よく聞くのに・・・ 私たちは日常生活を送っていて、実に色々な言葉を耳にします。 しかし、意外にもその言葉の正しい意味を知らずに、フィーリングで使っていることも良くあります。 それである時、他人と話をしていてふと全く違った意味であったことに気づいたりすることもありますね。 今回は「佇む」「佇まい」の意味についてお話をしてみたいと思います。 「佇む」 ... (続きを読む)
【紛らわしい漢字】どう区別する?「治める/修める/納める/収める」「務める/努める/勤める」
紛らわしい漢字 私たちは日常生活で漢字を使いますが、漢字と言うのは読み方が1つではないというのが特徴であり、またそれが漢字が苦手という人を多数生む原因になっています。 そしてさらに、きわめて紛らわしい漢字の読みと言うのはたくさんあり、国語学習においては長い期間をかけて学習していく一大学習テーマになっていると言えます。 ただちょっとしたコツを押さえれば、本当に簡単に覚... (続きを読む)
【help】どう違うの?「助ける」「扶ける」「援ける」
同訓異字 日本語と言うのはなかなか海外の人にとっては難しい言葉のようです。 特に同じ発音をしているのに意味が異なる言葉が多くて、理解できない人も多いかもしれません。 たとえば一休さんの逸話で、「このはしわたるべからず」と書かれている橋を、「橋(はし)の端(はし)でないところで渡る」なんて、駄洒落的な面白い話もあったりします。 更に話を複雑にしているのは、同じ読... (続きを読む)
【ジャムの法則】選択する自由が人を困らせる。
バイキングで何を食べたらいいか迷う。 ホテルに泊まって、朝食がバイキング形式だったりすると、楽しい反面「和食洋食どちらにするか」「準備されている数多くの物から何を選ぶか」迷ってしまう方も多いかと思います。 そして若い方なら欲張ってすべて食べようと思い、後で後悔するなんてこともあるかもしれません。 人にとって「選択をする」ということは意外に大変なことだということがわかり... (続きを読む)
【暗記のコツ】いくつ書ける?「th 」で始まる単語
横断的学習 勉強をしていて、「ここのあたりはなかなか覚えられないなあ」と思う時があると思います。 それは大体において内容はわかるにしても印象がぼやっとしていたり、類似の概念があり過ぎたりすることが原因の事が多いように思いますが、 似たものを比較することで、意外に全体像がすっきり見えてくることもあります。 物事は対照的な相手が存在する事ではっきりすることがあるので... (続きを読む)
【読める化学式】「酸化・硫化・塩化」暗記なんか不要です。
考える学習をしない習慣 「学習」というものをどうとらえるかについては、人により色々だと思いますが、 「学習」の本体を「何かを覚える事」であると思っている人は、予想以上に多いかも知れません。日々のほとんどの学習を暗記をベースに行っている人も意外に多いように思います。 暗記力がある人間にとっては実はその方が楽である場面もあるからかもしれません。 しかし、もちろん暗記... (続きを読む)
【違いが分かるかな?】「栽培漁業と養殖漁業」「二期作・二毛作・輪作」
アバウトなイメージ 日常的にそれを正確に覚えておかなくても、実際にはあまり困らない「違い」というものがあります。 たとえば「熱帯低気圧」と「温帯低気圧」はそれが発生した場所によって名称が違うだけですが、気象情報では何だかよくわからないような詳しい説明がされたりします。 でも日常的には「ああ低気圧ね。雨かな」くらいの認識でも実際にはあまり困りません。アバウトなイメージで... (続きを読む)
【臥薪嘗胆】本当に努力には過激な言葉が必要ですか?
過激な言葉 私たちが何事かをする場合に、どうしてもメンタル的にそれを乗り越えられない気がすることがあります。 そもそも人間には、恒常性(ホメオスタシス)というものがあり、生体が外界の環境の変化を受けても、生理状態を常に一定範囲内に調整する機能が備わっています。 そしてこれは、何も肉体的な生体恒常性の話にとどまらず、メンタル面においても日常の安定を求める志向というのは... (続きを読む)
【入試の作文】出題者の「書かせたい事」をピッタリ書けば満点が取れる。
入試の作文 長く受験指導をやってきていますが、作文問題ほど受験生が入試を勘違いしがちなものはありません。 「自分は作文が苦手だから」と言って最初から放棄してしまう生徒が多い反面、逆に「作文で何とか高得点を取ってやろう」という作文自慢の生徒もいたりします。 でも実際には、作文が得意な生徒もちょっとしたところで大きな減点があり、「自分は受験の作文には向いていない」なんて漠... (続きを読む)
【合否を分ける問題?!】最もポピュラーな出題方法「先入観で問題を難しいと感じさせる」
合否を分ける問題 受験直前期には色々な情報が飛び交います。 また試験後も「この問題が合否を分ける」というような事を言う予備校や塾が結構あります。 まず先にお断りしておきたいのですが、皆一律の「合否を分ける問題」が明白にあると考えるのは、明らかに間違いです。 人それぞれ得意分野苦手分野がある以上、やや難しい問題を落としたとしても、自分の得意な別の所でカバーする事も... (続きを読む)