【英文法七不思議】出来ていたのに単元が変わるたび忘れる「3単現のs」

3単現のsとは?  中学英語で混乱を生じやすいところはいくつかありますが、3単現のsなどは代表的な間違いポイントではないかと思います。  これは、主語が三人称(私が一人称、あなたが二人称、それ以外が三人称)の場合で、単数で現在形の場合には、動詞にsやesがつくという文法事項です。 この言葉を略して3単現のsと言います。  ただ、文法が得意な生徒でない場合に... (続きを読む)

【ヘクタール?立方メートル?】多くの小学生が単位の換算が苦手な理由とは?

苦手な生徒が多すぎる単位の換算  小学校の算数では、いろいろな単位の勉強をします。  簡単なところではmm、cm、m、kmのような長さの単位やmg、g、kgのような重さの単位などから、面積の単位で a(アール)、ha(ヘクタール)などのような面積の単位などいろいろあります。  学年が進むにつれて順に出てきますが、現在の教科書だとだいたい6年の終わりごろに単位のまとめのよ... (続きを読む)

【後置修飾】混乱してませんか?関係代名詞と現在分詞ingで飾る表現

ingで修飾する(現在分詞の後置修飾・形容詞的用法)  中3英語のハイライトはやはり何といっても関係代名詞ですが、 これに関係が深いものとして現在分詞ingで後ろから修飾する、いわゆる後置修飾の用法があります。 実に多くの生徒がこの二つのタイプの問題で、互いに混乱を生じてミスを続発します。  ingで修飾するというのはたとえばこんな表現になります。 犬  a... (続きを読む)

【現在完了形】なぜ have been toで「行ったことがある」になるのか?

現在完了形経験  英語の現在完了形には「経験」の用法があります。 これはhave + 過去分詞で「〜したことがある」の意味を表す用法です。 他の継続や完了の用法よりも、日本語としては分り易いのですが 1つ誰もが「おやっ」と感じる言い回しが出てきます。 それは have been to 「行ったことがある」という言い回しです。  元々現在完了に文を変える... (続きを読む)

【現在完了形】「完了」って一体どういう意味なの?

現在完了形完了  現在完了形の1つのジャンルに「完了」というものがあります。 以前現在完了形の「継続」の「ずっと」について、その意味がなかなかつかめない生徒がいるという記事を上げましたが 【現在完了形】「ずっと」の意味がわからない。 現在完了形の共通する1つの特徴として、やはり日本語の意味をとらえにくいということがあるような気がします。 今回は「継続」で... (続きを読む)

【現在完了形】「ずっと」の意味がわからない。

現在完了形の意味がつかめない  中学英語で現在完了形を学習します。 その中でも「継続」のジャンルでは、まずその意味をつかんでいくのですが 英語と言うよりも、日本語での意味事態をうまくつかめない生徒がいます。  これは無理もないことで、 日本語では国文法で「過去」「現在」「未来」を表す時制の勉強を 英語のように大きな文法テーマとして分けて学習することがな... (続きを読む)

【情報リテラシー】「オオカミ少年」が嘘をやめるのは、人々がむやみに恐れるのをやめた時

 嘘がまた新たな嘘を生む  私たちは日々色々な情報に触れて生活をしています。 中には私たちの安全に関わる情報もあり、 現代では、たくさんの情報の中から正しい情報を選ぶという事がきわめて重要になっています。  というのは、「情報化社会」という事が言われて既に久しいですが それと反比例するかのように、偽の情報や誤った情報の流通する度合いが 残念ながら、年々... (続きを読む)

【学問の終焉】権力者の顔色、世間の顔色を窺う「曲学阿世(きょくがくあせい)」とは?

曲学阿世(きょくがくあせい)  学問や研究をする人たちは、世間や権力などとは無縁で孤高なイメージを持たれがちですが 実際には学問や研究にはいつでもお金がかかり、またそれを公に認められなければ意味がないと考えている人も多く そのためにどうしても、そう言った方向からの影響を受けざるを得ない面があるのかもしれません。 「曲学阿世」という言葉があります。 これは学問... (続きを読む)

【時間の不思議】時間は主観的概念。長くも短くもなるもの。

時間の感じ方  勉強をしていて、どんどん新しい問題を解いていたら 「これだけの時間でこんなにたくさんの新しいことができた」と びっくりしたことはありませんか? 逆に、授業を受けたり仕事をしていて その日やったことが、普段とあまり変わらず平凡な感じの内容だった場合に 「今日は何かすぐ終わってしまったな」とか 週の終わりに「今週はやけに短かったな」と... (続きを読む)

【バランス感覚】ピンチには適さない完璧主義

完璧を目指すことのデメリット 「すべてのことが完全にできたらいい」  何かを試みる時、人は必ずそう願うと思います。  しかし、実際には完璧に物事を達成することができる場合は、本当にごく限られていると思います。  完璧ということが実際には実在しないのに、それを基準に考えるのでハードルが高くなってしまいます。  以前「三日坊主」についての記事を書きましたが、ht... (続きを読む)