【用意周到】先んずれば人を制す

先んずれば即ち人を制す  故事成語に「先んずれば人を制す」という言葉があります。  これは、漢の高祖劉邦と天下を二分して争った項羽の事を記した「史記」の「項羽本紀」に出て来る 「先即制人、後則爲人所制」 「先んずれば即ち人を制し、後るれば即ち人の制する所と為る」から来ています。 「人よりも先に何かを行えば有利になり、後から行えば他人が有利になる」という意味の... (続きを読む)

【劣等感の功罪】比べる相手は誰?

劣等感は役に立つ  社会生活をしていると ふとした事で劣等感を感じてしまうことがあります。 財力、ルックス、スタイル、人脈、学力、知名度等々 いろんな面で他人と自分を比較してしまう それはごく自然な事です。  そして劣等感は 人を前に進めてくれることもあります。 「あいつに負けられない」 「お金持ちになってやる」 人は、比べるこ... (続きを読む)

【アウトプット】同じ実力で得点が違う?

インプットだけではない  およそあらゆる試験において 学習内容を頭の中に入れていくインプットは必須ですが 試験で得点を実際に取るためには アウトプットを注意深く行わなくてはなりません。 アウトプットとは、試験の現場で 時間内に正確に、それまでインプットした内容を試験問題に適合した形で解答するという過程です。 同じ実力でも得点が変わる  私が... (続きを読む)

【固定観念】本当に私たちの先祖はサルと同じなのか?

固定観念  私たちは、普段いろいろな固定観念を持って暮らしています。 昔であれば 「太陽は地球を回っている」という天動説や 最近であれば 「地球温暖化で海面が上昇して都市が水没する」というような 巷間の説を 何となく信じて暮らしています。  その背景には よく吟味せずに誤った情報を流布するメディアの活動もありますが 何よりも ... (続きを読む)

【アウトプット】テストで実力通りの力を発揮するには?

いくらやっても結果がでない  毎日学習時間を増やして 勉強のやり方も改善して テスト前の追い込みも十分にやったのに いざテストになったら 「あれ、何でこんな点数?」 というような得点しか取れない生徒というのは 実は結構います。  前に出来ていたわけではないので 周りの人も本人も 「単なる努力不足」 「今回も失敗」 と... (続きを読む)

【題意の把握】問題の意味を取り違える理由とは?

 あらゆる文章題で起こる読み違い およそ文章で問題文が書かれている場合には いつでも読み違いの危険があります。  それは、単なるケアレスミス的な勘違いの場合もあれば 故意に題意をひねって読んでしまうという場合もあります。 自分では 「これはこういう事を聞いているのに違いない」 と思い込んでいますが、 本当に、その問題を読む人が一般的に思う ... (続きを読む)

【問題の改善】本当に「やってもうまくいかない」のか?

 なぜ「うまくいかない」のか  テストで成績を上げていきたいという時 現在は学習のやり方が悪く まだまだ効率の良い学習ができず 学校の課題をやるのがようやくという状態で 「結果が出ない」と言って 早々に「やったのにうまくいかない」と嘆いてしまって 「何か新しい手はないか」と 右往左往してしまう人がいます。  テストの点数や順位という結... (続きを読む)

【濃密な時間】手に入れよう「集中の入口の鍵」

 時間が短く感じる時  「さっき始めたと思ったら、もうこんな時間」 勉強でも仕事でも そんなことを感じる時があります。  一つの事に集中できている時は 時間の長さを短く感じます。 そんな時は サクサクと、やることも済んでいく事が多いように思います。 集中するための入り口  でも、そういう集中できる状況へ 常に自分を置ける人間も多... (続きを読む)

【テスト対策】知っていますか?自分の弱点ポイント

成績が上がらない原因NO,1は「準備の悪さ」  テスト前の対策学習は、合理的に進めることが非常に重要ですが これを上手くできる生徒は実際には少ないと思います。  その一番大きな原因は 「すべてをやろうとする」ことにあります。  気持ちはわかります。  今度のテストでは今までにない良い成績を取ってと考えるのが普通で そうすると「すべてのことを対策し... (続きを読む)

【受験対策】受験のゴールは「合格」のみ

受験のゴールを取り違えている受験生  受験のゴールは いうまでもなく「合格」です。 そして受験のゴールは 「合格」以外にはありません。  単純に 「合格」すれば成功。 「不合格」ならその受験については「失敗」。 この二つの結果しかないのです。  もちろんこれまでも書いてきたように 「合格」がその後の人生のすべてを成功に導くとは限... (続きを読む)