることがあります。 それは「難問に関わると不合格が近づく」という受験の鉄則です。 これは試験会場ではもちろんのことですが、試験の準備段階でも間違いなく言えることです。 試験での正答率が10%とか20%なんていう問題は、そもそも気にする必要... (続きを読む)
【試験という非日常】「決して受験直前にやってはいけないこと」とは?
試験という非日常 受験と言うものは「合格すればその学校へ行ける」というのは当然ですが、「合格しないとその学校へ行ける機会を永久に失う」という面があり、それが受験者の心を大きくかき乱してしまう要因となるものです。 もちろんやり直して入学することも本当はできるのですが、若者にとって1年は長く、実際には「永久にそこには行けない」という意識になるのも無理からぬところです。 そ... (続きを読む)
【エピソード記憶】物語が人の記憶を強固なものにする。
言葉にならない記憶 私たちの記憶と言うものは色々な形で脳に刻みこまれているものですが、まず、言葉にはできないがずっとそれが記憶されているというものがあります。 「身についている」と言ってもいいかも知れませんが、たとえば自転車の乗り方などは、一度それをしっかりマスターすればおそらくずっといつでもそれを行う事ができます。 非陳述記憶と呼ばれるこのような記憶は、もちろん無理... (続きを読む)