【発想の転換】考え方だけで世界は変わる

見ているもの

 たとえば春の日に、静かな農村の畑のあぜ道を歩いているとします。

普通は「ああいい天気だな。気分がいいな」とか

「春はいいな」とか

思ったりします。

でも人によっては、

「こんなにいい天気なのに、自分は試験に落ちてしまった。最悪だ」

「天気がいいのに、明日から仕事がない。なんてつらいんだ」

とか思っているかも知れません。

あるいは、

「そろそろ私の嫌いなヘビやハチが出てくるかもしれない。田舎って最低」

「こんなところを一人で歩いていると悪い人が来るかもしれない」

と思う人も中にはいるかも知れません。

 見ている世界は客観的には同じはずなのに、

考えていることは全く違いますね。

考え方で世界を変える

このことから

「あなたの考え方で世界が変わる」

というようなことがよく言われます。

果たして本当でしょうか。

私たちは何かいいことが続いたときには

考え方は大きく二通りに分かれるような気がします。

「やった。もっといいことがあるぞ」

というのと

「これは偶然。きっと次はひどいことがあるかも知れない」

という考え方です。

客観的には次にいいことがある確率は二分の一のはずですが、

実はそうではない気がします。

「いいことがまたあるに違いない」と考える人は、成功を元に次もいい結果が出るという未来を前提に行動を組み立てます。

成功の確率は少しだけ高くなります。

「次は悪いことがあるかも知れない」と考える人は、成功は一時のこととして用心をしようとします。

成功を例外ととらえるので、そのノウハウを信じ切れません。

用心深さが再度の成功を生む場合ももちろんありますが、いわゆる「波に乗る」という感じにはなかなかならないかもしれません。

 私も自信を持って言えるわけではないですが、客観的な確率にほんのわずかに違いがあるかも知れません。

 そのわずかの違いが実は大きな違いを生み

心の中の話にとどまらず、実際にも世界を変えていくではないかと私は思います。 

明るい未来を確信していた豊臣秀吉

 歴史上大成功をした偉人を見てみると、陽気で楽天的だった人が結構いることに気づきます。

 織田信長の天下統一の構想を受け継ぎ戦乱の世を終わらせた人物である豊臣秀吉は、

若い頃は大変な苦労をしたとされますが

どんな敵も大きな包容力で包み込み味方に引き込む魅力を持った武将だったと言われます。

そして、とびきり陽気な人物であったとされています。

 日本がまだ天下統一もされていないころ、まだ織田信長の家臣で「猿」と呼ばれて走り回っていた頃に、

すでに「日本統一の次は明を攻めましょう」などと主君信長に話をしていたりしたようです。

 信長に秀吉と同じくらい重用され高く評価されていたのに、信長の下では自分に未来がないと思い込んでいた明智光秀と対照的です。

 明るくて壮大な話が大好きだった坂本龍馬

 幕末の混乱期に、薩長同盟や大政奉還という偉業を成し遂げるための道筋ををほとんど独力で構築した人物である坂本龍馬についてはご存じの方も多いと思いますが、

 彼も大変明るい人物だったようです。

そして何より壮大な話が好きで、

維新が成功した後は「世界の海援隊」をやりたいと言って

西郷隆盛を驚かせていたりもします。

海援隊というのは坂本龍馬が発足させた軍事組織兼商社というような団体ですが、

西郷隆盛は当然維新の一番の功労者である龍馬が

明治政府の中心に入って権力を握ると思い込んでいたため

その志の潔さに感動したという話です。

 龍馬にとって日本の政治で権力を握るということなどは

彼に言わせれば

「こんまいこと(小さいこと)」に過ぎなかったのでしょう。

 幕末にはとにかくそれまでの上士階級による支配と被支配という関係が崩れつつあったこともあり、いろいろな所で暗殺や暴動が相次ぎました。

しかし龍馬は戦争行動は行っていますが、暗殺や暴動には一切関わりを持っていません。

 見ている世界が幕末の他の志士とは全く違っていたのだと思います。

未来を変えるのは間違いなく「今のあなたの考え方」

 よく未来というと、どこからともなく新しいことが巻き起こり、誰かが夢の世界に運んでくれる

あるいは、

どんどん悪いことが起こり破滅に向かって進んでいき止めることができない

なんてことを空想しがちですが、

 実は未来は私たちの心の中にあります。

それは私たちの「考え方」です。

自分が未来を「素晴らしいものにしていくのだ」と強く思い、そのための考えをしっかり持てば、

そういう未来がやってくる確率は必ず上がります。

もちろん実行も必要ですが、まずは考えることが重要だと思います。

「1人では何もできない」

そう言われるかもしれません。

でも幕末の危機から我が国を救った坂本龍馬は、

自分の藩を脱藩した浪士であり

当時で言えば「お尋ね者」でした。

自分のグループである「亀山社中」や「海援隊」を創るまでは

友人である武市半平太らにも半ば仲間外れとされ、

たった一人で行動をしていました。

勝海舟と出会うまでは何の後ろ立てもありませんでした。

 薩長同盟や大政奉還にしても

成功するその直前まで

多くの人たちに反対され

命を狙われ

罵倒され

でもたった1人でそれをやり遂げたのです。

 私たちにだって未来を変えられるはずです。

今は幕末でもなく自由に何でも自分の意見を言える素晴らしい21世紀なのですから。

今後も皆さんの役に立つ考え方などをアップしていきます。


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