【Nature calls me(トイレに行きたい)の本当の由来は何か?】「水」の持つ不思議な性質

Nature calls me.   話はずいぶん昔のことになります。まだ私が小学校高学年だった頃です。 中学校から帰って来た姉が、私の顔を見るなり「ねえ、Nature calls meってどういう意味か知っている?」と言うのです。 私は小学生のうちに姉が使い古した英語の学習教材を独学で全部読み通してしまっていたので、もう英単語は相当知っていましたから、その問いに対して... (続きを読む)

【運が良くなりたいなら…】捨ててみましょう「思考という癖」ー潜在意識を利用するメリットとは?ー

何となくわかる  私たちが普段の生活をしていて、「なんとなく」書庫を見たら今日までが期限の書類が入ったままになっていたとか、「なんとなく」散歩していたら今日電話するつもりの人に出会ってしまった、なんていう偶然が起こることがあります。  これは私自身の経験になるのですが、何か思考をしているときにはそういうことは起こりません。どちらかというぼーっとして思考をしていないときに、そん... (続きを読む)

【和風月名 神無月(かんなづき)】10月には神様がいなくなる?・・・何と留守番もいました。

神無月(かんなづき)  10月の和風月名は「神無月」です。「かんなづき」という読み方が普通ですが、「かみなづき」などと読む人もいるようです。 この漢字を見て「神無月」は「神が無い月」だと思う方がほとんどだと思いますが、実は本来の意味は逆になります。 つまり「神の月」という意味になります。 「無(な)」は古文における連帯助詞「の」の母音互換形で、現代語で言えば、たと... (続きを読む)

【秋は永遠?】「千秋(せんしゅう)」という言葉に託された幸せな未来とは?

千秋万歳(せんしゅうばんざい・せんしゅうばんせい・せんしゅうまんざい)  千秋万歳はあまり聞いたことがない人も多いかも知れない四字熟語ですが、「きわめて長い歳月」を表すことばです。イメージとしては永遠を想定するような言葉です。 この言葉は、人々が長寿を祝ったり祈念するようなときに使われます。 「千」「万」は非常に大きい数という意味、「秋」「歳」は年を表しており、「千年、... (続きを読む)

【和風月名 長月(ながつき)】9月に長いものって一体何?「長月」の由来とは?

9月の和風月名 9月の和風月名は「長月(ながつき)」です。 これを聞くとまずだれもが「9月に長いものってええっと…」と考えることでしょう。 そして大体の人が気づくはずです。 「ああ、さては夜が長いんじゃないか?」 「秋の夜長」って言ったりしますからね。 そして答えはと言えば、まさにその通り。 長月の由来は「夜長月(よながつき)」という夜が長いとい... (続きを読む)

【塩と塩化ナトリウムの秘密】「この世で一番うまいもの」をとらなければ健康。それって本当ですか?

無塩トマトジュース  私は子どもの頃から割と自然派だったのか、トマトジュースが大好きでいつも飲んでいました。 年配の方ならご存じの方もいるかもしれませんが、ちっちゃな缶切りのようなもので缶を開けて飲むようなスタイルの頃から飲み続けています。 近年トマトジュースに含まれるリコピンの効能に注目が集まり、トマトジュースは以前と比べものにならない程人気が出て、多くの人が飲んだり... (続きを読む)

【潜在意識とコンフォートゾーン】「根拠のない自信」が現実の世界を実際に変えるという話

根拠のない自信を持つヒーロー  最近やっているテレビドラマで、トリリオンゲームというドラマがあります。 大変面白くワクワク感が半端ないので、まだ見ていない方はぜひ見ることをお勧めします。 このドラマの中で、起業をする主人公の1人はとにかくコミュ力が抜群で、「どこからそんな自信がわいてくるの?」と誰もが思うような人物です。 そしてそのキャラクターが見る人をぐいぐいと... (続きを読む)

【身近な言葉の由来】なぜ「やっこさん」「冷ややっこ」?「奴(やっこ)」って何?

やっこさん  よく刑事ドラマなどでお互いに知っている第三者(知人)のことを「やっこさん、いまどうしてる?」などど言っているのを聞くことがあります。 何となく雰囲気で、その人のことを指すのだろうと思って聞いている人がほとんどだと思いますが、「やっこ」って何?という疑問がわきますよね。  そこで今回は「やっこ」の語源にさかのぼり、どんな意味なのかを書いてみたいと思います。 ... (続きを読む)

【ゼロマージナルコストエコノミー】夏のことわざ「夏歌う者は冬泣く」は過去のものに?

夏歌う者は冬泣く  夏のことわざで「夏歌う者は冬泣く」というものがあります。 「働けるときにしっかり働いておかないと、後で困った事態になる」という意味のことわざです。 夏と冬というのはたとえで、イソップ物語のアリとキリギリスの話と同様のニュアンスのことわざです。 夏の間歌を歌い楽しく遊んでいたキリギリスが、一生懸命働いているアリを馬鹿にしていたら、冬になって食料が... (続きを読む)

【ケ・セラ・セラ Whatever will be, will be.】現実に存在しない「過去と未来」

あなたの知っている過去は本当?  私は子どもの頃親の仕事の関係で、ずいぶん引っ越しをしました。  まだ幼くて学校に上がる前の引っ越しが多かったので転校自体は1回だけでしたが、住む場所が次々に変わるのは、子ども心にはちょっと落ち着かない気持ちもありました。 小学2年生になって以降はずっと同じ場所で暮らすようになったので、自分の住処という意味でのアイデンティティということで... (続きを読む)