【情報リテラシー】「状況証拠こそ決め手」毒りんごを見抜く力

状況証拠とは?

 刑事訴訟において、訴因を構成する犯罪事実に対して直接これを証拠づける物的証拠などとは異なり、周辺事情から「おそらくやったのであろう」と推論をさせるような証拠を「状況(情況)証拠」と言います。

 よくテレビドラマで「それはあくまで状況証拠ですよね。物的証拠はあるんですか?」

と言われているあれです。

 民事訴訟では、これを間接事実を証拠づけると言う意味で「間接証拠」という言い方をすることが多く、

民事訴訟でも、訴訟物の存否を直接証明する主要事実の証拠(直接証拠)と区別されています。

 いずれにしても、それ自体では直接証明をすることができるわけではないが、それを推測させる証明力が認められていることもある証拠であるわけです。

 と、ここまでは訴訟上の話。

 実際の社会生活では、状況証拠と言うものはかなり役に立つ代物です。

もちろん、「推論ができる」というだけで人を疑ったり犯人扱いしたりする、どこかのメディアのようなことをしてはいけませんが・・・

情報を集めていく際に

「何が真実で何が嘘か」ということを見抜くために

状況証拠は、極めて有効なもののように思われます。

何かがおかしい

 メディアや政府の行動については

それこそ昭和のころであれば、誰もが信頼をしていたと思います。

しかし最近の動きを見ていると、

普通の感覚でも、「おやっ」と思われることは日常茶飯にあります。

 世界的規模の疾病が流行していると言いつつ

その基となるウィルスの分離(コッホの4原則)がされていないことを、公的機関が正式に認定しているのに、メディアも各国の政府が何らコメントをしないで黙認していたり

 ノーベル賞学者が「検査に用いることはできない」と言い遺した調査器具を使って、ウィルスの感染ではなく曝露状態を公的に調査し続け、

既に提唱した博士自体がそれは誤った概念かもしれないと言っている「無症状感染」について、危険を誇張していたり・・・

*正しくは「発症以前のウィルスの曝露状態」で従来の用法での「感染」とは言えません。「感染」は一般的には「発症」の事を指すのが従来からの一貫した用法だと思われます。

このように違和感のある話は、数え上げればきりがありません。

科学者たちは、政府やメディアとはもはや皆関係を断ってしまったのでしょうか。

 最近では、緊急事態宣言を開始する法律上の要件を明らかに満たさないまま、宣言をしたり

科学的根拠もなく、禁酒や夜間外出制限を示唆するなど

独裁政権下に置かれているのに近い状況が

わが国でも起こってきているというのは、皆さんも周知の事ではないかと思います。

 政府や一部の人たち、メディアが利権のために勝手に騒いでいるだけなら

放っておけばいい事ですが

残念ながら、私たち国民生活は、これらの一連の騒動で大打撃を与えられてしまっています。

大切にしたい「おかしい」という感覚

 今や多くの人が「何かがおかしい」と言うことは感じ始めていますが

WEB上で情報を自分で集めることができない多くの人が

メディアや政府の出す偏った情報を無条件に信じることで

だんだんと危険な状況になり始めていると言ってよいでしょう。

 たとえば

「のどに餅がつまって芸能人のAさんが死亡した」

「Aさんのような悲劇を出さないために、餅を徹底的に禁止しよう」

「もち米農家についても、自粛して作付を制限する」

「うどん店での餅の使用は許可制にして、食事中は必ず監視官を置く」

「正月前の餅販売についても自粛をして、販売業者には1日6万円の給付金を出す」

なんて事を始めたらどうでしょうか。

大変な違和感がありますよね。

 この違和感の原因はどこにあるかと言うと

スタート時の判断に誤りがあるからです。

餅をのどにつまらせて死亡すると言う不幸な事故は確かにありますが

日常生活を送っていれば、そういう事故と言うものは不可避なものです。

全てを完全に防止しようと思えば

日常生活の大部分に制限をかけなくてはなりません。

 しかしそれを国家やメディアが指示をして行うと言うのは、正に独裁政治になってしまいます。

各自で気をつければ良いだけのことです。

 しかしこんな単純な事も

多数派を名乗るメディアによる、危険をあおるエモ―ショナルな報道の前では

人々は簡単に気づくことができなくなってしまうのです。

 普通の感覚での「おかしい」という判断こそが

現在の私たちには極めて重要な感覚なのだと思います。

 上記の餅の話を、荒唐無稽と思われる方もいるかと思いますが

昨年度あれほど問題となった疾病で亡くなった方は

餅をのどに詰まらせて亡くなる方の数より少ないらしいですよ。

 違和感を感じませんか?

*関連死を含めてカウントしてようやく同じ程度らしいです。

毒りんごを食べないためには

 色々な偽りの情報は、今や

利権を守るためであったり、特定の人の利益のために

広く流布されており、とどまる事を知りません。

 私たちが、善良に毎日をつつましく暮らしていこうとしても

悪意ある者の手によって、いろんな形で

私たちの財産や生活が脅かされる危険にさらされるようになってしまっています。

 今の状況を、私のようなごく普通の庶民の目から見ていても

更に生命や身体の安全さえも、場合によっては危険にさらされるようなことが起こる可能性もある気がしています。

色々な違和感が感じられるからです。

 「危険でないものを危険であると煽って、何かをさせて本当の危険をもたらす」

 これまで繰り返し書いてきましたが、これが

歴史上古くから行われてれてきた戦時における扇動や粛清のための手口です。

 「何かおかしい」という違和感を軽く見ないようにしましょう。

もしも違和感があった時には、それがどのような場合でも

①自分が死亡する危険の存否

②別の事象と比べての危険度

これをなるべく一次データで確認すると良いと思います。

今ではありがたいことにSNS上やブラウザで検索をかければ

一次データとなる公的機関のデータや学者の論文・動画なども簡単に見ることができます。

TVコメンテーターや政府お抱えの学者の思いつきのコメントよりよほど信頼が出来ます。

 そして、危険が全くないのに煽っている場合には、

色々と断片的な情報や動画・画像などがメディアに登場しますが

肝心の①②はほとんど登場しない事にすぐ気付くと思います。

 逆に最近では、正反対の現象も起こっています。

詳言は避けますが、感染症対策の副反応に関して

厚労省のWEBサイトに死亡者数が発表されているのに

毎日のように安全性をメディア・政府が不自然なまでに主張し続けています。

しかし、その死亡者数については、メディアではあまり報道がされず問題視もされていません。

この場合も①②はほぼ登場しないのです。

 こうして「何かおかしい」という違和感に気づくことができます。

ネットで情報を得ている人は

メディアとネットを流れる情報にかなりの違いがあるため

違和感には気づき易いと思います。

 そこから先は

もちろん各自の判断になるでしょう。

 しかしこういう「状況証拠」で、「何かおかしい」ということには

簡単に気づくことができるのは確かです。

本当に危険な目に遭わないためにも、こういう違和感を軽視しないようにすると良いと思います。

今回は、

「毒りんご」を食べる破目にならないためには

まず他人の言葉の端々に「おやっ」というものがないか注意しようというお話でした。

「魔女」がひそかにその他人に、魔法をかけているかも知れないのですから・・・。

今後も皆さんのお役にたつ情報をアップしていきます。

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