【受験の未来】「世界に今存在しない乗り物を描きなさい」

▢+△=6  明治以降現在に至るまで、受験で要求される能力を単純化して言えば、 4+2=?  というような、与えられた課題を適切に解決する能力でした。  しかし、今後は ▢+△=6 「▢と△に入る数字を挙げなさい」 というような未知数を発想できる能力になって来ると思います。  そこに入る数字は1つではありません。問題文には整数とも書いてありません... (続きを読む)


【現在完了形】なぜ have been toで「行ったことがある」になるのか?

現在完了形経験  英語の現在完了形には「経験」の用法があります。 これはhave + 過去分詞で「〜したことがある」の意味を表す用法です。 他の継続や完了の用法よりも、日本語としては分り易いのですが 1つ誰もが「おやっ」と感じる言い回しが出てきます。 それは have been to 「行ったことがある」という言い回しです。  元々現在完了に文を変える... (続きを読む)


【情報リテラシー】「オオカミ少年」が嘘をやめるのは、人々がむやみに恐れるのをやめた時

 嘘がまた新たな嘘を生む  私たちは日々色々な情報に触れて生活をしています。 中には私たちの安全に関わる情報もあり、 現代では、たくさんの情報の中から正しい情報を選ぶという事がきわめて重要になっています。  というのは、「情報化社会」という事が言われて既に久しいですが それと反比例するかのように、偽の情報や誤った情報の流通する度合いが 残念ながら、年々... (続きを読む)


【学問の終焉】権力者の顔色、世間の顔色を窺う「曲学阿世(きょくがくあせい)」とは?

曲学阿世(きょくがくあせい)  学問や研究をする人たちは、世間や権力などとは無縁で孤高なイメージを持たれがちですが 実際には学問や研究にはいつでもお金がかかり、またそれを公に認められなければ意味がないと考えている人も多く そのためにどうしても、そう言った方向からの影響を受けざるを得ない面があるのかもしれません。 「曲学阿世」という言葉があります。 これは学問... (続きを読む)


【外来語の美化語】使ったらいけないの?「おトイレ」「お煙草」「おズボン」「おソース」

美化語  敬語の種類として「美化語」というものがあります。 これは言葉を上品にして他とのバランスを取るために使われる敬語の一種で  以前はこの分類はなく、敬語は「尊敬語、謙譲語、丁寧語」だったのですが、 割と最近に、なぜか種類が増えて「尊敬語、謙譲語、丁重語、丁寧語、美化語」の分類になり、登場したものです。  たとえば 「お菓子」は単に「菓子」と言えば... (続きを読む)


【三上の話】知ってますか?3つの「集中できる場所」

集中による時間の節約  現代では、大人も子どもも常に時間に追われている傾向があります。 それは科学技術の発達で、あらゆる物事のスピードが上がったせいもあるかも知れません。  あるいは、知らぬ間に何事も無駄に複雑化したという事もあるでしょう。  たとえば、官公庁の手続きは、正確で誤りがない事を目指すあまり、そもそも複雑怪奇に入り組んでいますが 昨今は、こちらか... (続きを読む)


【科学的思考こそが分断と危険を防ぐ】「この世界は仮想現実?」「フラットアース?」「マッドフラッド?」

情報格差  最近のインターネットやSNSの発展は著しく、今やほとんどの人が何らかの形でインターネットを利用しています。 しかし、その利用の程度は千差万別で  「ネットニュースをテレビニュースや新聞代わりに見る」「ゲームで使う」「連絡で使う」というような人から 「投資に使う」「ビジネスや取引に使う」「オウンドメディアとして使う」という人々 「世界の情勢を知るた... (続きを読む)


【「旦」の由来】元旦・元日・正月はいつを指すのか?

知っているようで知らない事  わたしたちが日常生活で何気なく使っている言葉でも 「当然こんな意味だろう」と思って使っているのに、意外に真の意味とは違っているということがあります。  たとえば「台風一過」 台風が過ぎ去った後のすっきりと晴れた状況を指す言葉ですが 音だけ聞いてこれを「台風一家」って思ったりするようなことです。  思わずクスっと笑ってしまう... (続きを読む)


【万葉仮名の世界】「春過而 夏来良之 白妙能…」これって漢文?

学校で詳しく習わない万葉集の本当の姿 この文を見てみなさんは、どう感じるでしょうか? 「春過而 夏来良之 白妙能 衣乾有 天之香来山」 「漢文かな?」 「中国の詩かな?」 そんな感じの感想を持つのではないでしょうか。 しかし外れです。  これは万葉集の中でも、最も有名な短歌なんです。 春過ぎて 夏来るらし 白たへの 衣干したり 天の香具山 ... (続きを読む)


【公平は人を動かす】「項羽」にはなくて「劉邦と家康が持っていた才能」とは?

  どう考えても項羽の勝ちは約束されていた。  項羽は、漢の国を創設した劉邦と天下を争って敗れた楚の武将です。  彼は最初、始皇帝で有名な秦を滅ぼすための軍を率いて一勢力を築いた叔父の項梁の勢力を引き継ぎ西楚の覇王を名乗りました。  そして次第に勢力を拡大していきます。圧倒的な軍事力を持ち一時は天下を支配するのは時間の問題かという所までいきます。  項羽は名門の出身... (続きを読む)