【食品添加物】アスパルテームとステビアの違いを知らずに食べてても大丈夫?

人工甘味料

 皆さんは「人工甘味料」をご存じかと思います。人工的に甘みをつけるために使用されているもので、コンビニで買うパンやお菓子にも使われています。

商品の裏側には、たとえばアスパルテームとかステビア、スクラロース、アセスルファムK、とか記載されています。

 多くの人は「ああ、なんかカタカナで専門的な名前が書いてあるな」程度に思って「商品で認められているんだから大丈夫だろう」と考えて購入して、日々そういうものを食べているかと思います。

 ただ、これらの食品添加物が一体どんなものであるかを知らないまま、自分や子どもの口に入れてしまっていて本当に大丈夫なのでしょうか?

 食品添加物については、おそらく世界で一番その審査基準が緩いのが日本だとも言われています。がんによる死者が世界的には減少傾向にある中で、一人日本だけがんによる死亡がなかなか減って行かないのには、実はこのことが影響しているのではないかとようやく最近言われるようになりました。

 もちろんこれについては色々な意見があるようですので一概には言えないところもあるのかも知れません。

しかし、何も知らないまま継続して長い間食べてしまっていることで、弊害が出ないとも言えないのがこういうものですので、少なくともある程度の情報を得ておくということが大切かと思います。

アスパムテームとステビアの違いを知っていますか?

 アスパルテームとは砂糖の主成分であるスクロースの甘さの約100~200倍の甘味を持つとされる人工甘味料です。日本では1983年に食品添加物認可が下りています。

 (なお、別名ショ糖とも言われるスクロースは、テンサイやさとうきびから作られる天然由来の物質です)

アスパムテームは、飲料や飴やガム、アイスなどの他、健康食品などにも含まれています。

少量で甘みが出せるので糖質オフやカロリーオフの食品には使われやすいと言えます。

作り方は、アスパラギン酸とフェニルアラニンという二つのアミノ酸を結合させ製造します。酵素を使用する工程もありますが、ほぼすべて化学合成により製造される物質です。

 このアスパムテームについては、実は危険な食品添加物ではないかという情報がかなりあるようです。

研究結果や議論がされた弊害をざっと挙げると、脳腫瘍・白血病・リンパ腫など発がん性がある、糖尿病・心疾患のリスク、胎児への影響、気分障害・精神的ストレス・うつ病・記憶を妨げる等々たくさんの問題点が指摘されたことがあるらしいです。

専門家ではありませんので、これについて具体的に言及するのは避けます。もちろんほとんどについて安全性を主張する反論も多くされていますので、安易に結論を出すことは難しいと思います。

 しかし心配な人はよく調べてみる方が良いと思います。何と言っても口に運ぶものの話ですから・・・。

検索するとたくさんヒットしますので、興味のある方はやってみてください。たとえば脳腫瘍などは「そんな危険はない」という説明があるサイトもあったりしますので、調べることで逆に安心できる部分もあるかもしれません。

これに対してステビアキク科の植物です。人工甘味料ではありません。150を超える種類があり、食用だけではなく観葉植物やハーブとして楽しまれているものもあります。古くはアメリカの先住民が心臓病や高血圧の改善目的のために使用していた植物です。

ステビアは、我が国において広く使用されており、長い食経験があるものとして既存添加物という形で使用が承認されています。

 ステビアには甘味成分のステビオール配糖体という甘みの原因となる化合物群が含まれているので甘みはとても強く、最大ではスクロースの約300倍くらいの甘味を示すこともあるようです、これも少量加えるだけで十分な甘みを味わえるのが特徴である物質です。

チョコレートや飲料などに使われているのをよく見かけますね。

 人工物ではないためアスパムテームに比べたら危険はずっと少なく、糖尿病の方の甘味料に使われたり、血糖値低下作用があると言われます。また、高い抗酸化作用により老化を防止したり、アレルギーの原因となる物質への解毒作用なども認められているようです。

もちろん人によっては影響がある場合もあります。キク科の植物のためそれに関連するアレルギーのある方には危険が生じる可能性もあります。

人工物か植物か

 結論から言いますと、アスパムテームは人工甘味料で化学的に作られたもの、ステビアは植物であるという点に大きな違いがあります。

カタカナでそれらしく書いてあるだけではこういう違いは全く分かりません。

お恥ずかしい話ですが、私は逆の方向でむしろ心配性で、ステビアもきっと危険なものではないかと思い込んでいたのですが、調べてみたら植物でした。

そしてちょうどそれを知った翌日にガーデニングショップに行ったらなんとステビアの木を打っていたのです。

「自分は何て何も知らなかったのか」そう感じましたが、実際多くの人がそんな感じではないのでしょうか。

ともに国によって使用が認められているものですが、このような形でカタカナ言葉で専門的に書かれていれば、一体その正体が何であるかということは、よほど自分から調べていかないとわかりません。

「国の偉い人や専門家の人が決めているんだから安全に違いない」そう思って多くの人は、それを実際に毎日口に運んでいたりするのですが、

 国やテレビに出てくる専門家と言われる人たちの多くが、何かの利権の影響を受けていたりして、純粋に科学的な事を言っているとは限らない事は、昨今の騒動でよくわかっている事です。

だとすれば、自分を頼りにするしかありません。調べようとすれば、幸いなことに今ではネット上に何でも詳しく調べてくれている人がいます。安全かどうかは自分の目で確かめてみることをお勧めします。

今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。

 

 


 

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