【わかる作文】自分では気づかない「主語のない文」

「主語はわかっている」  気づいている方も多いと思いますが 日本語では、頻繁に主語を省略します。 特に会話では、一人称(私・私たち)二人称(あなた・あなたたち)の主語を言わない方が普通です。 次の会話文を見てください。 「やあ、おはよう」 「おはようございます」 「昨日のお客さんについて、何か聞いた?」 「いいえ、聞いていないです」 ... (続きを読む)

【日本語の面白さ】文のニュアンスを変える助詞の「微妙な違い」とは?

助詞が表す微妙なニュアンスの違い 以前助詞の「は」と「が」の違いについて記事にしたことがあります。 「は」は対比の意味があり、 「その犬は、よくなついた」と 「その犬が、よくなついた」では 「は」の方は 「ほかの犬と違って、その犬は」というニュアンスを読み取ることができますが 「が」の方は 「その話題になっている犬が」というニュアンスで(排... (続きを読む)

【集中力アップのコツ】気づいていますか?「自分が集中できるシチュエーション」

集中力の重要性  学習の能率を上げるにも 試験会場でアウトプットをする場合にも およそ学習のあらゆる場面で 「集中力」ほど必要とされるものはないでしょう。  集中を欠けば 学習のノルマも果たせなくなり、仮に形だけやったとしても間違いだらけになったりもします。 また、試験当日になかなか考えがまとまらず、いつの間にか時間が足りなくなったりする危険も出... (続きを読む)

【読み取りのコツ】言葉への感度を上げるということ

読み取り力は全教科で必要な能力  問題文を読み取ってこれに解答をする、いわゆる読み取り問題については 国語だけでなく、数学でも理科でも 全ての科目で答え方が重要になってきます。  「読み取りは苦手だ」と言う生徒は結構いるのですが それが事実であれば 全科目において常に失点する危険があるということですから 早いうちに対策をしておく必要があります。 ... (続きを読む)

【集中の入り口】勉強への「取っ掛かり」を良くするコツとは?

取っ掛かりが悪い  良い学習習慣を作り上げようとするときに 一番ネックになるのが 「机の前に座っても、なかなか集中できない」 「集中状態になるまでに、1時間位だらだらしてしまう」 「別のことをあれこれやっているうちに時間がなくなる」 という症状が見られるような「取っ掛かりが悪い」状況です。  皆さんも一度は経験があるかと思います。  なぜ、... (続きを読む)

【わずかな違い】実力を伸ばす人は「微差」にこだわる

わずかな違い  勉強の世界では、時に 短期間で、見る見る出来るようになって行く生徒がいます。 逆に、同じような成績を取り続け、 その後次第に出来なくなってしまう生徒もいます。  両者の違いの大きな原因は 学習習慣の悪さであったり 勉強への興味が持てるかどうかであったり 色々なものがありますが  少なくとも 伸びが著しい生徒に共通... (続きを読む)

【継続のコツ】新しい習慣を続ける一番のコツは?

新しい誓い  新しい年がやって来て、多くの人は 「今年こそ」ということで 何か新しい誓いを立ててスタートをします。  本当は、これがしっかり続いていくといいのですが 実際には、すぐに計画が頓挫してしまったり ゆるゆるとペースが低下してしまったりして 1月も後半になると 「そんな事始めたんだったかな」という事を 言っていたりすることもあ... (続きを読む)

【「旦」って何】元旦・元日・正月ってどう違うの?

1月1日の呼び名  皆さんは「1月1日の別名は何?」と聞かれたら何と答えますか。 毎年お正月になると、 「今年の元旦は・・・」とか 「元日の人出は・・・」とか 「正月のこの時期に」といった感じのニュースが流れます。 何気なく使っていますが 「元旦」「元日」「正月」の言葉の意味はそれぞれ違います。 答えを先に言うと 1月1日の別名は... (続きを読む)

【受験の面接のコツ】試験官は何を見ているのか

面接試験は何のため  世に面接試験というものは数多くあります。 受験の面接試験、就職の面接試験が代表的なものですが たとえば受験の面接といっても 「人物を見るための面接試験」 「学科の内容を検査する面接試験」 というようにその目的も様々です。 そして一番ポピュラーな「人物を見る受験面接」も  一般の受験、推薦受験ではその趣旨も異なります。 ... (続きを読む)

【おうぎ形のコツ】公式には意味がある

忘れられる「おうぎ形の公式」  中1の平面図形でおうぎ形を学習します。 ここでは公式を覚えるのですが 実際には多くの生徒が 何回やってもこの公式をマスターできません。  その証拠に 中3におうぎ形の公式を聞いて 即答できる生徒はかなり少なく 覚えていても使い方を忘れている生徒も多いのです。  これには実は理由があります。 なぜこ... (続きを読む)