【情報リテラシー】「歴史」を書いたのが誰かを考えれば、情報が正しく見え始める。

歴史の学習の本当の意味  私たちは学校で歴史を勉強しますが 実際には、歴史の知識を暗記する作業をしているような学習がほとんどです。 そして教科書に書いてあることを 「石田三成が徳川家康と関ケ原で戦い」 「治安維持法が出来て、普通選挙法が・・・」 というように覚えていきます。 その中で、その歴史の事実が真実かどうかなどは知る由もなく、またほとんどの... (続きを読む)

【情報リテラシー】「『おやっ?』を大切にすること」がメディアや専門家の嘘からあなたを守る。

不誠実な情報伝達者たち  以前と違って、最近はマスメディアの信頼度は日に日に低下しています。 また、メディアに登場する専門家と言われる人たちも メディアの「結論ありき」の情報伝達を根拠づけようとしているため 素人からみても間違いだらけの見解を述べることも少なくなくなりました。 「いったいどうなっているのだろう?」 驚いている人たちの声をよく聞きますが、... (続きを読む)

【これって外来語?】「ホッチキス」はホチキス氏、「たばこ」はtobacco、「ネジ」は螺子

言葉はどこから?  私たちが普段使っている言葉については、 あまり意識をすることがありませんが 古来から我が国で使われていた「和語」や、中国から渡ってきた「漢語」など色々なものがあります。  「やま」や「かわ」など現代では訓読みをするような言葉が「和語」にあたりますが、 生徒たちは、そもそも訓読みと音読みの区別があいまいです。 音訓の一つの判別の仕方と... (続きを読む)

【世界を創造するのは自分?】「百聞は一見に如かず」はSeeing is believing それともA picture is worth a thousand words?

Seeing is believing.   Seeing is believing.という英語のことわざがあります。 これは普通「百聞は一見に如かず」と訳されます。 高校英語のテストなどでもよく見かける言い回しです。 Seeing は「見る」Seeの動名詞で「見ること」 believing も「信じる」believeの動名詞で「信じること」と訳して ... (続きを読む)

【言葉の不思議】When in Rome do as the Romans do.の意味がなぜ「郷に入れば郷に従え」?しかも中国から来た言葉って本当?

When in Rome do as the Romans do.  こんな英語のことわざがあります。 「When in Rome do as the Romans do.」 直訳すると 「ローマにいれば、ローマ人として振舞え」 という意味になります。  この場合、as は「~として」という意味になります。 でもこの英語のことわざ、普通は別の訳し... (続きを読む)

【英語のことわざ】It is no use crying over spilt milkと「太公望」の関係とは?

英語のことわざ  高校英語を学習すると 英語のことわざというものがたまに出てきます。 一番よく見かけるのは 「覆水盆に返らず」 It is no use crying over spilt milk. というものです。 私が、高校英語で最初に覚えたのもこのことわざですが そもそも 「覆水盆に返らず」という日本語のことわざ自体が ... (続きを読む)

【情報リテラシー】「世界は危機に瀕して行く」なぜ彼らはそれを知っているのか? 

ファクトフルネス                       一般にマスコミが伝える未来は、多くの場合暗いものであるのが決まりのようなものです。 「日本には輝かしい未来が訪れる」と伝えても、あまり記事にはならないからでしょう。 いつでも、明日にも日本は破綻するかのような勢いで報道をします。 しかし、実は世の中は世間の人々が考えているよりはずっと良くなってい... (続きを読む)

【観天望気】「天気を読む」あなたも諸葛孔明になれるかも?(外れる天気予報にお困りなら…)

外れる天気予報  近年天気予報が外れることが、以前より多くなっているという感想を述べる方がいます。 天気予報は、あくまで「予報」ですから必ず的中するわけではありません。 翌日で80%台、数日後で70%台くらいの的中率という話を聞いたことがありますが なかなか100%とはいかないでしょう。  さらに最近は、やたらと大げさな表現をする気象報道が盛んにされるように... (続きを読む)

【力が湧く四字熟語】「勇気凛々」「前途洋々」「明鏡止水」「意気軒昂」

言霊(ことだま)  古代から日本人は、言葉には特別な力が宿っている(言霊)と信じられてきました。 これは特別な宗教の話ではなく、日常会話にも意外に関連のあることです。 たとえば、「そんな不吉な話をするんじゃない」というような禁忌としての言動などは、この言霊信仰に関係があると思われます。  また逆に「プラスの言動によって運を拓く」というような考え方は、一般の人々にも... (続きを読む)

【呉服の語源】三国志と着物の意外な関係とは?

身の回りにも知らないことはたくさんあります  着物を販売するお店を「呉服店」と言いますね。また着物のことを「呉服」と呼んだりしています。 着物を着る習慣のない人は気にも留めない人が多いですが 歴史の勉強をしていたり、あるいは別の機会に「三国志」に「呉」が登場してきたとき、 「あれ?呉服の呉ってこの国の服なのかな」 と思ったことがある方はどれくらいいるでしょう... (続きを読む)