花火を見てきました。
いいですね。いつ行っても心が華やぐイベントです。
夜空を彩る花火は、我が国で独自に発達を遂げてきた素晴らしい文化だと言えます。
日本以外にもイタリアやスペインなどヨーロッパ諸国には古くから花火があるそうですが、日本のような同心円を描いて夜空に開く繊細なものとはまた異なるようです。
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最初は中国から火薬の技術とともに日本にもたらされた花火ですが、他の文化がそうであるように、日本人が独自の技術を付加して、芸術の域まで発展させたものと言えるでしょう。
花火の良いところは、一部の人たちだけの世界ではなく、広く一般大衆が鑑賞できる芸術であるというところにあります。
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徳川家康が花火鑑賞を始め、江戸時代から「玉屋、鍵屋」のかけ声とともに鑑賞されたそうですが、花火業者の名前を呼んで鑑賞するなんて、何とも味のある話じゃないですか。
また最近でも浴衣姿で鑑賞する人たちも結構いて、まさに風流ですね。人出が多過ぎるのはちょっと困りますが…。
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これから先も毎年この夜空のアートを見続けていけるようにと願っています。