【学習の効率】「できること」「できないこと」

「それ、本当に完成するの?」  生徒の学習を見ていて とても心配になることがあります。 自習をしている生徒が 大々的にある単元について ノートに丁寧にまとめて、問題をしっかり写して 考え方を書いて、やり方を調べて ようやく問題について解くかと思ったら 図を描きだして 少し経って行ったら 図に色を塗っていた。 そんなことがあります。... (続きを読む)

【中学数学のコツ】受験でも頻出する反比例をマスターする

関数の理解を確認しやすい単元  中学の数学では関数については、1年で比例・反比例、2年で一次関数、3年で二次関数を学習します。  この中で比例、一次関数、二次関数は、同じ系列のグループに入ります。 この続きが高校で三次関数などへ続きます。  反比例はちょっと別系統の感じの関数で、苦手に感じている人が多い単元です。  関数の学習というと、関数の式を立てることと... (続きを読む)

【受験の作文】読み手が一番気になるポイントとは?

受験の作文  受験シーズンに突入してきましたが 受験で作文を書かなくてはならない場面と言うのは さまざまな受験で共通の事としてあります。  ごく短く要旨をまとめる要約作文もあれば 800字程度の分量を書かなくてはいけない場合もあります。 小論文はまた少し意味合いが違ってきますが 「文章を書く」というくくりで考えると これについても「読み手に伝える」... (続きを読む)

【伝える力】意味がわかりにくい作文とは?

 よくわからない作文 小学生や中学生に作文を書かせると 「なかなか上手に書けるな」と思える作文もあれば 「意味がわかりにくい作文」に出会う事も多々あります。  どんな作文が「意味がわかりにくい作文」なのでしょうか。  例を挙げてみます。 「昨日お兄ちゃんとサッカーをしました。楽しかったです。 ゴールキーパーに向けて思いっきりけると、ゴールが決... (続きを読む)

【思い込み】「できる」という思い込み、「できない」という思い込み

人は先入観を持つ  何か新しいことを学ぶ時 どんなに聡明な人でも 必ず何らかの先入観を持ちます。 それは 「難しそうだ」ということから 「前にどこかでやったことがある気がする」というものや 逆に 「これは楽勝」というものであることもあります。  では、皆さんどうでしょうか。 物事が上手くいった場合には 最初どちらの... (続きを読む)

【かんたん計算術】「なぜそんな面倒な計算をやっているの?」

 考えない学習  中3の理科で、記録タイマーの記録を使った速さの計算が出てきます。 詳細には触れませんが その中でこんな計算が出てきます。  2.4cm ÷ 0.1秒  ほとんどの生徒は、この計算をすぐ筆算でやろうとします。 わり算と言えばすぐ筆算だと思っていて 自動的に筆算をしてしまうのです。  これを見て私はつい口に出してしまいそうにな... (続きを読む)

【苦手克服】嫌いな理由・好きな理由

嫌いには訳がある  勉強をしていて、嫌いな科目が生じるのは 人情としては、ごく当然なことかも知れません。 好きな科目が生じるよりずっと 嫌いな科目は生じやすい気がします。  どうしてそういう事が言えるかと言うと 新しい生徒に塾の面接の時に 「好きな科目は?」と聞いた際に 「特にありません」とか 「体育」「音楽」などの実技科目を答える生... (続きを読む)

【苦手克服】苦手な単元の作り方

苦手な単元は「自分で作る」  数学でも理科でも 特別に「苦手な単元」というものがある生徒が結構います。 他はそんなに苦手と言うほどではないのに その単元だけどうもしっくりこないという事があります。  多くは理系科目に起こりがちな現象です。  そして、自分では 「知らないうちに」苦手になったと思い込んでいますが 完全に思い違いをしています。 ... (続きを読む)

【ミスの防止】計算ミスを「するため」の習慣とは?

計算間違いだらけ  方程式でも関数の代入でも、式の計算でも 計算をさせると間違いが頻発する生徒が結構います。 ミスと言うのは人間誰しもしてしまうもので ゼロにするのは難しいものです。 注意を重ねていても、ついやってしまうミスというものはあります。  しかしミスが多発する生徒の場合 はっきりとその原因がわかる場合がほとんどです。  そして多く... (続きを読む)

【ケアレスミス】ミスを最小化する「ミスノート」とは?

ミスは減らせるのか?  およそテストというものには、ミスがつきものです。  勘違いして覚えていたというのであれば、それは勉強不足であきらめもつきますが うっかりして書き間違えたとか たし算の計算ミスをしたとかいうケアレスミスについては、 後悔しか残りません。  だから、何としてもミスは防ぎたいと思うのが 学習する者すべての心情でしょう。 断... (続きを読む)