【宦官趙高】昔も今も裸の王様を操る影の権力者が存在する?

稀代の悪宦官趙高  秦の始皇帝と言えばおそらく知らない人はあまりいないと思いますが、始皇帝が亡くなったときに起こった政変のことはご存じない方もいるかと思います。  始皇帝亡き後、丞相であった李斯(りし)は宦官(かんがん)である趙高(ちょうこう)の謀略に乗せられ、始皇帝の長男扶蘇(ふそ)を亡き者にしてしまいます。  扶蘇は優秀な跡継ぎで、秦帝国を築き上げた功労者である名将... (続きを読む)