予想外の展開も 長い学校休校が終わって学校再開への動きが始まっていますが、 授業が始まっている学校の進み方は先生にもよるものの、それぞれかなり違うようです。 でも総じて進みは速く感じます。 これは無理もないところかも知れません。 学校としても何とかスムーズに、いつもと同じとまではいかなくても、少しでも追いつければと考えているのではないかと思います。 ... (続きを読む)
【学習のコツ】記憶のポストイットとは?「東はどっち?」
「東はどっち?」 社会では方角を聞かれる問題があります。 たとえば地形図で「学校は駅からどちらの方角か」というような聞き方がされます。 こんな単純な問題でも、4つの方位「東西南北」が分からないという生徒は結構います。 地図の基本は「上が北、下が南」(方位記号がない場合)くらいは知っている場合が多いのですが、 左右のどちらが東で、どちらが西かを混乱して... (続きを読む)
【実感を持つ学習】地理を楽しむコツとは?
地理に興味を持てない生徒 中学になると社会が苦手という生徒が少しずつ出始めます。 大抵の場合生徒は「すぐ忘れてしまう」とか 「上手く覚えられない」という理由を言いますが、 一番多いのは「なかなか興味を持てないから」という理由です。 特に地理はそういう傾向が大きい科目だと思います。 でも、地理は現実に役に立つことは多い科目です。 大人になった時... (続きを読む)
【歴史学習のコツ】背景とつなげて覚える明治維新の「四字熟語」
明治維新の学習 徳川幕府が倒れて明治になり、天皇中心の政治体制が始まったのが明治維新です。 私たちのイメージでは、江戸時代と言うとかなり昔で自分とは関係があまりないような気がしますが、 明治ともなるとそんなに昔でもなく、文化面では現在に直接つながるようなものも出てきているので、明治維新を境に一つの大きな区切りがあるように感じるかと思います。 さて、その明治維... (続きを読む)
【考える学習とは】暗記不要「自由権と社会権」
考える学習 学習については、暗記一辺倒の学習をやめて「考える学習」をすべきということがよく言われます。 でも「考える学習」と言っても漠然としていてどういうことかイメージしにくいという人も多いと思います。 今回は、基本的人権の学習を例に挙げて「考える学習」ということについてお伝えしたいと思います。 憲法の基本的人権 憲法第3章では基本的人権の例が... (続きを読む)
【学校再開へ向けての学習】主観的時間と学習効率
時間がないときの学習 時間がないときには、とかく雑な学習をしてしまいがちです。 問題を解いて間違いを確認する際に、しっかり理由も読まないで次へ進んでしまったり、 覚えていくものも、とにかくノルマ達成を意識してしまってただ通るだけの学習になってしまったりします。 これはテストで時間がなくなった時の状況とも似ています。 上滑りな状態になってしまって、時間がな... (続きを読む)
【学校再開へ向けての英語対策】必ず使えるようにしたい「文の仕組みの公式」
文の構成がわからない 英語が苦手な生徒は単語が覚えられないというよりも、多くの場合は英文法が苦手です。 英文法ができないから、当然英作文もできないということになります。 そしてその中でもとても多いのが、文の構成(文の仕組み)自体をよく分かっていない生徒です。 My sister likes the cat . というような基本的な文さえ、並び替えて正しい並びにするこ... (続きを読む)
【学校再開へ向けて】正答率を上げる「学習の精度」とは?
正確ではない解答 テストの採点などをしていると、明らかに間違っている解答や空欄などは別として、 「たぶん大体は分かっているのに間違えてしまっているんだな」と思われる解答に出会うことがよくあります。 たとえば理科の火山の学習で出てくる「斑状組織」を「班」という字で書いてしまっていたり 歴史で出てくる「埴輪」と「土偶」を取り違えてしまうような似たものの取り違えなど... (続きを読む)
【学校休校で遅れた単元】「式の計算」と「方程式」は何が違う?
「式の計算」の学習 中学数学でも高校数学でも、年度の始まりは大抵「式の計算」(高校では「整式」)から入っていくのが通例です。 これは教科書自体がそういう作りになっていて、まず計算主体の学習(代数)をやって その後に「関数」や「図形(幾何学)」や「資料整理(統計)」などに進んでいく形式の場合が多いです。 したがって「式の計算」については、中1から始まって高校でも... (続きを読む)
【計算のコツ】計算ミスをなくすメンタルとは?
計算ミスには個人差がある 数学でも算数でもあるいは理科や他の科目でも、計算はいろんな場面で登場します。 計算が正確であることは、最終の解答がマルになるかどうかを左右するため、学習においては常に軽視することができない事柄と言えます。 生徒に計算のことを聞くと、 だいたいの生徒は「計算はたぶん大丈夫」と答えます。 複雑な理論系の問題や文章問題に比べたら、... (続きを読む)