【情報リテラシー】「状況証拠こそ決め手」毒りんごを見抜く力

状況証拠とは?  刑事訴訟において、訴因を構成する犯罪事実に対して直接これを証拠づける物的証拠などとは異なり、周辺事情から「おそらくやったのであろう」と推論をさせるような証拠を「状況(情況)証拠」と言います。  よくテレビドラマで「それはあくまで状況証拠ですよね。物的証拠はあるんですか?」 と言われているあれです。  民事訴訟では、これを間接事実を証拠づけると言... (続きを読む)

【得点力アップに必須のメンタル】知っていますか?「問題の難易度は「聞き方」一つで無限に変えられること」

試験問題の難易度の違いを知る  世の中にはさまざまな試験があります。 学校のテストはもちろん、入学試験、検定試験、国家試験、免許の試験等々 人が人生で受ける試験はたくさんありますね。 そして試験の出題の難易度もさまざまです。  試験の難易度が低い場合 たとえば、かつての小学校のテストがそうだったと言えますが 「分数のかけ算」と言うタイトルがあり... (続きを読む)

【理科の考える学習】「(堆積)重いものは下に沈む・近くに沈む(だけ)」暗記なんて必要ありません。

粒の大きさ  中学理科で堆積について学びます。 水の流れでれき、砂、泥が積もっていく作用の学習です。  この学習をする初めにまず生徒が勘違いするのは、粒の大きさの順番です。 れき(礫)というは直径2mm以上の岩石の破片を言い、簡単に言うと小石・石ころなどのことで、これは分かりやすいのですが、 砂と泥はどちらの粒が大きいのかと聞かれると、 多くの生徒が「... (続きを読む)

【「陰謀論」って何?】情報戦に負けた「石田三成」の故事に学べ。

情報操作の古典的手法  情報が、政治的な支配において極めて重要な意義を持っているということは 何も最近に始まったことではありません。 元々戦争などにおいて、情報を上手く操ると言うことは太古の昔からとても重要な戦略でした。  前にも何回か書きましたが 流言飛語によって敵のマイナス情報を流して寝返りを誘ったり 過大な恐怖を自陣に与えて、敵愾心を強めたりするようなこ... (続きを読む)

【結果が出ないのは必ず理由がある】いくつ当てはまりますか?「頑張ったのに点数が下がる理由」

時間をかけてやっていても成績が悪くなる場合  中学生でも高校生でも、成績が思うように伸びないことがあります。  たとえば  前回数学で70点台を取ったので、奮起して数学に力を入れてテストを受けたつもりが、今回取れた点数は65点だった。 というようなことは、実はよくあるのです。  意外に思う人が多いのですが、学習というものはやりさえすれば結果が出る単純なものと考えてい... (続きを読む)

【教師向け指導のコツ】いくつ持っていますか?わかることへの「ものさし」

見ているものが違う 何かについて会話をしているときに、お互いに話していることへのイメージが食い違うことがあります。 「目印は大きな入口」とか「いつも来ている人」というような 受け取り方の違うあいまいな言葉によって生ずることもありますが、 それだけでなく、人が持つ主観が千差万別であることにもよると思います。  「わかり合う」ということは簡単そうに見える場合も意... (続きを読む)

【ミスの防止法】重要なのは「アバウトな知識」を減らすこと

同じ間違いを繰り返す生徒 中学校の数学の方程式で、移項という学習内容があります。 X+3=6 という方程式があった場合 X=6-3 という形で、項(この場合は+3)を他の辺に符号を変えて移動することを言います。  重要な基本的事項ですが、学習してからしばらく経つと 必ず次のような解答をしてしまう生徒が現れます。 3X=6 という問題で X=6-... (続きを読む)

【計算のコツ】クォーターの数の秘密知っていますか?

クォーター(quarter):  意味 4分の1のこと それ、筆算でやるの?  単純な計算のコツはいろいろあります。 最近では 人によっては大学生くらいでも、計算は全て筆算でやるという人がいます。 普通にスマホの電卓があって使える時代にはなったので 自分で計算をする機会が減ってきていることもあってかもしれませんが、 それでも暗算をする場面は、実際... (続きを読む)

【教師向け指導のコツ】相手にとって「何が必要なのか」を真剣に考えるということ。

  枝葉末節は後で 講師の指導を見ていて、「せっかくいいところなのに」と残念に思うことがあります。  それは、生徒が理解をしてきて「わかった」という瞬間を正に迎えそうな時に、水を差すことを言ってしまう指導を見たときです。  たとえば数学で、連立方程式の加減法をやっていると生徒はいろんな書き方をします。 自分なりのやり方で+とーを途中で書き変えたりして、 指導... (続きを読む)

【教えられないタイトル】意外に知らない漢字の基本「六書」のこと

六書(りくしょ) 漢字の成り立ちや由来を国語で勉強します。 「山は実際の山の形からその漢字ができたんだよ」というあれです。 これは「六書(りくしょ)」と言われる漢字の成り立ちについての学習です。 象形・指事・形声・会意・転注・仮借の6種類の漢字の成り立ちを学びます。  象形文字(しょうけいもじ)は、実際にある物の形からできた文字  指事文字(しじもじ)は、物の... (続きを読む)