【発想の転換】考え方だけで世界は変わる

見ているもの  たとえば春の日に、静かな農村の畑のあぜ道を歩いているとします。 普通は「ああいい天気だな。気分がいいな」とか 「春はいいな」とか 思ったりします。 でも人によっては、 「こんなにいい天気なのに、自分は試験に落ちてしまった。最悪だ」 「天気がいいのに、明日から仕事がない。なんてつらいんだ」 とか思っているかも知れません。 ... (続きを読む)

【合理的自主学習】解説書なし学習の弊害とは?

解答書を読まないで学習をすることの意味  学習に時間がかかっている生徒の相談を受けることがあります。  人それぞれいろいろな状況がありますが、多いのは「どうしても解答書を見てやりたくない」という生徒です。 これで時間がかかっている場合をかなり見かけます。  課題として与えられていて、答え合わせは次回になっているような場合は解答書がないのでもちろん見ようがありません... (続きを読む)

【解答の仕方】生徒が空振りを繰り返すワケとは?

変化球が来るのに直球しか来ないと信じているバッター  野球の練習で直球だけでなく変化球の打ち方も練習している選手が、試合になるとなぜか「直球しか来ない」と信じてバットをただ振り回したらどうなるでしょうか。  相手にとってまさに思う壺ですね。 直球を上手く散らしておいて、要所で変化球でストライクを取れば面白いくらい三振が取れるでしょう。  それを見ている観客は ... (続きを読む)

【癒しの青】なぜ青空を見たくなるのか?

 青空を見て癒されるという人は多いと思いますが、なぜ私たちはこんなにも青空を見るとリラックスできるのでしょうか。  それは青の色に理由があるようです。  イギリスのグラスゴーという街のショッピングストリートで、それまではオレンジ色であった街灯を青色に変えたら、犯罪が激減したというデータがあったそうです。  このことを聞いて、日本でも多くの県で青色の防犯灯が使用されるよ... (続きを読む)

【学習生活】短期決戦?長期戦略?

短期的にできるようになることのメリット  小学生や中学生がとにかく優秀な成績を取りたくて一生懸命勉強して、どんどんできるようになっていくことがあります。  教えている私たちも、努力がダイレクトに結果につながっていく彼らの様子は、見ていて嬉しいものです。  短期的に優秀な結果が出ることで、生徒は自信を持つことができ、それがさらに次のステップへのモチベーションを育てていくこ... (続きを読む)

【できること/できないこと】自分を楽にさせる「課題の分離」

「課題の分離」  オーストリア出身の心理学者アルフレッド・アドラーは、フロイトやユングと並び欧米では有名な学者で、個人心理学(アドラー心理学)の創始者です。  最近は「嫌われる勇気」 岸見 一郎氏・古賀 史健氏著 によってその考え方が紹介がされ、大変話題になっています。  注目すべきものとして「課題の分離」という考え方があります。  「課題の分離」を簡... (続きを読む)

【充実の学習時間】1番短縮できる「取り掛かりの時間」

勉強時間=机の前に座っている時間 ではない  この時期学校がお休みになっていることもあり、自宅で学習をどう進めさせたら良いのか悩まれる保護者の方も多いかと思います。  人間心理というのは不思議なものです。  子どもでも大人でも、得てして時間がたっぷりある時の方が時間を持て余してしまって、効率よく何かを成し遂げられないことがあります。  時間をうまく使えないときに、... (続きを読む)

【受験というもの】合格・不合格は出発点

高校入試制度は場所により相当違う  公立の高校入試の合格発表が行われて、進路が決まっていく時期を迎えています。  中学受験などをしていない生徒にとっては、高校受験が初めての大きな岐路になります。  試験である以上合否は当然あるのですが、弱冠中学3年生の子どもが、不合格の結果を平然と受け入れられるはずもありません。  さらに公立高校の受験制度は住む県によってもだいぶ... (続きを読む)

【未来は創るもの】今の普通は「80年前の夢」

歴史上頻繁に繰り返されてきた環境の激変  最近AIの台頭で仕事がなくなったり、少子化で国民の負担がますます増えて大変な時代がくるというような話題があちこちで取り上げられています。  「これからどうなってしまうのだろう」 誰もが多かれ少なかれ不安を持っています。  しかし視点を変えて見ればどうでしょうか。  AIにしても少子化にしても、これまでになかった新し... (続きを読む)

【小学算数】多くの生徒が知らない「考える算数」の楽しさ

算数を嫌いにさせる要因  小学生が算数を勉強していて、苦手意識を持ったり、嫌いになってしまうポイントというものがあります。  それは「割合」や「通分」のように、それまでより複雑な内容を学習する場合が多いのですが、  時に、計算中心のドリル的な学習というものが、 算数というものを機械的なものだと生徒に思い込ませてしまうことも苦手意識を作ることへの一因があるかもしれま... (続きを読む)