【春を告げる梅の花】向山緑地梅林園の素敵な花たちと青空

 週末に、豊橋市向山緑地内にある梅林園へ行ってきました。

 梅林園は青雲学院の豊橋中央校から歩いて行ける距離にあるのですが、私は不覚にもこれまで梅が咲いているときに行ったことがありませんでした。

 この時期は「うめまつり」をやっていて、結構人が来ていました。

あちこちで写真を撮る人たちの姿がありました。

 ここ向山緑地の梅林園は、東三河地方では一番大きな梅林園だそうです。

 樹齢45年にもなるような梅が約400本も植えられていて、例年1月下旬から3月上旬まで「うめまつり」が開催されます。

 豊橋観光公式のインスタグラムページはこちらです。梅の時期には開花状況が掲載されるようです。(この記事現在の情報です)https://www.instagram.com/toyohashi_kanko/

 もっと早く来ればよかった。

 梅といえば、「令和」の出典元である万葉集には梅の花がたくさん出てきますね。

初春の「令」月にして 気淑く風「和」ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす

 これは、大伴旅人邸で開かれた梅花の宴で詠まれた和歌の序文(梅花の歌三十二首の序)だと言われています。

 穏やかな雰囲気の空間と静かに咲く花の色や香りのイメージが交錯する素晴らしい序文だと思います。

 梅の花がきれいに咲くこの時期は、まだまだ寒く青空も冬の空という感じですが、

それがまた梅の花と良いコントラストです。

深い青と梅の白や赤が絶妙のバランスで、

いかにも日本の初春(いやまだまだ実際は厳冬ですが)の風景と言って良いでしょう。

 花と言えばまず思い浮かぶのは桜ですが、

 上記の万葉集では、桜の句より梅の句の方がかなり多く、この時代には「花」と言えば「梅」でした。

花と言えば桜と言われるようになるのは平安時代の頃からのようです。

「花見」も最初は、桜を見るよりも「梅見」が主流だったようです。

まさに梅も「日本を代表する花」ですね。

来年もまた見に来たいと思います。

知らず知らず癒される空間と時間だったような気がします。

よろしければ皆さんも行ってみるといいですよ。

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