【発想する力】考えたことがありますか?「なぜ波はなくならないのか?」

「なぜ?」と考える習慣  海に行くと、大小の波が打ち寄せていて そのリズムの心地よさに、誰もが 「ああ、自然っていいなあ」と感じることでしょう。 そして世界の広さを実感するかも知れません。 しかし、何度も海を見ていても 「海には波があって当たり前」とほとんどの人は考えています。  でも、これは実はおかしなことなのです。 近所の池を見... (続きを読む)

【宿題の合理的なやり方】先生のために宿題やるのって楽しいですか?

宿題が進まない  この時期、夏休みの宿題がたくさん出て 「早い時期にこの宿題を片付けてしまいたい」と思っている生徒は多いと思います。  しかし実際には、こんな感じの状況の生徒が毎年見られます。 解き方がわからず、1~2問やってみて途中になりそのまま。 よくわからないがとにかくやろうとして、でたらめなやり方で突き進む。 端からやろうとするので、なかなか進... (続きを読む)

【小学生の宿題】夏休みの友(夏休みの日誌・夏の友・サマースキルetc)を「夏休みの敵」にしないための方法

夏休みの友   小学生にとって、夏休みの宿題は一つの大きなテーマです。  作文や自由研究や漢字ドリルなどの宿題も出されますが、多くの学校でメインとなるのは 「夏休みの友」、県によっては「夏休み」というタイトルの日誌、あるいは「夏の友」とネーミングされた色んな教科の内容がミックスされた宿題の冊子だと思います。 地域によっては、「夏休みの生活」というような名前や「サ... (続きを読む)

【情報リテラシー】報道しない自由から身を守る方法

重要な事を報じない  近年マスメディアというものが大きく変わってしまい 私たちにとっても、情報を得る上での不都合が多々生じて来ています。  もっとも典型的な問題は 「報道しない自由」の問題です。 テレビにしても新聞にしても、報道に使用できる時間やスペースは有限なので 私人である報道機関には、報道すべき内容を取捨選択する自由があり たまたま報道され... (続きを読む)

【情報リテラシー】人々を動かして操る社会的権力というもの

任侠映画  私が子どもの頃は、戦後直後の荒廃期から高度経済成長へと時代が移り これから無限の夢が実現していくのではないかと、多くの人が感じていた時代でした。  その頃テレビでも映画館でも、大いに流行っていたのが任侠物の映画でした。 俗に言うやくざ映画ではありますが、「仁義を重んじる男の世界」を描いていると称して妙に暴力団の事をクローズアップする、そんな作品が連日流... (続きを読む)

【保護者懇談対策】個人懇談で「思わぬ事を言われた時」の対処法

想定しないことを言われるのが個人懇談  学校での保護者懇談の結果の相談を受けることがよくありますが 割と多いのが 「予想していなかったことを言われた」という内容の話です。  たとえば、国語のテストの点数が悪かったので 「何か言われるかな」と思って懇談に臨んだら 「合唱コンクールでは、大変張り切って活動をしていましたね」と言われて 子どもの話では、... (続きを読む)

【夏の渥美半島】「夏の訪れ」美しい季節に感謝します。

 梅雨がようやく明けて 太陽がまぶしい季節がやってきました。 本格的な夏が到来しました。  渥美半島は美しい自然に恵まれた半島ですが、とりわけ夏には見どころになるスポットが多くなります。 美しい花々もあちこちに咲き 夏というこの美しい季節に感謝したい気持ちです。  また、渥美の海はとても美しく、都会周辺の海とは一味違い手つかずの... (続きを読む)

【「模倣」から始まる「独創」】黒船を造ってしまった日本人の話

黒船を造ってしまった日本人  幕末(1853年)に浦賀に黒船が来航した話は誰もがご存知かと思いますが、 これを見て、黒船を日本人がすぐに造ってしまった話はご存じのない方も多いかも知れません。  薩摩藩では名君島津斉彬(なりあきら)の命で、早くから外国船の来訪を察知して蒸気船の製作に着手しており 何と書物の情報だけで黒船来航後まもなく黒船(自走できる蒸気船)を完成さ... (続きを読む)

【保護者懇談】成績向上の鍵は保護者懇談後の対応にあり。

保護者懇談で先生からのアドバイスがあったら  保護者懇談というと 「何を話そうか」 「これを聞かれたらどうしよう」 というような事を心配しがちですが  先生にアドバイスを何かもらえた場合、実はその後が重要となります。  年度替わりで先生が変わってしまう場合は別ですが たとえばこの時期(7月)であれば、次の学期へ向けて、保護者懇談でもらったアドバイ... (続きを読む)

【暗算のデメリット】ミスを多発させる「式を書かずに正解が出せる」という自信

時間短縮に役立つ暗算  理数系科目ではテストのときに時間が足りなくなることが多く、問題を解く時間の短縮は1つのテーマです。  暗算でこの問題解決しようとする生徒がいます。 確かに、暗算は時間を短縮することに役立つことがあります。  前に「計算のコツ」について何回か記事にしたことがありますが、 24×1000や400×0.5を筆算でやっているのを見ると「... (続きを読む)