よく聞くのに・・・ 私たちは日常生活を送っていて、実に色々な言葉を耳にします。 しかし、意外にもその言葉の正しい意味を知らずに、フィーリングで使っていることも良くあります。 それである時、他人と話をしていてふと全く違った意味であったことに気づいたりすることもありますね。 今回は「佇む」「佇まい」の意味についてお話をしてみたいと思います。 「佇む」 ... (続きを読む)
【紛らわしい漢字】どう区別する?「治める/修める/納める/収める」「務める/努める/勤める」
紛らわしい漢字 私たちは日常生活で漢字を使いますが、漢字と言うのは読み方が1つではないというのが特徴であり、またそれが漢字が苦手という人を多数生む原因になっています。 そしてさらに、きわめて紛らわしい漢字の読みと言うのはたくさんあり、国語学習においては長い期間をかけて学習していく一大学習テーマになっていると言えます。 ただちょっとしたコツを押さえれば、本当に簡単に覚... (続きを読む)
【help】どう違うの?「助ける」「扶ける」「援ける」
同訓異字 日本語と言うのはなかなか海外の人にとっては難しい言葉のようです。 特に同じ発音をしているのに意味が異なる言葉が多くて、理解できない人も多いかもしれません。 たとえば一休さんの逸話で、「このはしわたるべからず」と書かれている橋を、「橋(はし)の端(はし)でないところで渡る」なんて、駄洒落的な面白い話もあったりします。 更に話を複雑にしているのは、同じ読... (続きを読む)
【こんな漢字あったの?】「ああ 吃驚!」
漢字にできない言葉という思い込み 私たちは日常生活でいろいろな言葉を使います。そしてその多くは「話し言葉」であって、それを文章にして書くというような事はあまり意識しないで使っていることが多いかも知れません。 たとえば「あいつ」という言葉、「さあ漢字でどう書く?」と言われてすぐに書くことはなかなかできませんね。 前にも記事にしましたが、「あいつ」は「彼奴」と書きます。 ... (続きを読む)
【イメージの嘘】知っていますか?本当のこと。「大金持ちになるための方法」
その人は本当のことを言ってくれる人ですか? 「信用」と言う言葉があります。 「誰かを信用できる」「この企業は信用できる」というように色々な場面で使われますが、 あなたは何を以て相手を「信用」するのでしょうか? おそらくほとんどの方が、相手の社会的地位や企業であれば規模や伝統などをそのバックに見据えて「信用」するかどうかを考えるでしょう。 ではあなたが毎日... (続きを読む)
【阿頼耶識と集合的無意識】本当に人の深層意識はつながっているのか?
人の意識は深層でつながっている? 最近よく人の意識について、「私たちの意識は深いところでつながっていて1つである」というような話を耳にすることがあります。 人によってはワンネスという言葉を用いて、そもそも人の存在自体が個別に分離されたものではなく、個人が存在しているというのは私たちの思い込みに過ぎないという事を言う人もいます。 先日なかなか面白い動画を見たのですが、... (続きを読む)
【ジャムの法則】選択する自由が人を困らせる。
バイキングで何を食べたらいいか迷う。 ホテルに泊まって、朝食がバイキング形式だったりすると、楽しい反面「和食洋食どちらにするか」「準備されている数多くの物から何を選ぶか」迷ってしまう方も多いかと思います。 そして若い方なら欲張ってすべて食べようと思い、後で後悔するなんてこともあるかもしれません。 人にとって「選択をする」ということは意外に大変なことだということがわかり... (続きを読む)
【暗記のコツ】いくつ書ける?「th 」で始まる単語
横断的学習 勉強をしていて、「ここのあたりはなかなか覚えられないなあ」と思う時があると思います。 それは大体において内容はわかるにしても印象がぼやっとしていたり、類似の概念があり過ぎたりすることが原因の事が多いように思いますが、 似たものを比較することで、意外に全体像がすっきり見えてくることもあります。 物事は対照的な相手が存在する事ではっきりすることがあるので... (続きを読む)
【英語のことわざ】It's never too late.「何事も遅すぎることはない」
It's never too late. 英語にはさまざまなことわざがありますが、日本のことわざとちょっと違って人生訓的な色合いが濃いものを目にすることが多い様に思います。 哲学的と言ってもいいかと思いますが、簡素な言葉に見えて深い味わいがあるものがあります。 It's never too late.はそんなことわざの1つです。 意味は「何事も遅すぎることはない... (続きを読む)
【一体の変わった使い方】「一体彼は全く知らない」…なにそれ?「一体にこの辺りは雨がよく降る」…一帯の間違いでは?
一体生徒が全然悪いです。 私たちは日本語を使っていて、自分がよく使う言葉については、「きっとこういう意味に違いない」という確信を持っているものですが、 実はその用法以外の使い方があることもあります。 たとえば近代文学の小説などを読むと「おやっ」と感じて、それで気づいたりします。 私の場合は「一体」という言葉の使い方について、小説を読んだりした際に違和感を感じるこ... (続きを読む)