【万葉集と言霊(ことだま)】「大和の国は 言霊の 助くる国ぞ 真幸く…」思いはきっと実現する。

「磯城島の 大和の国は 言霊の 助くる国ぞ 真幸くありこそ」 万葉集の中に、こんな歌があります。 「磯城島(しきしま)の 大和(やまと)の国は 言霊(ことだま)の 助くる国ぞ 真幸く(まさきく)ありこそ」  万葉集巻13 3254番 柿本人麻呂歌集にある歌(作者は不詳?人麻呂?)  原文 「志貴嶋 倭國者 事霊之 所佐國叙 真福在与具」  「... (続きを読む)

【元から存在する力】ご存知ですか?人工物ではなく「100年の風雪に耐えるもの」

風雪に耐える  「風雪に耐える」という言葉があります。困難な状況や厳しい環境に直面して負けずに過ごすことを言います。  中でも「歴史の風雪に耐える」と言うような言い方もよく耳にします。この場合には特に思想や哲学がとても優れていて残っていることを意味しますが、今回は普通の意味での「風雪に耐える」のお話です。  雨や風、雪にも負けず何かが存続していくというのはいずれにしても... (続きを読む)

【Nature calls me(トイレに行きたい)の本当の由来は何か?】「水」の持つ不思議な性質

Nature calls me.   話はずいぶん昔のことになります。まだ私が小学校高学年だった頃です。 中学校から帰って来た姉が、私の顔を見るなり「ねえ、Nature calls meってどういう意味か知っている?」と言うのです。 私は小学生のうちに姉が使い古した英語の学習教材を独学で全部読み通してしまっていたので、もう英単語は相当知っていましたから、その問いに対して... (続きを読む)

【塩と塩化ナトリウムの秘密】「この世で一番うまいもの」をとらなければ健康。それって本当ですか?

無塩トマトジュース  私は子どもの頃から割と自然派だったのか、トマトジュースが大好きでいつも飲んでいました。 年配の方ならご存じの方もいるかもしれませんが、ちっちゃな缶切りのようなもので缶を開けて飲むようなスタイルの頃から飲み続けています。 近年トマトジュースに含まれるリコピンの効能に注目が集まり、トマトジュースは以前と比べものにならない程人気が出て、多くの人が飲んだり... (続きを読む)

【潜在意識の力】知っていましたか?忘れ物をしないように、潜在意識が教えてくれること。

なぜ考えずに靴下を履けるのか?  私たちの意識というものは、大変不思議なものです。 そもそも脳の物理的現象で意識が存在するのかどうかさえ、まだ科学的には解明がされていません。 脳とは別の場所に意識があり、脳はただの受容器(端末)に過ぎないという理論も、すでに科学(量子力学)の世界では研究がされ始めているようです。  私たちが普段思考をしているベースになっている、い... (続きを読む)

【イメージの嘘】知っていますか?本当のこと。「大金持ちになるための方法」

その人は本当のことを言ってくれる人ですか?  「信用」と言う言葉があります。 「誰かを信用できる」「この企業は信用できる」というように色々な場面で使われますが、 あなたは何を以て相手を「信用」するのでしょうか? おそらくほとんどの方が、相手の社会的地位や企業であれば規模や伝統などをそのバックに見据えて「信用」するかどうかを考えるでしょう。  ではあなたが毎日... (続きを読む)

【水の不思議色々】「呼び水」はどうして水を呼べるのか?

例外が多すぎる物質「水」  この世界にある物質には色々なものがあります。 しかし大体の場合において、体系的に「こういう場合はこうなる」という法則があります。 もちろんそういう法則には例外がいくつかあるものです。  ところが物質の下でその例外が際立っているものがあります。それは「水」です。 ほぼすべての物質に見られる共通の性質が、なぜか「水」だけないということ... (続きを読む)

【なぜ科学が停滞するのか】科学の進歩に本当に必要なのは「エビデンス(証拠)」より「自由なアイディア(発想)」

エビデンスがなければ事実は存在しないのか?  私は長く司法試験受験生をやっていたので、法律学という社会科学については、その意味を深く考える機会が一般の方より多くあったように思います。 社会科学は自然科学と大きく違う事は、絶対的な正解と言うものがないという点です。 たとえば自然科学において、水が100℃で沸騰するという事実は、特別な例外を除いては絶対的に真実であって実験で... (続きを読む)

【コンフォートゾーン】「根拠のない自信」には本当は根拠がある?!

自信を持つことの難しさ  私たちは何かにチャレンジするとき、新しい事を始めるとき、そうでなくても日々の仕事や勉強で、あるいは自分の企画で、「うまくいくに決まっている」と考えるという事がなかなか難しくてできない傾向があります。  それは一つには日本人の自己肯定感の低さという民族性にあるかも知れませんが、それ以前に、非日常というものへの恐怖感というものがかなり強いということもある... (続きを読む)

【身近な謎の天体:月】こんなに偶然は重なる?月は人工物?それともホログラム?

身近なのに謎だらけ  私たちは日夜空に出ている月を見ています。 日本人は月面の模様を「ウサギの餅つき」に見立てて、古くからそんな身近にいつも見ている月を愛し、日常的に「月を見て楽しむ」という行事(お月見)なども行ってきました。  そしてアポロ11号が月面に着陸して、私たちは月に対してさらにあこがれや科学的な見地からの夢と希望を抱くようにもなりました。  しかし実は... (続きを読む)