同じ間違いを繰り返す生徒 中学校の数学の方程式で、移項という学習内容があります。 X+3=6 という方程式があった場合 X=6-3 という形で、項(この場合は+3)を他の辺に符号を変えて移動することを言います。 重要な基本的事項ですが、学習してからしばらく経つと必ず次のような解答をしてしまう生徒が現れます。 3X=6 という問題で X=6-3 とい... (続きを読む)
【モチベーションアップのコツ】実は存在しない、わかってあたり前のこと
修飾する言葉がわからない 小学生や中学生で、修飾する言葉(修飾語・被修飾語)がよくわからない生徒がいます。 ごく簡単な例で言うと、 「赤い花」で「花」を修飾するのは「赤い」といった具合です。 修飾語は、小学校の低学年から学習をしますが、「修飾する」「飾る」「くわしくする」ということ自体がよくわからない場合があります。 大人ですと、「これが修飾語で、この... (続きを読む)
【中学国語文法のコツ】実は単なる暗記ではない連体詞の見分け方とは?
入試でも聞かれることが多い連体詞と副詞 生徒が文法を勉強していて、実は簡単なのになかなか理解がすすまない品詞があります。 それが連体詞と副詞です。 今回はそのうち連体詞について書きたいと思います。 副詞が多くは用言を修飾するのに対して、連体詞は言葉の通り体言を修飾します。 副詞が純粋に用言の修飾だけをするのではないので連用詞と呼ばれないため、わかりに... (続きを読む)
【中学国文法のコツ】苦手意識をなくすには全体像をつかむことが大切
文法が苦手な生徒の多さに驚く 中学国語の文法の学習については、得意な生徒が珍しいくらいに、苦手にしている生徒が多いのが実感です。 このことについては「なぜなのだろう?」と長らく疑問に思っていました。 あるとき生徒と話していて、気づいたことがありました。 その生徒は品詞と文節が同一のものと誤解していたのですが、聞いて見ると「ことばの単位」という言葉を聞いたこ... (続きを読む)
【比較学習のすすめ】3つの幕府の仕組みの暗記で役立つ将軍の心配事とは?
幕府の比較が意外にできない 歴史で幕府について学びますが、「幕府の名前をすべて言ってみなさい」と質問しても、すべて言える生徒はなかなかいません。 答えは簡単です。鎌倉幕府・室町幕府・江戸幕府です。 実はこの3つの幕府については、大変学習がやりやすいところだと私は思っています。 なぜかというと、きれいに比較できる内容がわりとたくさんあるからです。 以前の... (続きを読む)
【中学地理のコツ】わずかの知識ですべて解ける時差問題のコツ
苦手な人が多い時差の問題 地理で学習する時差の問題には苦手意識を持つ人が多いです。 きっと、「ただでさえ地理に興味がないのに、理科や数学のように計算をするなんて勘弁してほしい」 そんなことを思っているのではないかと思います。 これは時差というもののイメージが、地球が動いていることや時間と空間を隔てた所どうしの話で、何か難解なことをやっているのではないかという... (続きを読む)
【中学数学のコツ】反比例が簡単になるたった一つのコツとは?
反比例は出題者が関数の理解を確認しやすい単元 中学の数学では関数については、1年で比例・反比例、2年で一次関数、3年で二次関数を学習します。 この中で比例、一次関数、二次関数は、同じ系列のグループに入ります。この続きが高校で三次関数などへ続きます。 反比例はちょっと別系統の感じの関数で、苦手に感じている人もいるかと思います。 (上記は次数と式の形を基準にした... (続きを読む)
【中3英語のコツ】「かざり言葉」であることに気づかないと混乱する後置修飾とは?
中3英語で後置修飾で途端にわからなくなる生徒は多い 後置修飾というのは前置修飾の対義語で、簡単に言えば、修飾される語の後ろに修飾句や節が置かれることを言います。 これだけ言っても「?」となると思いますので例を挙げます。 ●This is a car. という英文があったとして、 「使われた」車という表現をしたい場合 This is a 〔used... (続きを読む)
【暗記のコツ】どこまでも伸ばせる「連想の鎖」とは?
記憶と連想は関係が深い 以前、暗記をするのには記憶をグループにして、それぞれを単独でなく、つながりを持ったものとして覚えると効果がある話を書きました。http://wizzseiun.com/2019/11/24/remember/ また、具体的に連想でつながりを作っていく方法についても書きました。http://wizzseiun.com/2019/11/25/remem... (続きを読む)
【中1英語のコツ・フォニックス】英単語が書けないたった一つのワケとは?
相変わらず「エイ・ビー・シー」と覚える中1英語のやり方 中1で英語を学習するときに、今も昔もアルファベットを覚えます。その時に一生懸命アルファベットの読み方を声に出して覚えたりします。 読者の皆さんもやった覚えがあると思います。 しかし、この「エイ・ビー・シー」というのは、ただのアルファベットのそれぞれの文字の名称に過ぎません。だから教養として知っている必要はありま... (続きを読む)