【学習のコツ】差をつける「スッと学習に入る」習慣とは?

意気込むときほど取り掛かりが遅い

 この時期は各学校でテストが行われるため、生徒たちはそのための対策をする時期を迎えています。しっかり計画をして結果を出していきたいところです。

 しかし実際に勉強をするときに、いざ机の前に座ったらいろいろ雑多なことを初めてしまい、肝心の対策学習をほとんどできないで終わってしまったなんてことはありませんか?

 実はこれはよく聞く話なんです。

 勉強をし始めて、あるいは計画を立てていて、「ああ、あれもあった」と思って別の事を始めてしまったり、机の回りを整えているうちに部屋の掃除を始めてしまったりする現象です。

 テストに関係のない本を読みだしてしまうというのもこれです。

たぶん学習をするという繊細な頭脳の動きに対応して、細かいことが気になり始めてしまってこんなことになってしまうのだと思いますが、まったくもって時間の無駄ですね。

 前に生徒の中で、テスト週間が始まると1日目は掃除になり、2日目には小説を読んでしまって、勉強になるのは3日目からなんている強者もいました。

困ったことに意気込んでやろうとするときほど、こういうことは起こるようです。

「スッと学習に入る」習慣

 テスト前でなくても、学習の初めになかなかとりかかれないという生徒は非常に多くいます。

 ある生徒は、まずテキストやノートを出しペンケースを置いたと思ったら、しばらくなぜか黙想して、それからおもむろにぱらぱらとページをめくっていたと思ったら、また閉じてなんてことをやっています。

 「いつになったら準備ができるのか」と注意して初めて準備を始めたりします。

 おそらく家庭でも同様なんだろうと思います。

 このような時間の無駄になる行動は、潜在意識の中にある勉強に対する心理的な抵抗から来ているのではないかと思いますが、スッと学習にすぐ入ってしまえないということで時間的に毎回大きな損をしていることは間違いありません。

 スッと学習に入るのと比べて、毎回2~3分、長い生徒では5分くらい学習時間が無駄になる上に、こういうことを繰り返していると、ここぞというときにも集中力を発揮することができなくなってくる傾向もあります。

「座ったら必ずすぐ1問解く」というルールを作る

 ではこのようなことをなくすには、どのようにすればよいのでしょうか。

 意外に簡単です。

 このような取り掛かりの遅さを改善するには、「ルール作り」をすればよいのです。

 そしてそのルールはたった1つ、「座ったら必ずすぐ1問解く」というルールです。

 決めたらどんなことがあってもそれをやります。およそ勉強の開始時には儀式のようにこれを行います。そのときにあれこれ考えたりすることは一切してはいけません。まず問題を見るのです。

 これを繰り返していると、いつの間にか勉強のスタートが良くなるばかりか、少しの隙間時間の勉強などもできるようになってきます。

 自分自身でも、これまで勉強というものについて何か構えてやろうとしていたことにも気づくため、時間の使い方の面でもよい効果が得られることが多いと思います。

 これは簡単なことである割に、かなり学習の効率を変えられる方法ですので是非お試しください。

 今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。


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