

愛知県豊橋市伊古部町のささゆりの里に行ってきました。
ここささゆりの里は、初夏にササユリが大変きれいに咲く場所として有名です。地域の方がささゆり保存会を組織して20年以上保存活動をやってみえます。
ご興味のある方はこちらの豊橋市高豊地区市民館のサイトに情報が出ています。http://www.tees.ne.jp/~taka-toyo/sasayuri.html
ただ今は真冬ですので、もちろんササユリは咲いていません。
(寒椿は咲いていました―上の写真)
今回の私の目的は、高台から冬の太平洋を見ることです。
まず、園の入口左手の大変急な坂を登っていきます。


登り切ると尾根のようになっています。
すでにかなりの高さのある場所です。
この場所は、太平洋に面した渥美半島表浜海岸の大変切り立った崖の上の平地の上に、更にもう一段高い小山のようになっています。

海岸からこの場所までは相当な高さがあり、さらに急な崖が左右にあります。
だから、この尾根から周囲を見渡すと、わずかの時間にまるで「天空の道」に登ってきたような気分になります。

なぜか、こんな置物もあったりして癒されます。
さらに進みます。
やがて海が林の中に見えてきます。
この時期は、海の青さにハッとしますね。
暗い林の中から真っ青な海が突然見えてくるのは衝撃的です。

さらに進むと、突き当りの少し広い場所に出ます。

ここには安政地震の震災の被害を忘れず後世に伝えるための「鎮めの石碑」があります。
説明の掲示板によると「推定29メートルの高台まで(津波の)海水が上がった」と書いてあり大変驚きます。


その奥は「断崖」で立ち入れないようになっています。

そしてここから見る太平洋が、まさに絶景です。
特に冬に来ると空気が澄んでいて、海の濃い青色が晴れた空とマッチしていて大変きれいです。



かなりの高さから海と海岸を見下ろす場所になるため、太平洋の遠くまで見渡すことができます。
地球の丸さを感じることができそうな眺めでもあります。
その眺望の素晴らしさには言葉を失います。


初夏のササユリも大変きれいですが、海の眺望も本当に素晴らしい私のとっておきの場所です。
近くにお越しの際はぜひ行って見てください。冬がお勧めです。
ただし、高い場所ですので足元には十分にご注意ください。
今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。
