【プランクスケール】どこまであるのか?「宇宙の果て」「ミクロの限界」あるいは仮想空間?

プランクスケール: マックス・プランクによって考えられた単位で、時間や質量や長さなどの単位について、普通に使われている単位でなく、ごく微小な数値を基本として世界のあらゆるものを測定できるようにしたもの  宇宙の果て・ミクロの限界  子どもの頃、誰もがこんなことを一度は思ったものではないでしょうか。 「宇宙の果てはどこにあるのだろう?」 「ミクロの世界はどこまで... (続きを読む)

【同訓異字】すばらしき日本語「上げる」「挙げる」「揚げる」じゃあプレゼントを「あげる」は?

同訓異字  同訓異字と言うものがあります。 皆さんはおそらく同音異義語についてはよく耳にするかもしれません。 同音異義語は一般には音が同じで意味が異なる語を言い、「性格」と「正確」のようなものがこれにあたります。  同訓異字はこれと異なり「訓が同じ」でも異なる字を書くものです。 ただここで注意が必要なのは、この場合意味が近いものを普通「同訓異字」として取り上... (続きを読む)

【実は深い対義語の世界】「交流」「現実」「消滅」の対義語は?

対義語  反対の意味を表す言葉を対義語と言います。 「安全」の対義語は「危険」 「困難」の対義語は「平易」や「簡単」といった具合です。  言葉には複数意味があるものも多いので、対義語も複数になる場合があります。 たとえば、「交流」の対義語と聞かれたら皆さんは何と答えますか? 「友達と交流するの反対か?何だろう?」「絶交かな」 そういう風に思われる... (続きを読む)

【この世界は仮想現実か】デカルトも知っていた?もしそうなら世界はこうなっている(推論結果からの検証)

仮想現実  最近バーチャルリアリティーなどと言う言葉をよく聞くようになりました。 日本語で言えば仮想現実、作り物の世界です。 あたかもそこにその世界があるように見せかける技術で、今やその精密さは極めてレベルの高いものになっています。 フェイスブックが社名をメタに変更して、仮想空間の研究や普及に力を入れるようになったのも話題になりましたね。  仮想空間の技術は... (続きを読む)

【考える学習】「寒い風はどちらから吹く?」暗記なんていりません。

大陸から風が吹くのはいつ?  社会で季節風について学習することがあります。 小学校の社会でも出てきますし、中学高校の地理でも出ます。 ところが長く学習していても、季節風の向きと季節をどうしても結び付けて暗記できない生徒がいます。  ただ「季節風 北西 冬 大陸から」といった語句で覚えても、 工夫がないとなかなか記憶に刻み付けられないことがあるのは、過去の稿で... (続きを読む)

【この世界は仮想現実か】「量子もつれ」が、この世界が仮想現実空間である証拠になる理由とは?

「量子もつれ」とは? 「量子もつれ」という現象があります。 「量子」というのは世界を構成する物理学の最小単位で粒子と波の性質を併せ持った存在だと言われますが(後述する二重スリット実験を参照) その「量子」について、2つ以上の「量子」間にはこれまでの古典的な物理では説明できない相関関係があることを示すのが「量子もつれ」という現象です。 例えば1つの量子から派生した量... (続きを読む)

【漢字使い分け】どう違うの?「町」と「街」と「まち」

まちづくり  よく「わが町のまちづくり」などという表記を見かける方も多いと思いますが 「なぜ『町づくり』じゃないの?」 そんな疑問を抱く人もいるのではないかと思います。 「町」には平仮名の「まち」の他にも「街」という表記もありますね。 普段何気なく使っているこういう言葉の使い分けは、 イメージだけで使ってしまう場合も多いと思いますが、 一般的な使... (続きを読む)

【学ぶという事】覚えていますか?ボタンを留められた日の事。ユークリッドの互助法も同じです。

できなかったことができるようになる  人間は生まれてから毎日が進歩の連続です。 大人になるとそのスピードや程度は、ずいぶん小さくなりますが 子どもの頃は、進歩と冒険の毎日でした。  本当に自分の記憶をたどっていった先 そのまた先に思い出されるのは 「ボタンを留める事」が上手くできなかった幼児の頃の記憶です。 やり方は親のやるのを模倣して、やれそう... (続きを読む)

【情報リテラシー】信用して本当に大丈夫?お金で買える「比較サイト」

「サクラ」  私たちの判断を誤らせる情報は、色んな形で世の中に存在していて 多かれ少なかれ私たちはそれに騙されてしまっていることがあります。  昔から、悪徳な商売でよく使われる手法としては、サクラというのがあります。 これは、例えばラーメン屋の前に「お金で雇った人を並ばせる」とかいった方法で 店が繁盛しているように見せて、客を呼び込んだりします。  以... (続きを読む)

【情報リテラシー】間抜けなサイバー詐欺。「でも、うっかり」にご注意。

増え続けるサイバー詐欺  仕事で公開しているメールアドレスがあるので もちろん安全対策は万全にしているものの、日々詐欺メールが届きます。 公の統計については確認をしていませんが、私のところに届くそういうメールを元にして言うと、やはり一番多いのは 「クレジットカードに不正アクセスがあった」と言うものでしょうか。 「アカウントがロックされました」などというのも多... (続きを読む)