長い休校期間に 現在新型ウィルスによる学校休校が長引いていて、4月になっても学校の授業は行われないという事態になっています。 多くの学校では膨大な宿題を出して生徒が学習できるようにしているようですが、高校などは別としてだいたい復習内容のものになっています。 しっかりこれをやれば十分な復習をするチャンスではあります。 しかしその宿題をこなすのに苦戦している生徒... (続きを読む)
【新しい教科書】大きな差を生む少しの違い
新しい教科書 生徒たちは新学期が始まると新しい教科書を手にします。 真新しい教科書はいいものです。受け取った瞬間、新しい一年のことを考えて胸が弾みます。 新型ウィルスで休校になっている今年も教科書は配布され、それを手にできることは同じです。 そして 塾のワークも同じです。 年度が始まると生徒たちは新しいワークを手にして、うれしそうに問題を解き始めます... (続きを読む)
【変化を恐れない心】成績向上に不可欠な修正力とは?
同じ間違いを繰り返す理由 問題を解いていると、誰もが 「この前間違えたことを、また間違えてしまった」 ということがあると思います。 よく勘違いをしている人がいるのですが、 こういうことがない人はほぼいないと思います。 でも問題はその先です。 意識して再度の間違いを回避することができるか、それとも同じことを繰り返してしまうかです。 実は... (続きを読む)
【中学理科】知識じゃなく考えればわかるコト
中学理科で堆積について学びます。 水の流れでれき、砂、泥が積もっていく作用の学習です。 この学習をする初めにまず生徒が勘違いするのは、粒の大きさの順番です。 れき(礫)というは直径2mm以上の岩石の破片を言い、簡単に言うと小石・石ころなどのことで、これは分かりやすいのですが、 砂と泥はどちらの粒が大きいのかと聞かれると、 多くの生徒が泥と答えてしまいます... (続きを読む)
【文章題の解法】楽々正解を出せる比較計算法
文章題を前にして何から始めたらいいかわからないとき 算数にしても数学にしても、文章題を見てどう考えたらいいのか、最初の一歩がわからないという生徒は多いと思います。 これは理科の計算問題でも同じで、問題文の状況が数量だけ書かれていてもイメージできないことがその原因にあります。 こんな時は、まずどんな状況であるかを図にできるというのが本当は一番いいのですが、なかなか簡... (続きを読む)
【合理的自主学習】解説書なし学習の弊害とは?
解答書を読まないで学習をすることの意味 学習に時間がかかっている生徒の相談を受けることがあります。 人それぞれいろいろな状況がありますが、多いのは「どうしても解答書を見てやりたくない」という生徒です。 これで時間がかかっている場合をかなり見かけます。 課題として与えられていて、答え合わせは次回になっているような場合は解答書がないのでもちろん見ようがありません... (続きを読む)
【解答の仕方】生徒が空振りを繰り返すワケとは?
変化球が来るのに直球しか来ないと信じているバッター 野球の練習で直球だけでなく変化球の打ち方も練習している選手が、試合になるとなぜか「直球しか来ない」と信じてバットをただ振り回したらどうなるでしょうか。 相手にとってまさに思う壺ですね。 直球を上手く散らしておいて、要所で変化球でストライクを取れば面白いくらい三振が取れるでしょう。 それを見ている観客は ... (続きを読む)
【学習生活】短期決戦?長期戦略?
短期的にできるようになることのメリット 小学生や中学生がとにかく優秀な成績を取りたくて一生懸命勉強して、どんどんできるようになっていくことがあります。 教えている私たちも、努力がダイレクトに結果につながっていく彼らの様子は、見ていて嬉しいものです。 短期的に優秀な結果が出ることで、生徒は自信を持つことができ、それがさらに次のステップへのモチベーションを育てていくこ... (続きを読む)
【受験というもの】合格・不合格は出発点
高校入試制度は場所により相当違う 公立の高校入試の合格発表が行われて、進路が決まっていく時期を迎えています。 中学受験などをしていない生徒にとっては、高校受験が初めての大きな岐路になります。 試験である以上合否は当然あるのですが、弱冠中学3年生の子どもが、不合格の結果を平然と受け入れられるはずもありません。 さらに公立高校の受験制度は住む県によってもだいぶ... (続きを読む)
【小学算数】多くの生徒が知らない「考える算数」の楽しさ
算数を嫌いにさせる要因 小学生が算数を勉強していて、苦手意識を持ったり、嫌いになってしまうポイントというものがあります。 それは「割合」や「通分」のように、それまでより複雑な内容を学習する場合が多いのですが、 時に、計算中心のドリル的な学習というものが、 算数というものを機械的なものだと生徒に思い込ませてしまうことも苦手意識を作ることへの一因があるかもしれま... (続きを読む)