【習慣というもの】その絶大な威力

過去の習慣が創り上げた現在の自分

 あなたの今の姿や考え方は、すべてあなたの過去が創り上げたものだと言えます。

 肉体の例で言えば、 毎日筋トレを続けていれば筋肉質の体になりますし、食べ過ぎて運動不足が続けば、健康を害したりします。

 考え方で言えば、本が大好きで本をたくさん読んできた人は、それらの本から得た情報から自分の考え方を身につけているでしょうし、周りの人からの教えを重視して生きてきた人は、そういう社会的な考え方を身につけていることでしょう。

 過去からの積み重ねに、その人がはたしてどのような人なのかを決定づける要素があることは間違いありません。

 習慣の積み重ねが現在の自分を決めていると言ってもいいかもしれません。

 そうだとすれば、これからの習慣を変えることが、直ちに「あなたの未来を変える」ということになるのではないでしょうか。

「毎日寝坊をしていた人が、早起きして30分勉強をするようになった」

「半日寝ていた日曜日の午前中に新しいことをするようになった」

「思い切って新しい習い事を始めた」

どれも聞いているだけで、その人の明るい未来が見えるようではありませんか。

大きな変化は小さな差から生まれる

  自分が何か大きな成果をあげたときのことを思い出してみてください。

 最初から劇的なことがありましたか。

  おそらくそうではないと思います。

 最初は小さな試みをしていて、時には上手くいったりするけれども上手くいかない時もあり、一進一退を繰り返していって段々に変化が出たのではありませんか。

 やっている最中から大きな成果があることを確信できましたか。

  おそらくそうではないと思います。

 「こんなことをやっていても大したことにはならないかもしれない」という不安もありながら、「もう少しやってみよう。様子を見てみよう」と思い試みて、気づいたら変化がどんどん生じたのではありませんか。

 そうです。大きな変化はほんの小さな差の積み重ねで生まれるのです。

 特別な場合は別ですが、たった一日で何かが劇的に変わることはなかなかありません。

 しかし1カ月ー半年ー1年といった長いスパンでなら、劇的な変化が起こったという場面はとてもよく目にします。

仕事のプロジェクトでも数日で行うというようなものは、ほとんどありませんね。

これは、習慣と計画というものが、物事の成功のためには非常に重要だということを表していると思います。

 結果を出したいと思っているあなたへ

 勉強で何かの結果を出したいという方は、できるだけ早い時期に結果を出したいかもしれません。

しかし勉強というものは多くの場合、長期的な勝負です。

一夜漬け的な場合を除いては、最短でも2週間とか1カ月の計画ぐらいが基本になるでしょう。

 そうすると、その期間全体を通じて勝負に勝つという考え方こそが重要になってきます。

 周到に計画を立て、たとえば1カ月で結果を出すのであれば、そこから逆算して1週間ならどれくらい、3日ならどれくらいと区分けした短期テーマを作ります。

そしてそれを遂行する計画をさらに立てます。

そうして長期の計画に小さな短期計画を重ね合わせて、自分の願望をただのイメージではなくルーティンな作業の結果になるように仕組んでしまいます。

 やれば自動的にそれが完成するようにしてしまうのです。

 長期計画と良い習慣の凄いところは、大きな目標でも小さな断片的な努力を合わせることで容易に達成できる目標に変えてしまえることです。

あくまで期間の全体で何かを成し遂げればいいからです。

 100人の人の力を集めて1日でできる仕事を仮に100だとします。

単純に考えれば、あなたはたった1人でも100日あれば同じことができます。

習慣によって何かを成し遂げるというのはそういうことです。

 毎日少しずつ進むということは、慣れるまでは大変かもしれません。

 しかしペースをつかんできたら、後は自信が追い風になってくれます。

期間の半分くらい過ぎた頃には、「必ずできる」という確信を持っていることでしょう。

正しい計画と習慣には強い威力があります。

 少しの差のように見えて、良い習慣を創り上げることができた人とそれができない人の間には、実はとても大きな差があるのだと思います。

 だから、まず初めてみましょう。

まず計画をしてみましょう。まだ今は1月です。

今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。

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