【アウトプット】「勘違いしていませんか?出来なかった理由」準備50・当日50という場合だってあります。

アウトプットを軽視し続けるテスト対策

 テストの得点が返って来たときに

「何でこんな点数なの?」と

本人も保護者もショックを受けるという事がありますが

 学校の先生も、塾の教師や家庭教師も

「どうして?」と首をかしげる事があります。

 それは、テスト前の演習だったり、ちょっとした内部テストで確認した時にはかなり順調で、

「今回はこれはいけるぞ」と思っていたのに

ふたを開けてみると

普段できている問題も含め、かなりの間違いがあり、

さらに、だいたいそういう場合に共通するのは、時間不足で

最後の付近は白紙といった状況がみられるからです。

 正に予想外の結果です。

 慣れていない指導者や保護者の方、そして本人はここですぐに

「頑張りが足りなかった」

「次は1.5倍やろう」

というような計画を立ててしまったりしますが

 これが間違いの始まりです。

そういう対策を行うことは、逆効果になる事が多く

次のテストでは

1.5倍くらいの時間と量をこなしたのに

得点や順位は何と、またさらに下降してしまうということが現実にあります。

 そして頭を抱えてしまうわけですが

そもそもこのやり方は、全く対策になっていない事に気がつかなくてはいけません。

当日実力が出ないのは、当日のやり方を直さないと改善しない

 テスト前に順調な感じで準備ができているのに、当日得点に反映されないのは

当日のアウトプットに問題があることは明白です。

だから

当日のアウトプットのやり方を変えてこの部分の対策をしなくては、状況が改善することがありません。

 インプットがある程度順調であったのに、テストで出来ないから

さらにインプットで一生懸命準備をして

そして再びテストでもっと出来ないということになれば

普通の生徒であれば、心が折れてしまいます。

「もうどんな事をしても無理」

そう感じてしまう事でしょう。

こういう状況に追い込まれてからでは、立ち直るのにかなり時間がかかってしまいます。

生徒によっては準備50・当日50という場合もある

 生徒を指導していて、アウトプットについて意識を十分にできている生徒は

極めて少ないと感じます。

あがり対策

ケアレスミス対策

読み間違い対策

時間不足への対策

緊張で冒頭にミスが続出することへの対策

学習したことがすべて混乱して頭が白紙になることへの対策

転記ミスの対策

力み過ぎて、普段と全く違った事をすることへの対策

コンディションを万全にするための対策

アウトプット対策でやらなくてはならない事は、非常にたくさんあります。

 しかしながら本人はもちろん

保護者の方や周りの教師たちも、アウトプットの問題に関してはなぜか

「頑張れ。やったんだから出来る」の一言でまとめてしまって

どうしたらよいかを具体的に示す事がありません。

「頑張れ」と言うだけでは、時間不足になる対策はできませんし

「頑張れ」とばかり言えば、力んでいる生徒はもっと力んで実力なんて発揮できるはずはありません。

 100m走を全力でただ走ってくるというのとは違うんです。

頭脳を冷静に働かせて

引っかけや難易度のばらつきを作ってミスを誘ってくる問題を

正確に解いて行かなくてはなりません。

 だから、周到な計画が必ず必要になります。

そしてインプットと異なりアウトプットは、本人の心理的な面が大きくかかわってくるので

改善には普通時間がかかります。

 生徒のタイプにより千差万別ですが

準備90・当日10くらいでテストを乗り切れるのは、小学生だけです。

(*数字は、「必要な対策100」に対するそれぞれの割合)

精神的にタフなお子さんでも、準備70・当日30くらいでしょうか。

「少し気が弱いかな」と思われるお子さんの場合には

準備50・当日50くらいのイメージになることが多い様な気がします。

 そうなると、あらゆるインプットを完全に仕上げても

テスト前日までで

半分しか準備ができていないことになります。

 そうなると、当日の注意点や対策が極めて重要で

アウトプット対策をしないと

本人の実力で取れるべき点数の3割~5割引きの点数しか取れません。

アウトプット対策の厄介さ

 しかし、アウトプットに問題があるという話をして対策をしようとすると

保護者の方は、割と早期に気づいて協力をして下さる事が多いのですが

 肝心の本人が

その対策の有効性に疑いを持つ事が多いのが現状です。

「問題をバリバリといておけば、次は大丈夫」と

安易に思いこんでいるからです。

 もちろん状況によっては結果として上手くいく場合もあります。

全くアウトプット対策をしない場合よりはましになるでしょう。

 しかし意識を変えないと、

その後、またアウトプットの問題の壁は、彼の前に立ち続けることでしょう。

「テストでは、準備すること(インプット)だけでなく

当日実際に答案に正答をきちんと書ける事(アウトプット)の

両方がそろって初めて成績アップになる」

 この事を一度しっかり意識することが非常に大切です。

今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。

 

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