【思考が世界を創る】あなたは好きですか?「雨の朝」

雨の朝  今朝は早朝から雨が降り続けています。 こんな日は多くの人が「ああ今日は雨だ」と嘆いて、大体の場合自分が濡れて不快感を持ってしまっている様子を想像するかもしれません。 あるいは今日の雨は割と強めなので、暴風で飛ばされそうになり、傘が折れそうになっている状況を思い描いたりするかもしれませんね。  私は前にも何回か記事にしたことがありますが、中学生時代陸上部に... (続きを読む)


【雨の熟字訓】どんな雨なの?「五月雨」「梅雨」「時雨」

季節を表す言葉  日本は四季に恵まれている国です。 そのため春夏秋冬季節の変化と共に、さまざまな美しいものを見ることができたり、温度差や気候の変化によって刻々移り行く毎日を味わう事ができたりします。 人によってはそれが辛かったりすることもあるのかもしれませんが、考えようによっては、例えば梅雨(つゆ)や秋雨(あきさめ)も風流な雨だとみることもできます。 昔から日本人... (続きを読む)


【和風月名・皐月(さつき)】五月晴れ(さつきばれ)は「梅雨の合間の晴れ」だった。

和風月名  日本では月には異名(異称)があります。たとえば三月は「弥生(やよい)」というような呼び方です。「和」のイメージで、素敵な響きがあります。 和風月名とも言われるこの呼び方は、意外に歴史が古く日本書紀にはすでに記載があったとされています。  元々の由来は中国から来たものと言われていますが、こういう呼び名は、現在使われている新暦(グレゴリオ暦)以前の旧暦(明治初め... (続きを読む)


【こんな漢字あったの?】「ああ 吃驚!」

漢字にできない言葉という思い込み  私たちは日常生活でいろいろな言葉を使います。そしてその多くは「話し言葉」であって、それを文章にして書くというような事はあまり意識しないで使っていることが多いかも知れません。 たとえば「あいつ」という言葉、「さあ漢字でどう書く?」と言われてすぐに書くことはなかなかできませんね。 前にも記事にしましたが、「あいつ」は「彼奴」と書きます。 ... (続きを読む)


【イメージの嘘】知っていますか?本当のこと。「大金持ちになるための方法」

その人は本当のことを言ってくれる人ですか?  「信用」と言う言葉があります。 「誰かを信用できる」「この企業は信用できる」というように色々な場面で使われますが、 あなたは何を以て相手を「信用」するのでしょうか? おそらくほとんどの方が、相手の社会的地位や企業であれば規模や伝統などをそのバックに見据えて「信用」するかどうかを考えるでしょう。  ではあなたが毎日... (続きを読む)


【阿頼耶識と集合的無意識】本当に人の深層意識はつながっているのか?

人の意識は深層でつながっている?  最近よく人の意識について、「私たちの意識は深いところでつながっていて1つである」というような話を耳にすることがあります。 人によってはワンネスという言葉を用いて、そもそも人の存在自体が個別に分離されたものではなく、個人が存在しているというのは私たちの思い込みに過ぎないという事を言う人もいます。  先日なかなか面白い動画を見たのですが、... (続きを読む)


【ジャムの法則】選択する自由が人を困らせる。

バイキングで何を食べたらいいか迷う。  ホテルに泊まって、朝食がバイキング形式だったりすると、楽しい反面「和食洋食どちらにするか」「準備されている数多くの物から何を選ぶか」迷ってしまう方も多いかと思います。 そして若い方なら欲張ってすべて食べようと思い、後で後悔するなんてこともあるかもしれません。 人にとって「選択をする」ということは意外に大変なことだということがわかり... (続きを読む)


【英語のことわざ】It's never too late.「何事も遅すぎることはない」

It's never too late.  英語にはさまざまなことわざがありますが、日本のことわざとちょっと違って人生訓的な色合いが濃いものを目にすることが多い様に思います。 哲学的と言ってもいいかと思いますが、簡素な言葉に見えて深い味わいがあるものがあります。 It's never too late.はそんなことわざの1つです。 意味は「何事も遅すぎることはない... (続きを読む)


【一体の変わった使い方】「一体彼は全く知らない」…なにそれ?「一体にこの辺りは雨がよく降る」…一帯の間違いでは?

一体生徒が全然悪いです。  私たちは日本語を使っていて、自分がよく使う言葉については、「きっとこういう意味に違いない」という確信を持っているものですが、 実はその用法以外の使い方があることもあります。 たとえば近代文学の小説などを読むと「おやっ」と感じて、それで気づいたりします。 私の場合は「一体」という言葉の使い方について、小説を読んだりした際に違和感を感じるこ... (続きを読む)


【美しい言葉】「にほふ(におう)」は元々「目で見て美しい」だった。

にほふ(匂ふ)の元々の意味  万葉集や古今和歌集で「にほふ(匂ふ」という言葉が時々登場します。 現代仮名遣いでは「におう」になりますが、文字通り嗅覚的に「においがする」という意味では元々なかったようです。 万葉集ではほとんどが「照り映える」という視覚的な美しさを示す言葉でした。 たとえば有名な大伴家持の「春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子」という歌... (続きを読む)