【合理的学習】自分の記憶の穴をチェックする

何回やってもミスが出る?   たとえば、歴史の問題集で用語を自分で暗記しようとしているとします。  意外に気づいていない人が多いのですが こういう暗記は、単元と本人との相性やその日のコンディションやモチベーションによって 達成度が大きく異なります。  特に「歴史が嫌い」「歴史に苦手意識がある」という生徒の場合、 仮にその生徒の一般的な暗記力が高いとして... (続きを読む)


【受験生の勉強時間】四合五落。本気ですか?

夏休みの勉強時間  昔から、高校受験の受験予備校の先生の中には、 ずいぶん無茶なことをいう先生がいました。 「この夏休みは毎日10時間勉強する必要がある」 なんてことを平気で言うのです。  たかだか高校受験、しかもまだ夏の時期にどうしてそんなに時間が必要なのか 甚だ疑問ですが 「受験というのは大変なものだ」と思い込んでいる生徒や保護者には ... (続きを読む)


【震えるような「わかる喜び」】「解体新書」を翻訳した奇跡の日本人たち

「解体新書」:江戸時代中期、ドイツの医学書をオランダ語に訳した解剖学の書物「ターヘル・アナトミア」を、前野良沢、杉田玄白らが翻訳して出版した書物。それまでは西洋の出版物を翻訳した書物はなく、本格的な翻訳書の作成は日本で初めてのチャレンジであった。辞書もない中、本当に手探りで一語ずつ暗号解読のようにして解読が行われたとされる。 辞書もないのに翻訳  わが国で初めて人体の構造を明らかにし... (続きを読む)


【採点の秘密】思わず追加点をあげたくなる答案、✕にしたくなる答案

答案を採点するときに教師が考えること  教師にとって答案の採点は、生徒の学習の成果を確認するとともに、自分の指導がまちがっていないかを見直す機会でもあります。  そんな中、テストの前に「ここが一番重要」「ここはポイント」と教えていたところを皆が正解していれば、教師は嬉しくもなります。  私がかつて黒板授業をやっていた頃、授業で「ここを必ず押さえておけ」と言ってかなり... (続きを読む)


【英文法のコツ】英語こそ公式

文法が苦手な生徒の多くは文の構成自体を知らない  英語が苦手な生徒は、単語が覚えられないというよりも多くの場合英文法が苦手です。 英文法ができないから、当然英作文もできないということになります。  そして英文法が苦手な生徒の中に、文の構成自体をよくわかっていない生徒をたくさん見かけます。  極端な例を挙げるとMy sister likes the cat . ... (続きを読む)


【修正する能力】逆上がり。あなたは最初からできましたか?

服のボタンを留めることができるようになった  幼少時の思い出というのは、誰もがぼんやりとした霧の中に断片的に思い浮かべるようなものだと思います。 私も自分の一番最初の記憶が何かという ベッドで寝ていた様子くらいしか思い出せませんが  そんな中で、自分で服のボタンを留めることができるようになった時のことはよく憶えています。 何回やってもうまくはまらず、うまくい... (続きを読む)


【既得権益社会】「五公五民」って本当に江戸時代の昔話ですか?

五公五民とは? 江戸時代の年貢を納める率について農民の取り分と農民が納める年貢とが5:5の割合であったことをいう。江戸時代八代将軍徳川吉宗の享保年間の頃から五公五民となったといわれる。 現代の五公五民  歴史の勉強をすると、五公五民という言葉が出てきます。 私たちはそれを聞いてすぐに「半分も持っていかれるのか。ひどいな」と感じます。 「それに比べて現在は…」 「あ... (続きを読む)


【学習への取り掛かり】やる気が出ないときは、まず単純なことから。

宿題を終わらせたいが、取り掛かりたくない  夏休みが始まりました。 夏休みの始まりの時期には、「まず7月中には宿題を全部終わらせて」とか 「毎朝2時間勉強する」といったような意気込みを持って、計画を立てることが多いかと思います。  しかし多くの人に、完璧な計画を立てても実際にはなかなか取り掛かることができないという困った現象が見られます。  これはおそらく... (続きを読む)


【発想する力】あなたの見ているリンゴの赤は、本当に隣の人の見ている赤と同じなのか?

あなたの見ている赤は「本当の赤」ですか?  ネコは時々天井を見上げて何かを見つめていることがあります。  私はネコを2匹飼っていますが、  そんな時は「何か私には見えないものを見ているのかな」と思ったりします。  ロンドン大学の生物学者の研究によると、ネコは人間には見えない紫外線を見ることができるそうです。 逆に赤やグレーなどの色はよく見えないという研究もあ... (続きを読む)


【発想する力】考えたことがありますか?「なぜ波はなくならないのか?」

「なぜ?」と考える習慣  海に行くと、大小の波が打ち寄せていて そのリズムの心地よさに、誰もが 「ああ、自然っていいなあ」と感じることでしょう。 そして世界の広さを実感するかも知れません。 しかし、何度も海を見ていても 「海には波があって当たり前」とほとんどの人は考えています。  でも、これは実はおかしなことなのです。 近所の池を見... (続きを読む)