劉邦の「法三章」 漢の国を創設した劉邦(項羽と天下を争った相手)が秦を破った際に制定した全部で3か条だけの法。その内容は「人を殺した者を死刑とする」「人を傷つけた者を罰する」「何かを盗んだ者を罰する」というわずか3か条のみだった。それまでは、秦の始皇帝が大変複雑で厳しい法で民を支配していたため、劉邦はこの法三章によって当時の民衆の絶大な支持を得ることになった。*(漢が天下を取った後は「九... (続きを読む)
【天上天下唯我独尊と阿頼耶識】意識が本当にある場所 そして「ブッダの見たもの」とは?
意識が本当にある場所 私たちの意識については最も自分に身近なことでありながら、実は科学的にも謎だらけのものだとされています。 【量子脳と意識/仮想現実空間】「意識を失った状態を人が体験できないこと」から導かれる驚愕の推論とは? 脳の機能として意識があるとする考えだけでは説明がつかない事象や臨死体験など物理的に脳の機能が停止しても意識があったというような事例もあり、... (続きを読む)
「揃い踏み」の由来とは?「うちのネコが揃い踏み」って使い方あってる?
ずらっと並ぶネコ 先日妻がえさをやるので、それを待ちわびてネコがその前に行儀よく整列をしていました。 並んでいたのはうちのネコ2匹なんですが、あまりにお行儀よくかわいらしかったので 「家のネコが揃い踏みだね」と妻に言いました。妻は笑って首をかしげました。 この表現って正しいと思いますか? 確認したら実はいろんな意味で間違っていました。 揃い踏みの意味... (続きを読む)
【阿頼耶識とアカシックレコード】「意識は一体どこにあるのか?」もしもこの世界が仮想現実空間なら…
意識の所在 前回も書きましたが、私たちの意識については最も自分に身近なことでありながら、実は科学的にも謎だらけのものだとされています。 【量子脳と意識/仮想現実空間】「意識を失った状態を人が体験できないこと」から導かれる驚愕の推論とは? 普通に考えると脳の機能として意識があると考えることになりそうです。そして脳科学の世界ではそれが当然視されてきました。 しか... (続きを読む)
【量子脳と意識/仮想現実空間】「意識を失った状態を人が体験できないこと」から導かれる驚愕の推論とは?
意識のある場所 人の意識については最も身近なものでありながら、その正体についてはずっと謎のままとされてきました。しかし今や科学者たちでさえ、意識は物理的な脳の中にあるのではない可能性があるという主張をし始めています。 これはいわゆる量子物理学における量子脳理論というものです。こちらの記事を参考にしてください。 さらに最近では量子力学と世界の仕組みを解明する流れの界隈で... (続きを読む)
【先入観を捨てる】「重い物は速く落ちるはずはない」ガリレオが気づいたこととは?
ガリレオの思考実験 ガリレオガリレイ(Galileo Galile)はイタリアの哲学者・天文学者・数学者で多くの人が知っている大科学者です。天文学の父、近代科学の父などとも呼ばれている人物です。 あるときガリレオは重い物体も軽い物体も落下速度は同じではないかと考えました。 アリストテレスが重い物体の方が軽い物体より速く落下するとしていた考えに疑問を持ったのです。 ... (続きを読む)
【仏教と蓮(はす)の花】美しい蓮の花と仏教の関係。「蓮華(れんげ)」の本当の意味とは?
仏教と蓮(はす)の花 「初夏に花が咲き、仏教とかかわりがある花は?」と言えば何が浮かびますか? 多くの人がすぐ「蓮(はす)の花だ」と答えるのではないでしょうか。 蓮(はす)は初夏~夏に最盛期を迎える(6月から8月頃)植物で、阿弥陀経(あみだきょう)にも、その咲いている様子が次のように登場します。 「池中蓮華(ちちゅうれんげ) 大如車輪(だいにょしゃりん) 青色青光... (続きを読む)
【意外に知らない漢字】「『そうそう』たるメンバー」って漢字でどう書くの?早々?草々?… そして意外な語源とは?
よく使うのに実は分かっていない言葉 私たちが日常生活で割と普通に使う言葉でも、昔から使われてきている言葉で実はよく意味を知らなくて使っている言葉があるものです。 たとえば、「かなり凄い人たち」ということを表現するのに「そうそうたるメンバー」という言葉を使いますが、よく考えると「『そうそう』って何?」と思ったりします。 そして何より漢字がわかりません。 キーボー... (続きを読む)
氣づいていますか?なぜspringは「春」なのか。
Spring has come.「春が来た」 春を英語で言うとspringになります。 何となく教えられて「ああ、そうなのね」と暗記している人が大半だと思います. そしてSpring has come.「春が来た」という例文を覚えて、「ああ、現在完了だからhas +過去分詞のcome なんだな」なんて言ったりした人もいるかも知れません。 ですが肝心のspringが... (続きを読む)
【紛らわしい送り仮名】どっちが正しい?「一つずつ」と「一つづつ」
「づつ」から「ずつ」へ 数を数えるときに「一つずつ(づつ)」とか「三つずつ(づつ)」というような表現を使う事がありますが、割と多くの人が「あれ?『ずつ』だったかな?それとも『づつ』?」というように仮名遣いをどう書くかについて迷った経験があると思います。 結論から言いますと、現代仮名遣いである「ずつ」を使うのが通例になっています。 「づつ」は歴史的仮名遣いです。学校の... (続きを読む)
